Thursday, 16 June 2016

回転印に魅せられて

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ごぶさたしております。
2016年も、春、夏へとふたつの季節を経て、もうすぐきらめく夏になろうとしています。
お元気ですか?わたしは元気です。
仕事の合間にノートや万年筆にまみれたり、切ったり貼ったり旅したり、手紙を書いたり、お友達と読書について語ったり。

相変わらずこれまでと変わらない生活を元気に送っていました。

そんな中で、なかなかまとまった時間が取れなくて、blogは止まったままでしたが、ぽめらんの中には、昨秋からの下書きの文章はいっぱいたまっていたんですよ。ああ、なんてもったいない・・・

でも今が大切だから、今の気持ちで、新しい心で書きます。今日は、最近のノートタイムで特に愛用している品についてです。

はんこ大好き人間なのは、もうすっかりばれている通りです。お手紙用の住所印も、いくつも揃えています。 (別に揃えた気はないのですが、印箱にぎっしり・・・さすがにもう打ち止め。) 

はんこ屋さんを見つけると、用もないのにふらふら吸い寄せられてしまいます。そして、そんな時は必ず渋いはんこにぶちあたり、やっぱり増やしてしまうのですが。
はんこの中でも、特別好きなのは、業務用なはんこ達。社会人となって××年。仕事でも本当に多種多様なはんこにお世話になっています。アナログからデジタルへと世界はうつり、仕事の種類は変わっても、はんこというものは仕事の中でまったく消滅する気配がない。

まあ考えても見れば、志賀島の金印の頃から形を変えることもなく続いているギアなのですから、そんなちょっとやちょっとの変化ですたれるはずもありませんね!

それにしても。
業務用のはんこって、なぜあんなに字体やたたずまいが魅力的なんでしょうか。はんこ会社のカタログやホームページを見ていたらいつまでも飽きることがありません。(だから、そういう業界で働いていたら、仕事にならないと思う。)

今回、そんな魅惑の業務用はんこから、憧れをあたため続けた「定期券用日付印」をついに手に入れましたー!ちまちま貯めたよどばしポイントで・・・。
(しかし、この商品を扱っていることに驚きです。よどばしさんったら、品ぞろえが豊富すぎて好きだよ!)

定期券も、今やデジタル時代。有効期限はICカードに銀色にプリントされたりとか(あれは不思議な仕組みだ)になってしまい、今やほとんど、はんこが朱色でどーんと押された紙製の定期券を手にすることもなくなっちゃいましたが、あの、記憶の中の独特な日付の字体。あれは、あれがあるからこそ定期券なんだ!という、なんともいわれぬ美しいノスタルジーを感じられるものでした。

はんこの字体にもひきつけられるものがありますが、もうひとつ、あの文字の大きさが素敵。普段書いているノートには、はんこで日付を押すことが好きで、日付の回転印もいろいろ持っています。しかし、今回加わった定期券用は、手持ちのどんなメンバーにもない、圧倒的な大きさ。ノートのページに捺したときの存在感ったらすごいです。
大きく堂々としたちょっと風変わりな字体の日付を見ていると、「今日」という日がとてもいきいきして見えてきます。たとえ、なんということはなかったごく普通の日であっても、毎日には意味があり、大切な1年を構成する1日なのだと思うと、とてもありがたいものに思えてきます。

なんて大げさなことを考えつつも、どーんと大きいはんこを捺すのが単純にたのしくて、ノートにもついつい捺していろいろ書きたくなります。

しかし、この定期券用、図体はとても巨大です。本体は文鎮になりそうな位大きくてずっしり、外箱なんて、ポッキーの箱を2つ重ねたぐらいあって、届いたときちょっと笑っちゃいました。そんなインパクトもまた、ハートを撃ち抜く、にくいやつです。

今回、一緒にいっしょに縦日付の漢字日付印も手に入れました。これまた魅惑のお品です。これは、お手紙好きなお友達の間でも、愛用されている方がたくさんいらっしゃって、素敵だな~と思っていたものでした。ついに手にできてうれしいー!ので、これまたあっちこっちに捺しています。

はんこって、合わせるスタンプインクによっても表情が変わるので、それもまた奥深くて、2倍おいしい道具だと思うのです。

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Sunday, 18 October 2015

9年目のおっちゃん手帳

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2008年からお世話になっている、おっちゃん手帳ことNOLTY能率手帳ゴールド小型さん。

2016年の新しい手帳も、先日、お江戸に行った際に、新しくなった伊東屋さんで、名入れをしてもらって無事に準備してきました。

NOLTYさんの公式サイトでも、名入れ手帳を注文することができるのですが、筆記体の字体が気に入っていることもあって、毎年、名入れのできる文具屋さんでお願いしています。

どの文具屋さんでお願いしても、筆記体ができるお店なら、同じ字体になるのですが、お店ごとによって、仕上がり少しずつが違うので、面白いのです。

今年2015年のは神戸のナガサワ文具センターさんでお願いしました。

このときは、型押しに入れた金の塗料がたっぷりで、けっこう迫力のある名入れになって仕上がって来ました。

一方の、伊東屋さんは、昔から何度も名入れをお願いしていますが、わりと毎回、細めの押しながらもくっきり入るタイプ。これはこれで雰囲気があって好き。
まあ結局は、その時その時の仕上がりが良いと思える、気楽なタイプです。

さて、おっちゃん手帳のお迎えといえば、忘れちゃならない恒例行事がもうひとつ。
おっちゃん乙女化計画の、見返しに布地を貼る作業です。
毎年、手持ちのリバティプリントの布地を広げては、どれにしようかな~と悩むところからがお約束の、たのしい作業です。

