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Saturday, 09 February 2008

ペンクリニックに行ってきました。

今日はわが街にも、待望の雪が。昼間は神戸港の見える高層ビルの中にいましたが、空全体が厚く雲に覆われて、その中に雪が舞っているのは、なかなかない光景でした。

Dsc01948 さて先日、神戸のナガサワ文具センターからお葉書で案内をいただきました。
パイロットの広沢さん・奥野さんのペンクリニックが開催されるのと、巷では既に話題となっている、カスタム74スケルトンやiroshizukuインクなどの新製品のお知らせでした。

広沢さんには一昨年のペンクリニックで、私が始めて手にした万年筆である、30年近く前のパイロットの赤い革巻きのペンを復活させていただいて以来、数回お世話になっています。(そしてその赤い革巻きの子が私をふたたび目覚めさせ、万年筆の深い世界に足を取られた気が。)

小心者な私は、やっぱり、ペンドクターのご所属の会社の製品を診察していただく用件がないと、ペンクリニック参加に踏み切れないのです。(といいながらもモンブランやペリカンを診ていただきましたが・・・)
しかし、パイロット製品はキャップレス・デシモやレガンスなどを使っていますが、基本的に、何にも不満や問題がないので、今回は、月夜インクを入れて使っているカスタムLEを自分の書き癖に合わせていただくことにしよう、と思っていました。

それと今回はもうひとつ動機がありました。

以前のペリカン・デモンストレーター発売のときはぐっとこらえた透明軸、(そしてその後も思いは募るばかりでしたが抑えてここまで来た!)、今回、大好きなパイロット製で発売されるとあれば、それはやはり使ってみたい!こないだからのインク熱を透明軸なら、さらに数千倍、満喫できるし!
と、いそいそと、仕事帰りにわざわざ電車を乗り越して買いに出かけた数日前。

「8日から発売なんですよ~。届いてはいるんですが、それまで出せないんです」
えーっっ!そんなぁ~。と思ったが、待てよ・・・8日と言えば、ペンクリニックの始まる日!
そっかー。なるほどー。じきじきに調整していただけるチャンスなのか!と、喜び勇んで、予約をしました。手帳にも使えるようにと、Fを選びました。

それを今日は引き取るのにあわせて、調整をしていただくことになりました。
まず、透明軸の方は、インクを入れずに紙の上で広沢さんが横に、縦にと数回滑らせて、「なーんも問題がないです。」それから、万年筆を新たに買う時の選び方などを、伝授していただきました。

次にカスタムLE。「どのようにしましょう?」と訊かれたので、「インクが出すぎる感じがするんです」と伝えると、びっくりしたような表情で広沢さんが「出すぎる?・・・逆だと思いますよ」と、ペンの自重だけで書いた線を、他のペンと比較したら、確かにかすれが大きい。
「何もいわれなければ、もっと出るように調整してたところですよ」という一言に、先生の言うことは間違いないと全面的に方向転換。ぜひ、それでお願いします!と懇願(?)すると、にっこりと、そして一瞬で調整を終えられました。

商店街のアーケードの中とはいえ、この冬一番の冷たい空気の中、上着やコートも着られずに店頭でのクリニックだったので、(失礼とは思いながらも)お年のことが心配になり、帰り際に「寒いので、お体気をつけてください。」と言うと、「ありがとうございます。どうぞかわいがってくださいね。」と、逆に私の透明軸に声をかけていただきました。

そう、それで、雪の中をうれしく帰宅したのは良かったのですが、レジにて透明軸の代金を払う際に、サービスのカートリッジをつけてくれるのを忘れていたことにずっと後になってから気が付きました。
予約の伝票にもしっかりと「サービスインクはブルー」と書いてくれてたのに~。
透明軸には、ぴったりフィットのコンバーターでiroshizukuインクを入れることに決めていたのですが、パイロットの青色インクは大好きな色なので、カートリッジは別途、旅行なんかで使いたかったのに、もらいそびれてとってもとっても残念だ・・・
(けど、今更それだけを申し出ていく勇気はありません・・・)

気を取り直して、まだ試し書きしかできていなかったiroshizukuインク「紺碧」をCON-70コンバーターで入れてみました。(CON-70コンバーターは、以前から使っているのですが、いつもうまく満タンにできないのは、なにか使い方のコツがつかめていないのでしょうか?)

「紺碧」は、真夏によく似合う、ターコイスブルーというか、マリンブルーのほうが近いかな?という、”南太平洋”色です。Fの細字でも、その濃淡がしっかりわかり、これで手帳に書き込むと、ページ全体がぱぁーっとなりそうな、底抜けに明るい感じの色ですね。書いた字を比べてみると、ますます、「月夜」は日本海に思えてきました。

今日は、前から欲しかったパーカーのインクもついでに買ってきました。ブルーが見あたらなかったのでブルーブラックにしましたが、想像していなかった程きれいな紺色でした。パーカーのペンが結構わがままなので、その理由がよくわからなくて、純正インクを入れて様子を見てみるためにパーカーのインクを買ったのですが、思いがけず、お気に入りな紺色になりました。
それと、MDノートという、ミドリのダイアリー用紙で作ったノートが気になっていたので、クリアカバーと一緒に買ってきました。サイズは文庫サイズにしました。原稿書き用のノートの次の候補として、出番を楽しみにして待っててもらうことにします。

そういえば今回は、パイロットのペンクリニックということで、いくつかのパイロット製品が特別棚に展示されていたのですが、木でできた四角いチョークみたいなのが置いてあり、「まさか万年筆?」と思い手に取ったら、どうやら、木製角型ボディという「クアトロ89」の木の部分の見本だったようです。びっくりした・・・

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