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Sunday, 17 February 2008

紺碧な透明軸の愉しみ。

先日のペンクリニックでお墨付きをいただいた透明軸のカスタム74、iroshizukuインキの”紺碧”を入れて日々あれこれ書いては、なじませ中です。

P2160034 今回、Fを選びましたが、当然のことながらパイロットのF、セーラーのF、そしてプラチナの細字はそれぞれに違う書き味で、自分の字がいちばん綺麗に書けるのは、パイロットのFで書くときのような気がしています。私の強い筆圧も受け止めてくれる感じ。

コンバーターに刻印された「PILOT」の文字が透明のペンの中に、よく見ると読めるようになっていて、その中で紺碧の突き抜けた青色があっち行ったりこっち流れたりするのを見ていられるのは、なかなかに楽しいです。
きっと、沖縄の真夏の「美ら海水族館」なんかで、海中トンネルの中から陽射しに向かって海を見あげると、こんな感じなんだろうなぁ~。(行ったことはないので、あくまでも想像です)

透明以外のパーツが銀色で統一されているせいか、なんだかクールな印象があります。セーラー・プロフィットの透明軸と並べてみると、パイロットは、キャップの内側やお尻の部分がスモークのかかったようなデザインであるのに対し、セーラーの方は一貫して透明。クリップなどの金属部分は金色です。コンバーターは銀色金具なのが惜しい!(でもこれがもし金色だったら、それはそれで、派手派手になっちゃうんだろうなぁ。)

鉛筆でもボールペンでもとにかくなんでも、握っているとすぐに指がへこんで来るくらい筆記具握りしめ圧の強い私ですが、このカスタム74を使ってみて気がついたのは、とても持ちやすい太さだなぁということ。握りしめる力を、かなり節約できている感じがあります。それで楽に書けているのかもしれないです。セーラーのと比べると、確かに、指でにぎる部分が少し太めになっています。

気になって、似たようなサイズの他のペン達と比べてみると、モンブランの145もパーカーのソネットも、ペン先のほうに向かって斜めに細くなっていきます。細くなるカーブ(というか、えぐれ具合といいますか)はカスタムがいちばん緩やか。そんなのも、握り方との相性になにかあるのかなぁ。

カスタムの書き心地に戻りますが、ペンドクターがしっかりとチェックして太鼓判を押してくださっただけあって、すべるように軽く書くことができます。細字を堪能できる書き心地に、うれしくなってあれこれ書いていたら、コンバーターの中で泳ぐ紺碧インキがみるみる減っていくようで、楽しいような寂しいような。

最初に紺碧を入れたので、自分の中では”青色専用ペン”のイメージがしっかり確立されてしまったこの透明軸ですが、Mでもいずれ欲しいなぁ。そのときは、エルバンの薄いラベンダー色とか、オレンジ系とかミントブルーなんかを入れても綺麗だろうなぁ。
そのうち、「中字も仲間に加わりました!」なんて書いていそうな気が、とてもする・・・。

P2170051 去年のインク工房でブレンドしてもらった薄白いピンクの「櫻餅」も、透明軸に入れて遊んでみたい。このインクを作ってもらったのは4月の初めで、春の到来を記念して、さくらもちのお米が染まってる白いピンク色をお願いしたんだったなあ。(ブレンダーの石丸さんに、”桜、じゃなくてさくらもちなんですね?”とふふっと笑われたけど)

今年もまた、関西でもインク工房があるそうなので、3月だけど、いまから楽しみ!
今年は何味、いや、何色をお願いしようかな?
3月18日(つまり、東京の三越での”万年筆祭り”の日)からインク工房のお値段も値上がりになるそうなので、どんな色にしようか、今からじっくりじっくり検討しておこうと思います。

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