でも2016年は、どの柄にするかは、ほとんど心は決まっていたんだ・・・!
ほぼ日手帳のカズンカバーがカペル柄だった時点で、おっちゃん手帳もカペルで行くしかなかろう、と。

何色か持っているカペル柄ですが、今回、おっちゃんに貼りつけるのは、ワイン色というか、えび茶色と呼ぶべきか、そんな色合いのプリントを選びました。

この作業、最初の数年かは、O型の大雑把さが災いして、大胆にも目分量で布地をカットして、なんだか、気合でサイズ合わせして貼りつけるような、そんな出来具合だったのですが、ここ数年は精度も上がり、コツもつかんできました。

おっちゃん手帳に付属しているミニノートがあるのですが、このサイズに合わせて布地をカットすれば、貼りつけ土台となる見返しのサイズにばっちり合うのです。

そして、真っ直ぐ切るにはクロバーの布切りカッター。
はさみだとわたしの場合、どうにもいがんでしまうので、面倒でも布切りカッターを出してきて、落ち着いて切るのが肝心。
あとの仕上がりが全く変わってきます。

布地を貼りつけるのは、毎度おなじみの「消えいろPIT」。
もちろん、他のスティックのりでも問題なくできます。
アラビックヤマトでやってみた年もありましたが、布地がしなしなになりすぎてやりづらかったので、公式貼りつけ具としては、断然、スティックのりの方を推奨したいところです。

貼る時に気を付けているのは、やっぱり、布地の角&辺を、貼り付け先の見返しとの角&辺に、きれいに合わせること。
たとえO型でもここは頑張りたいところ。
でもこれが、唯一かつ最大の難関なんですよねぇ~。

それには、まず先に、布地ではなくて手帳の方にのりを塗り、そして、場所を合わせて布地を貼るのがやりやすい方法だと、これも何年か試してわかったことです。
先に布地にのりを貼ってしまうと、なんとなく、扱いにくさ倍増。

布地を貼る時は、端っこからではなく、真ん中の部分を位置合わせして大まかに貼り付けて、それから端っこに向けて貼り付けを進めていくと、端っこから貼り始めるよりも、最後まで「角が合うかしら・・・」とびくびくしないでいいので、気分的に楽かも。
スマホのフィルムなんかを貼るのが得意な人には、なんでもない作業かと思います。(そんな人にたのみたいぐらい!)

この緊迫感もコミで、貼りつけ作業の醍醐味といえましょう。
とはいえ、どうせ自分が使うものなので、ちょっとぐらいずれていようが、角が思ったようにぴったんこにならなかろうが、そんなこたぁ、ほんとはどうでもいいのです。

こうやって手をかけて、自分だけのものにしていくステップそのものがたのしいのですから。

カペル柄で少しおめかししたおっちゃんは、また少し違う表情になりました。

まだ、出番は2か月先なので、再び箱に入ってもらって、待機していてもらうことにします。
それまでに余裕があったら、お揃いの布地で、手帳バッグかペンケースでも、つくろうかなぁ。

 

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Thursday, 24 September 2015

秋はワインの季節

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久々に長期間、仕事でお江戸に滞在しました。

昔であれば、仕事上がりにとたんに目を輝かせ、文具店ナイトツアーにみさかいなくダイブしていたものですが。

最近はもう、昼間の仕事で使い果たしてへろへろ。

昔のような無限の気力&体力が残らなくなったのが、寄る年波の哀しさよ。。。

といいながらも、来年の手帳チームの最低限のお買いものだけはしっかりこなしてきました。
おっちゃん手帳2016も無事に確保してきましたよ~!

本日、ご紹介いたしますこの方は。。。
ARTS & SCIENCEの店舗限定、Hobonichi Plannerのカバーです。

リバティのカペルカバーをほぼ日手帳のサイトでチェックしている時に、どうにも視界に入りこんできて、気になっていたこのカバー。
色は、ワイン×ダークブラウン×ネイビー。

もう、この3色の組み合わせを見た時、白旗を手に、しなだれましたよ。
好みの3色、すべてまとめてやってきた~~!!って。

店舗限定だし、お店に行かなきゃ買えないし、ま~すぐに売り切れるでしょうし、あきらめつくわねー。
と、ひっしでやり過ごそうと思っていたのですが(そういえば、関西でも京都にお店できたこと忘れてた。。。)、「今月、丸の内行くやん・・・わたし・・・・」と気がついてしまって、丸の内店にお電話して、取り置きをお願いしてしまったのでした。むふふふふ。

お店に受け取りに行って、他にも店内にはなんだか素敵なお洋服だの生活用品だの、手招きして来たから困ったよ・・・
ちょっとお店は暗いけど(・・;)
ガラスケースの中に入っている石鹸さえ可愛く見える。

そうそう、すんごくかわいいコートがあったのだ~。クラシカルな。。。
試着したら完敗だと思ったので、そこはぐっとこらえて、今回はこのカバーだけ連れて帰ってきました。

しかし。しつこいようですが。
ワイン×ダークブラウン×ネイビー。
革小物はこのブログにもたびたび登場していますが、ブックカバーやペンケース、持っている中でおそらく、いちばん多いのがボルドー系なはずです。
色の選択肢があれば必ずボルドーかワイン系を選んでいるぐらい愛している色なのです。

さらに、脇を固めるのがこれまた大好きなブラウンとネイビーなんて。
いまこうやって書いていても、クラクラきちゃいます。

革の感触は、お店で実物見るまでわかりませんでしたが、表に使われたワインとダークブラウンは凹凸の少ないつるさらっとした革、内側のネイビーだけは、しぼのある、ぽこぽこ革です。この異素材な感じがまたにくいじゃありませんか!一目で好きになりました。

カバーの下面、ワインとダークブラウンのあわさったところはちょうどポケットになっていて、そこには3本の鍵のマークの刻印がくっきりと。
とても小さい刻印なのですがそれもまた、全体の雰囲気をおしゃれにしています。鍵のマークってほんとかわいいなあ。。

表紙はマグネット留めになっていて、三つ折りで中の手帳をくるむ形式です。
これだと、中身の手帳が分厚く育ってくる秋~冬にも、問題なく使えそう。
そんな包容力のあるところもまた魅力のひとつかも。

かぶせる蓋にあたる部分がワイン色、そことかさなる部分はダークブラウン、そして内側の部分はすべてネイビーという、絶妙なカラーリングです。
特に、ダークブラウンの部分があるから、ワイン色がひときわひきたつ感じでおいしそうです。
この2色の重なり、こういうケーキあるなぁ・・・とつい食欲の秋へ流れてしまいそうになります。

それにしても、組み合わせに用いる革色は、ほぼ日ストアで販売しているタイプと重ならぬよう、絶妙に色変えをしてあるところがまたにくい・・・!

さて、ひとしきり愛でた後は、早速使いはじめたいのが親心(?)。

現在使用中の「新潮文庫マイブック」を着せ替えて使おうかな、とちらっと思ったけれど、9か月間仲良くやって来たペアをここで解消させるのかー!と悲鳴が聴こえてきそうだったので、それはやめ。
ならばこのカバーは、やっぱり正しくPlanner用にしよう。

探せばなんでも出てくる便利なわが家。
手持ちのHobonichi Planner(過年度在庫分)を出してきて、そちらを入れて、使い始めることにしました。

季節はちょうど秋。
ぶどう狩りのニュースに心浮き立ちつつ、ワイン替わりの濃いぶどうジュースとともに、この秋の旅行の計画を練りながら、カバーをなでなでして、いつまでも脱線していたい気分です。

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Sunday, 13 September 2015

久しぶりのほぼ日カズン

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9月1日。
それはいつのまにか手帳族のお祭り日みたいにやり過ごせない日になってしまいました。

ほぼ日手帳がオンラインとLOFTで一斉に発売される日です。

わたしのほぼ日デビューは2006年。
当時は、中身もA6サイズの1種類しかなかったし、カバーのバリエーションもナイロン数色と革カバーが何色か。

はじめて買ったカバーは牛革マリンブルーって色でした。いまもこのカバーは大好きで、まだまだ使えるので、よくいろんなノートに着せて使っていたりして、ぜんぜん隠居させてもらえない10年目の長老さんです。

柄物などが増えだしたのはその次の年ぐらいで、友人と、「どうするどうする~」って毎晩メールで相談していたことを思い出します。

中身に関しては、2006年myデビューからはずっとA6サイズの「オリジナル」を使ってきました。

そのあとカズンというA5サイズのが出て、それにもとびついて、そして、英語版の「Hobonichi Planner」が登場して、あっ、WEEKSも加わった。
今やカバーのバリエーションもすごく豊富で、その数驚くばかり。

2013年のPlannerを最後に、ここ2年間はWEEKSのみで、1日1頁形式のほぼ日手帳はちょっとお休みしていました。

これまで集めたカバーを文庫サイズのノートにかけかえて活用したり、過去に使い切れなかったページを万年筆での書きものに使ったりと、お別れしてからも細々とおつき合いは続けてきました。

といいながらサイトはいつもチェックしています。
もちろんカバーの情報だって。
2016年のラインナップが発表された時、早速、「参りました~」と白旗あげてしまいました。

大好きなリバティプリントのカペル柄が、カバーになっているではありませぬか。
これを我慢せいっちゅーのは無理無理無理!
でもいちおうLOFTで現物見てからにするわ~~

と表向き毅然とした態度で、9月1日、LOFTに乗り込みました。
なぜかLOFTの近くで仕事だったという、今年の9月1日。
もう、最初から敗北が決まっていたかのような運命です。

発売日、平日のお昼休みにもかかわらず、ほぼ日手帳売り場はそれなりの人でにぎわっていました。
ミナペルホネンや、MOTHER2のカバーは、最初から「それだけ買いに来た!」というゆるぎない意志をにじませた方々の手の中にあれよあれよというまにおさまり、どんどん売れていきました。
すごい。かっこいい!みなさん決断早いわぁ~

って感心してる場合じゃないの。
わたしも早々にカペルをチェックして帰るのよ~!

きちんと並べられたカペルのカバー。思ってたより渋い色合いだったけどそれがまた良し。
カズンの大きな面積いっぱいに広がる単色の花柄。
いやだ~~地味かわいいじゃないっっ!
と心の中ではしゃぎ、レジに差し出して足取り軽く帰路につきました。

リバティプリントといえば、タナローン生地が有名で、それは、つるつるというかするするというか、さらさらした生地なのですが、今回は、麻みたいに、荒目の織り目がよくわかる生地にプリントされた面白いものでした。

その手触りがいかにも布地らしく、「布だわ~」って感じでおもしろいので、ビニールのカバーオンカバーなしで行こう!と思って、カバーは買わずに帰ってきました。家に帰っていそいそと開封して遊んでいたら、早速、珈琲をこぼしそうになってひんやりしたので、家にあった昔のカズンのカバーを流用して着せました。

そのうち新品カバーオンカバー買おう。。。

紺といっても、濃い紫といっても通じそうな深い地色に白抜きの花が明快に広がるカペル柄。花柄だけど派手でないので、仕事で使っても良さそうだなあ~。
でもせっかくの、面積ひろびろカズンサイズのトモエリバーだから、家でゆっくりと万年筆で書き込むような使い方をしたいなあ。

幸いにして、まだまだ来年まで時間があるので、どういう使いかたにするか、もっともっと悩んでみようと思います。
たぶん日々の雑記帳になりそうですが、一日一頁埋めることにこだわりすぎず、自由に付き合っていきたいな、と思っています。

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Wednesday, 26 August 2015

夏の終わりに

20150826
今年の夏は、暑さがことのほか厳しかったですね~。
ご無事でしょうか?? (←って言ってる自分がいちばん無事でなかったりする)

夏といえば、そう、手帳の季節。。。

ってちがうのー!
新年までまだ4か月もあるってばー!
いつからこんなことに?!

以前は、気の早いメーカーさんがお店にフライング的に並べて、「早いな~」「まだいいよね~」と思いながらゆったりクルージングしていられたものですが。

近年は、本当に夏場に買わないといけないもののように思えて来るからこわいです。。。

といいながら、8月後半の恒例行事的になった、ほぼ日手帳のラインナップ発表は、たのしみにしてたりします。

ほぼ日手帳の本体は、WEEKS以外はここ数年購入していないのですが、カバーのラインナップを見るのは大好き。毎年、面白いのが出るので、同じサイズのノートカバーやブックカバーとして活用できるし~という言い訳のもとに、ついついチェックしてしまいます。

2016年のラインナップでいえば、リバティのカズンカバーに、おおお~っと声をあげ、画面に吸い寄せられました。
リバティの中でも大大大好きな、「カペル」柄がカズンカバーになってるではありませんか~!!

カペルのワイン色系の生地で、昔、スカートつくりました。他にも色違いで、いつか(←いつだ。)服にしようと思っているストックの中にネイビー、ベージュがあるのです。はぎれをMDノートの透明カバーにはさんでお着替えして遊んでいる柄で、とても愛着のある柄です。
めずらしく単色づかいなところが、他のリバティ生地とまた違う魅力があるのですよね~~!

スカートやワンピースのような、大物のほうが縫いやすいのですが、(なんとなくごまかせるから・・・)ノートカバーのような手の込んだ小物は、とても自分で美しくつくる自信がありません。
だから、たぶん、カバーだけは買ってしまうと思います。


さて、かんじんの手帳本体といえば、ここ数年はメンバーも落ち着いていて、自分の中でのドリームチーム状態になっています。

今年、使っているのは以下のみなさんがた。

・能率手帳ゴールド小型 (またの名をおっちゃん手帳) 
 2008年からのおつきあい。毎日の記録を、インク工房で作っていただいたオリジナルのみどりインクで書き込むのが日課です。右側ページは、服のコーディネートの覚え書きだったり、買い物記録だったり、旅の手配メモやお手紙の授受簿にしたり。はたまた、何かを貼っていたり。使い方に特ににうるさい決まりはありません。
 表紙には名入れをしてもらっています。トラベラーズノートのパスポートサイズカバーに万年筆とともにはさんで携帯しています。
革の表情が一冊ごとに異なるので、店頭で好みの革の様子を見て運命のおっちゃんをオーディションするのが毎年のたのしみです。
 ☆能率協会さんのサイト「みんなの手帳部」に掲載していただきました。

・新潮文庫マイブック
 こちらは1日1頁仕様なので、主に日記帳です。でもお休みの日などは、朝から早速好きなことを書き込んで、1日が始まる前に使い切ったりすることもあります。姿も文庫本スタイルですが、中身の紙も文庫本的用紙なので、万年筆インクは相性が難しいです。豪快に裏に抜けます。わたしが持っているインクの中では、モンブランの昔のブルーブラックだけがセーフというすごい偏食・・・ 本体は400円とかわいいくせに、意外に高級志向な子です。そんな手のかかるところも含めて好き。

・ちくま文庫手帳
 こちらも書店の文庫本の棚で売られている手帳。数ある手帳の中でも、ちくま文庫手帳の月間ブロックのレイアウトのすっきりさといったら、だんとつ首位だとわたしは思っています。
これまで主に読書日記に使っていました。月間ブロックに読了した本のタイトルを書くのがたのしみだったのに、今年は読む本読む本になぜか手こずって、読書スピードを全くもって加速できない年になってしまっています。くぅぅ。
せっかくの月間ブロックがほとんど白紙状態のまま。もったいない!

月間ブロックも週間ページももっと活用したいので、最近は読書以外のことも解禁して書いています。薄くてぱっと見たところ頼りない紙に思えますが、これがなかなか。意外と実力派です。万年筆インクの好き嫌いがほとんどないので、マイブックで使えない分、こちらはいろんなインクで自由に書いています。

・ロルバーンダイアリー
 月間の予定表は、クオバディスのビソプランを使っていたのですが、やっぱり、土日が週末にくっついているレイアウトになじみがあったのと、翌年3月までの予定が必要だったこともあり、4月始まりのこちらを買い足しました。
後ろの豊富なメモページと、透明ポケットが超便利。でも、透明ポケットになんでも入れすぎてしまい、重くなるのが悩みです。
リングにスリッチーズのペンが収納できる便利さもにくい。

・10年日記
 博文館新社の、2009年始まりのもの。10年1ページなので、1年分の割り当てはほんの少しなので、毎日の大きな出来事を簡単に記すぐらいで充分。始めた時は10年なんて遠い先のように感じていましたが、もう7年目になっているなんて。自分に何も成長がない気がするような、そんな振り返りができるのも10年日記のたのしさ&おそろしさでしょうか。
続いている理由は、どんな種類の万年筆インクも映える、紙の素晴らしさと書籍的装丁のうるわしさによるところも大きいです。

・MUCU 革表紙リングダイアリー
 こちらは唯一、家の中のことを記録している、奥さま手帳です。料理の覚書や、家の中のリフォーム(賃貸なので動かすだけ)のことをメモしたり、雑誌や新聞の生活記事をちょこっとスクラップしたりしています。方眼なので、インテリアの妄想計画にももってこいなのです。
 冬になると、MUCUさんに送って、革の表紙はそのまま使い、中身の紙を来年用に入れ替えてもらうことができます。使い切った用紙も保存用にリング装丁して戻してもらえます。これが年末のたのしみでもあります。

これらのレギュラーメンバーと雑記ノート達を、万年筆とともにみつばちトートの小サイズに入れてまとめています。
書く時はトートを持ってきて、テーブルにどばっと店開き。
家人が帰ってくればあたふたと店じまい。

このトートと手紙用具を持って温泉旅館に籠り、ただひたすら書いていたい・・・
という野望がかなうのはいつだろう。
今年の冬あたり、雪見の宿で実現させたいものです。

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Sunday, 14 June 2015

くもりガラスの夏景色・2015

20150614

梅雨入り宣言したとたん、なんだか晴れの日が多い、そんな関西地方です。

紫陽花にも通りのあちこちで会える、目にもたのしい季節となりました。

雨の日は嫌いではないのですが、どうしても、心はその次の夏を迎えに行ってしまいます。

万年筆のインクも、そろそろ夏への準備を始めています。

夏といえば、やはり海色。
海と山が近いので、一年を通して、自然から季節の移り変わりを感じることは多いです。

でも一年中、海を間近に感じていたいと思うことも。
そんな時はやっぱり、海色インクで心の中の季節を演出して、あそんでしまいます。

昨年お迎えした、くもりガラスの万年筆、プラチナのNICE(ニース)を愛しすぎて、もう一色だけインクを使い分けたいと、思いは募ってはや一年。
一年思い続けたならいいでしょう!と、ついに心の中の認可書が発行されました♪ (・・・わりと、審査はゆるい)

それで、大きな声では言えませんが(といいつつも書くけど)、3本目となるNICEは、2本目の細字さん。こちらに合わせるインクは、万年筆をお迎えする以前に、早くから決まっていたのです。

それは、ナガサワ文具センターさんの「KobeINK物語」の、塩屋ブルー。
神戸の各地にちなんだインクシリーズのなかでも、その地名にはとても思い入れのあるインクです。

塩屋は、JRだと海岸のきわきわを線路が走る、電車に乗っていれば「窓あけたーい!」と叫びたくなる、海沿い沿線のエリアです。山の方へ目を向ければ、急な斜面に住宅がたくさん。いつかあの中のどこかに住みたい、と子供のころからあたためている片想いは、ずいぶん長く続いているけれど、まだ成就していません。

そんな片想いも、インクだけならかないました。好きなだけ、塩屋インクで書くことができる。こんな贅沢が許されるなんて、大人になってよかった。

真っ青なんだけど、陽射しのまぶしさと雲の白さが混ざって、少し淡くなった海色が、わたしの塩屋の海のイメージです。
海岸そのものよりも、急な坂道の上から見渡している海の風景のほうが、なんとなく塩屋という場所っぽく、わたしの中では思えます。
この「塩屋ブルー」も、ちょうどそんな、淡い海色のインクです。

白いノートのページを海岸の白い砂に見立てて、文字を綴れば、気分はもう夏休み。
夏休みの宿題の絵日記を、このインクと万年筆で書いたらさぞかし素敵な一冊に仕上がることでしょうね!
(そんな小学生はいないか・・・)

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Sunday, 10 May 2015

続・駅にスタンプがある限り

20150510_2旅の楽しみのひとつ、それは駅スタンプをぺったんこすること。

観光地や高速のサービスエリアにも最近スタンプを設置しているところが増えてきたので、うっかり手ぶらではいられません。
スタンプ帳はもはや、出かける時は忘れずに♪ な必須アイテムになっています。

いつでも、スタンプはないかと目を光らせているので、それなりに収穫がありまして。前回、スタンプ帳のことを書いた時から、ことあるごとにぺったんし続けて、今ではスタンプ帳も12代目となりました!

いや~自然と増えてるものですね。
あらためて自分でもびっくりですよ!

前回も書いてますが、駅スタンプ用には専用の「わたしの旅・スタンプノート」を使っていました。
しかし手持ちのものをすべて使い切ってしまったので、最近は手軽に入手できる月光荘のスケッチブック(アツ)をスタンプ帳にしています。
300円しないというお値段設定も大量使いにはありがたいのと、表紙が6色から選べるので、いろいろ気分を変えて遊べます。

駅のスタンプは手押しか、大型の駅にある機械かで、だいたいサイズは決まっていますが、観光地のスタンプはけっこう印面が大きいものもあります。
このスケッチブックの紙面は、どんなサイズのスタンプでもはみ出さず押せる余裕のスペース。この便利さ、頼りになるのです。

スタンプ台のインクがすごーく薄くて、体重のせて両手でぐいぐいっと押さなければならない強敵のスタンプにもよく遭遇します。
そういう時でも、このリング式のスケッチブックだと、ぱたーんと開いて置いておけるので、とっても押しやすいのです。

そしてページは40枚つづり。後々、インクがにじんでくる事態にそなえて両面押しはしないので、それでも一冊でしっかり40種類は採集可能というボリューム感もうれしいところ。
コスパめっちゃいいやーん、ていうことで、しばらくは不動の存在になりそうです。

今回、立山黒部アルペンルートをめぐる旅に出ました。ちょうど前の一冊を使い切ったところだったので、新しいスケッチブックをおろして連れて行きました。前回は赤い表紙、今回は山にちなんで緑にしてみたよ♪

アルペンルートはスタンプがとにかく豊作で、ひゃっほう!と押しまくっていたら、一度の旅で既に半分以上を使い切りました。
この充実度、さすが有名観光地!

ケーブルに始まり、高原バス、トロリーバス、そしてロープウェイと、実に6つもの交通機関を乗り継ぐアルペンルート。それぞれの駅や見どころに、趣向を凝らしたスタンプが設置されているので、押せ押せムードったらたいへんなものでした。

今回はJRの「立山黒部アルペンきっぷ」を使って行きました。北陸新幹線にも乗車できる設定のきっぷだったので、行きは金沢から富山まで、帰りは糸魚川から金沢まで乗車しました!
北陸新幹線デビューとともにトワイライトエクスプレスを見送ったダイヤ改正の、失恋の痛手をまだしつこくひきずっていたけれど、新しい電車はやっぱりわくわくします。車内外のカラーリングも素敵だった!

帰り道は、信濃大町から大糸線経由で糸魚川へ。
駅舎が美しく大変身していてびっくり。糸魚川駅のスタンプはJRじゃなくなって「えちごトキめき鉄道」の糸魚川駅に変わってました!
昔から、白馬に向かうため「きたぐに」に乗って、大糸線へ乗り換えるのに何度も利用していた糸魚川駅。まさか会社が変わってしまうということがあるなんてね~、とノスタルジーにひたりながら、ま新しいスタンプをぺったんこ。

そんなこんなを思い返しながら、帰宅後、スタンプでみっちり埋まったページをめくって旅の思い出にひたるのが、なんともいえない悦びのひとときなのです。

また次の旅にいつでも出られるよう、スケッチブックを買い足して、準備万端に整えておきたいと思います。

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Saturday, 21 March 2015

理想の油性ペン探偵団

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何かを探して探して、それでもなかなか見つからない時があります。
そういう時は、疲れるのと同時に、妙にわくわくします。

探している過程が楽しいのと、見つかったときのよろこびがひとしおだというのと。

最近は、細書き用の油性ペンをずっと探していて、なかなか「これ」というものに出会えなかったのですが、ようやく運命の出会いがありました。

細書きの油性ペンは、お便りグッズにどうしても必要だったんです。

旅先の郵便局からお便りすることがありますが、差し出しを迅速にすませるため、移動の電車の中や宿などで時間があるときは、宛先ラベルを書いたりすることがあります。

この方法だと、ご当地のはがきをまだ入手できていない旅の往路でも、宛名書きだけでも用意が済んでいれば、はがきを投函するまでの時間が有効に使えたりします。

そんなわけで、ラベルシールを家からよく持参するのですが、このラベルシールの素材が意外とくせものです。
ラベルの素材によっては、表面がつやつやしていて、愛用のハイテックCやスタイルフィットなどのジェルペンのインクを跳ね返して、うけつけてくれないものがあります。

また、ご当地で買う絵はがき。これも、素材がつやつやなことが多くてなかなか手ごわい。書いた文字が確実に乾くまで投函できなかったりして、ひとり旅ならいいのですが、道連れがいるときは「まだかいな」と相手をいらっとさせてしまいます・・・

そこで、どんな素材にも間違いなく書ける、無敵の油性ペンをここのところ探していたんです。
それならば、ツインペンの「マッキー」の細い方でいいじゃないか、と思われそうですが、あれだとわたしには字幅が太すぎる。
おまけに自分の筆圧が強すぎて、すぐに細字じゃなくなってしまうのです。

もっと、針のような細字を油性ペンにて書きたいのだ!!

以前、パイロットのドローイングペンという、字幅0.05mmから揃う頼れるシリーズがありましたが、最近、なぜかなかなかお目にかかれません。
家にも何本かあったはずだけど、会いたいときに会えないのがわが家の収納迷宮。

ネットでもなかなか在庫がなくて、画材コーナーにでも探しに行ってみるかぁ~、と、仕事帰りにロフトに寄り道。

ロフトでもやっぱり、ドローイングペンは細いのが見事に品切れで、(探してる人多いんかしら?)しょんぼりしかけたところ、何やら違うシリーズを発見!
マンガコーナーにありました。コピックのマルチライナーというシリーズで、なんと驚きの0.03mmからスタンバイ!!

油性じゃないみたいですが、売り場の説明を見ると、”乾けばコピックマーカーにもにじまない”とあるので、つやつや素材のラベルにもこれならいけるんちゃうかいな♪と。
早速試し書き。

0.03mmはさすがに超・極細過ぎて、まるて毛髪で書いているようなイメージ。
筆圧強いわたしなどが使えば、すぐに筆ペンの穂先のようになってしまいそう。
もう一段階太めの、0.05mmがあったので、これならいけそう・・・と買ってみることにしました。
0.02mmの単位でバリエーションがあるところがすごいよなぁ。。。と妙に感動しながらうきうきとレジに向かう途中、念のため、もう一度、一般ペンのコーナーも通ってみました。

そうすると、時節柄、新入学準備用途なのか、名前書き用のペンがあふれんばかりに豊富に並んでおりました。
その中に、”ボールペンタイプ、油性、極細”という文字を発見。

サクラの「マイネームボールペン・極細」、それからパイロットの「布書きペンタフウォッシュ・極細」というのがそれでした。
ボールペンタイプなら筆圧強くても問題なしだろう!と、こちらもあわせてお買い上げしてみることに。

布書きペンは、青空バックに体操服のデザインが妙に可愛くて気に入りました~。
タフウォッシュの称号もなんだか強靭な感じで頼れそう。

帰宅後さっそく、つやのあるラベルシールに宛名想定で書いてみました。
サクラとパイロットは、ほとんど同じくらいの字幅。書いた瞬間から文字が乾いているのがわかります。もちろん、こすってもびくともしません。

一方の、コピックマルチライナーは、さすがの0.05mm!
まさしく針のような文字が書けます。宛先が複雑な漢字でもつぶれず書けそう。

こちらは油性ではなくて水性顔料インクなので、書いてからほんの少しだけ、乾くための時間が必要です。
が、しかし、ひとたび乾いてしまえば、上からこすっても大丈夫。

そして何より頼もしいのは、水性ながら耐水性であること。
旅するお手紙は、いつも天候不順の危険にさらされています。お手紙が雨に濡れ、宛先がわからなくなると大変なことになりますからね~。

これで出先での宛名書きも、つやつや素材の絵はがきも怖くないぞ!

ささいなお買い物でしたが、あれも違う、これでもない、と理想のお品に出会うまでの時間も、それはそれでたのしい一時でした。

これだけ熱を入れて探して出会った宛名ペンだから、旅に出るとき、忘れないように持って行かなくちゃ!


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Saturday, 28 February 2015

キャップレスデシモに恋して

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昼間は仕事をしているので、ゆっくりと万年筆とたわむれている時間が持てないのが寂しくもあり、もやもやするところでもあります。

つかの間のお昼休みに、おっちゃん手帳こと能率手帳ゴールド氏に、ちょこちょこと書き込みをしていると、無情にも時間は過ぎていく。
昼休みほど時間の流れの速さをうらめしく感じることはありません。

せめて万年筆好きさんでも周囲にいるならば、インクの話やノートへの愛情について、いろいろ盛り上がれるのに、職場まわりじゃそんな人にもなかなか出会えず、寂しいものです。
内なる思いを心に秘めて、日中は仕事に没頭しています。

(以前は、同じ血のにおいがする文房具好きさんがふたりいたんだけど、ひとりは異動、そしてもうひとりは退職しちゃったの。しゅん・・・)

でもちょっとぐらいは、万年筆を楽しむ時間が仕事中にもほしい。
そこで、職場手帳への書き込みに活用しているキャップレスデシモが、オフィスライフのちょっとしたオアシスになっています。
革のペンストラットプ、ミニマムセットに詰め込んだキャップレスデシモを取り出して、ノックを押せばペン先がこんにちは。細くてきりっとしたペン先から繰り出されるウォーターマンのブルーブラックインクで、ちまっと予定を手帳に書き込むときのしあわせよ。
クオバディスのクリーム紙の上に躍る、細い筆跡ながら濃淡がはっきりわかる文字に「やっぱり素敵・・・」と心の中でつぶやき、ささやかに万年筆欲を満たしています。

ウォーターマンのブルーブラックは、家からインクボトルを持ってきて、職場の抽斗に据え置いてしまいました。
この色を使うことにしたのは、ただ単に、ボトルインクが家に2本あったから。早く使わなけれは!とおしりに火がついたからで、必然性にかられて・・・とも言えます。
金ペン堂でのお買い物の時、「既に持ってます」と言い出せずに、おすすめされて買っちゃったから2本あるのだね~。

職場で万年筆を気軽に使いにくいと感じる時の障壁といえば、キャップのつけはずしがめんどくさそう、そして、キャップを外したままだとインクが乾燥してしまいそう、そんなところにあるのでしょうか。
確かにそこは、仕事用文具としてはボールペンに分がありそうなポイントかな、とも思います。

そんな風に便利さを求めてしまう時、いつも思い起こすのは、わたしがお世話になっている病院の先生の愛用筆記具の事です。先生がカルテの書き込みに使う筆記具は、モンブランの万年筆なんです。
たっぷりのブルーのインクでカルテに書き込んで、キャップを外したままの万年筆を無造作に置き、患者(←わたし)に説明。この間、わたしは「キャップをしなくていいのだろうか・・・」と気が気でない。しかし、そんな心配をよそに、先生はまた手に万年筆を取り、カルテにさささっと書き始める。使い込まれて、インクで青く染まったペン先からは、かすれなどどこ吹く風、よどみなく再びブルーのインクで文字が綴られるのです。
さすがモンブラン。そして・・・かっこいいなあ、白衣とモンブラン!
と内心思いめぐらせながらきゅんとしている変な患者です。
これを見られるかと思うと、病院通いもたのしみだったりします。

お医者さんのモンブランもかっこいいけれど、しかししかし、事務職さんのデシモも負けてはいません。とっさの筆記態勢を求められる、ピリピリと緊張感が漂う職場(・・・ってほどでもないのだけど)での困りごともらくらくクリアするノック式であるデシモ。
いかにおりこうさんで、仕事にもってこいであるかというところを、わたしは声を大にして言いたい~!
お手軽価格も魅力だよ~~

親ばかついでに、キャップレスデシモの青いきらきら軸、手帳の上でぼーっと寝てる姿もほんとにかわいいんです。微細ラメがお店のショーケースの照明に映えて、とても美しかったので「1000万ドルの夜景万年筆」と勝手に命名した、うるわしい一本です。
お迎えした時の暑苦しい文章(こちら)をあらためて読んでみると・・・なぜかポエム度がそこはかとなく高く、エキサイトして語っており、我ながら”どうした?”と、当時の自分に問いかけたい・・・。
でも、今あらためて見てもやっぱり美しい万年筆で、あの時出会って本当によかったなぁ、と、顔がゆるんでしまいます。

職場で万年筆を使う仲間がもっと増えるといいなあ。
キャップレスデシモはボールペンみたいに便利に使えるんだよ、って。
きれいなインクを選ぶのもたのしいよ、って。
草の根運動、がんばってみようかな。

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Sunday, 01 February 2015

ボルドー革のペンシース

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万年筆は、ロールペンケース何本にわけて収納していて、その中でも、よく持ち出すペンは、ペンシースに入れています。

ペンシースというのは、1本のみ、または2本や3本といった少ない本数入る、万年筆のおふとんみたいな入れものです。

朝、出かける時には、ペンの入ったペンシースをいくつかつかんで、それをフラットポーチにがさっと入れて持ち出します。

ペンシースは、かばんのポケットなど少しの隙間にもおさまるし、ふたがないから中に入っているペンがどのペンなのかの見分けも一目でつくので、便利だなあっと思って、昔からちょこまか買い足していました。

ペンケースよりも気軽なお値段であることが多いので、そも親しみやすさのポイントでした。

結構、もう何個も集まっているだろうなぁ、とは思っていましたが、あらためて整理してみると、予想以上にたくさん揃っていたので、我ながら驚きました。。。
せっかくなので集合写真も撮ってみたよ!

今日はその中でも比較的(って何よ)新入りさんにあたる、ナガサワ文具センターさんオリジナルの3本入りおふとん、じゃなくてペンシースをご紹介します。

おふとんの正式なお名前は、NAGASAWA 神戸 キップ ステーショナリーシリーズ PenStyle 3本差しキップペンケース Sサイズ (←リンク先は楽天市場さんのナガサワさんShopの商品紹介ページです)

あっ、このお品はペンシースって言わないんだ・・・!まあいいか。

長さの違いでSサイズとLサイズがあり、わたしが使っているのはSサイズのほうです。
色はボルドー。やっぱりボルドーを選んでしまうこの習性よ。
だってねぇ、このボルドーの革の色がまた、にくいほど好みの色なんですよ!
ロールのペンケースは、土屋鞄のがあるので (3巻きも!!) とりあえずはぐっとこらえて、ペンシースのほうにしてみました。
茶屋町のお店で買いましたよ~。

お店のショーケースの照明の下では、こげ茶っぽく見えたので一瞬、ん?ボルドーは品切れ?と思いましたが、実際に取り出してもらうと、やっぱり、それがボルドーでした。
手に持たせてもらったら、革がすごく柔らかくて、しっとりしていて、そんでもって軽い!
このベルベット的な感触にも、きゅんとしました。

3本用にするのは最初から決めてたんですが、Lサイズで余裕たっぷりカンペキに万年筆を保護するか、それとも見た目かわいいSサイズにするかはちょっとだけ迷いました。
実際に持っていた万年筆を収納させてもらって、自分の持っているメンバーを思い起こすと、大柄な軸の万年筆ってそうそう持っていないよね~と気づいて、Sサイズに決定!

そして、かれこれ数か月。使いはじめはさらっとしていた革の表面にも、少し光沢もでてきました。

本日時点、パイロットのカスタムヘリテイジが2本と、セーラーの鉄刀木スタンダード万年筆が入居中です。
サイズ感で言えば、カスタムヘリテイジだと頭がほんのわずかに出る感じ、鉄刀木は頭がちょうどすっぽり隠れます。
商品サイトには、万年筆とS・Lサイズそれぞれの対応表があるので、その情報も参考になりますよ~。

おふとんの上からほんの少し万年筆の頭がのぞいて、そこもまたかわいいのですわ!
3人並んでまっすぐきっちりとおさまった姿は、合宿みたいで愛らしい!!
真空パックして売られてるドイツのソーセージにもどことなく似ている形状にも、意味なくぐっとくるという・・・

普通のペンシースだと、例えば2本用だと、同じ空間になっていて内部はわかれていないので、ペンどうしが当たることもあるのがちょっと心配ですが (・・・とか言っちゃってますが、木軸の万年筆に若干気をつかう程度。基本ワイルド!) 、この3本用は、一本づつ”居室”が分かれているので、そんなことも気にせず、ぽいぽい差し込めます。

それと、意外とよかったのは、クリップを外に出さない収納方法であること。
このおかげで、触れ合う他のもの、たとえば革表紙の手帳だったりするようなものと隣り合わせになっても、クリップによって傷をつけたりするようなこととは無縁なのがいいのです。ポーチの中に、おっちゃん手帳こと能率手帳ゴールド小型を一緒にしまうことが多いので、助かります。
これは意外なおまけgoodポイントでした。

しかしこの革のシリーズ、他にもブックカバーやモバイルケースなど、手にふれる頻度が高くて、使っていたらしあわせだろうなぁ、と思ってしまう小物が実にいろいろありまして、誘惑されます。
しかしその中で、マルチペーパーウェイト!こいつが、いちばん地味な存在なのに、なぜかとても気になっている今日この頃です・・・

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