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June 2008

Sunday, 22 June 2008

世界でひとつだけのバッグ。

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知らないというのは、こわいものだ。

何年も前、母親がヨーロッパ旅行のお土産に、「ガイドさんに薦められたから」とえらく使い込んだっぽいバッグをくれた。

表面ではわーいありがとう、といいながらも内心では”なんでこんなに痛んでいるのかしら・・・”と不審に思い、その後どこに行ってしまったのかも思い出せない。

それが、FREITAG (フライターグ)のバッグだったんだとわかったのは、最近になってから。(↑ニホンゴサイトがあってびっくり。)

うわー、もったいないことを!

あいつ、どこに行ってしまったんだろう?実家のどこかでお休みしているのかなあ。
知ってあげてなくてごめん。

そしてどんなデザインだったのかも思い出せないけど、今思えば使い勝手の良い、白と黒だったような。

最近、使っている人を街中でもよく見かけます。リサイクル素材で作るので、”同じものはひとつとしてない”のがキャッチフレーズなので、街で持っている人を見かけると「あっ、そう来たか~。そのデザインいいよね!」と心の中でつっこんでいます。

ちっちゃいショルダーバッグのHAWAII FIVE-Oというスタイルのが私はお気に入りです。
グリーン系のをひとつ持っているのだけど、モノトーン系、(そう、まさにどっか行ってしまったあいつのような!)のもあると服を選ばず便利そう。

と考えながら伊東屋を歩いていると、フライターグのコーナーに出くわしてしまいました。そうだった、ここにあるんだった。まあせっかくだから見てみましょう。

・・・そしたら、私の理想の、ドイツ語で文字が入っているデザインのHAWAII FIVE-Oがいました~!

旅行中なので、「箱はいりません」とお断りし、持っていた鞄の中に入れ子式にして、神戸に連れて帰ってきました。
フライターグの古ぼけたたたずまいは、まるでもう数年間家にあるかのようにすんなり入り込んでいてなんだかおかしい。

あまりの目立たなさに、旦那もまたかばんが増えていることに全く気がついていない様子。(流行に無関係に生きている人なのでありがたい・・・)

異国をガンガン走り回っていたトラックの幌が、なぜだかかばんになって極東の日本に飛行機に乗ってやって来るという不思議。
いろんな発想、いろんなビジネスがあるんですね。(そしていろんなビジネスにひっかかる自分。)

ニホンゴでない方のサイトには、いろんな商品が乗っていて楽しめる~!

封筒型のMac Sleeve Airもある・・・

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Saturday, 21 June 2008

美篶堂のノート。

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先日の東京文具屋さんめぐりで、美篶堂のお店にはじめて行ってきました。

いままで何度も至近距離にいたのに行けずじまいで、今回ようやく。

ノートはいろんなお店で置いているのを見ていたけれど、一度、工房に行ってみたかったのです。

川沿いにあるお店は想像していたよりもこじんまりとしていました。小さな店内は何組かのお客さんで満員状態でした。

棚には、いくつもの種類の製本綴じノートが各色ずらり。文具やお手紙に関する本、製本の本なども置いてありました。

お店に着く前までは、茶色や紺色などの落ち着いた色目の分厚いノートを買うつもりで歩いていましたが、お店に着いていろんな色の布張りノートの整列を見ていたら、鮮やかな色のものをほしくなってきました。

中紙がパステルのグラデーションになっている豆本ノートのカードスタンドを持っていて、その色合いがなんともやわらかでとても気に入っています。

その色合いは”霞色”というのだそうですが、それと同じノートを買おうかなあと思って実際に見てみると、その上等な紙質のグラデーションのぜいたくさに圧倒されてきました。

中身のタント紙はほんとうにしっかりした紙質で、いったい何に使えばこのノートは喜んでくれるのか・・・と悩んでいるうちに決められなくなってきたので、他の棚を見てちょっと深呼吸。

結局、前から気になっていた差し替え式ノートと、文庫サイズで横型のノートを一冊ずつ買ってきました。
差し替え式ノートの中身は、方眼罫のにしてもらいました。この方眼ノートは、つやっとしているけれど吸い込みのよさそうな薄いけどしっかりしたクリーム色の紙に、ひかえめなグレーの方眼の罫線。かなり、理想に近いかもしれない方眼です。
外側のカバーの色はこれまた悩みどころで、濃い目の色もたぶん便利に使えるのだと思いますが、まずは、第一印象で気に入ってしまった”にぶ桃”という薄赤のようなえんじのような色にしました。

文庫サイズの横型ノートの中紙は、SPICA LAID BOND 25%COTTONの透かしが入った紙でした。よく使うレターペーパーにもある透かしとおんなじなので、これなら書き味最高のはず!と一瞬で決まり。薄いけどしっかりした紙なので、旅のいろいろ帖に使おう!と決めています。色は草緑という色にしました。

旅の途中でなければ、マーブル染めノートも欲しかったのですが、さすがにそうは行かないので、初来店の記念としてこの2冊にお供してもらいました。
帰り道、やっぱり、霞色のグラデーションノートを日記帳にして使えば、毎日違う色が楽しめてよかったかなあと思い始めてきました。これは次回の旅のお楽しみにします。

○●追記○●

記事を書こうと横に置いていたらチョコレートが・・・!
ホワイトチョコだからまだ良かったものの、うっすらと跡が。 ひーん
布だから気をつけましょう。

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Sunday, 15 June 2008

レターライティングセットを買いました。

Frame3224490 わーい。ついに買いました。POSTALCOのレターライティングセット。

東京に行く機会にお店で見て決めたい!と通販をがまんしていたのですが、実際東京に行く機会はできたものの、その日はやっぱりお店は休み。
(営業日少ないんですよね・・・)

お店は見てみたかったけど次回のお楽しみにとっておくことにしよう。でもレターセットは見てみたい!と伊東屋に行くことに。

伊東屋では、今まで見ていたのに気がついていなかったのか、立派なPOSTALCOコーナーがありました。
リーガルエンベロープ(A4が入る書類入れ)やクオバディスカバーと並んで、レターライティングセットが待ってくれていました。

実物は、フォレストグリーン、黒、、ブラウンの三色が店頭に出してありました。もしかしたら他の色もあったのかもしれないけれど、ひと目で「ブラウンだ。」と思ったので、私には珍しく、迷わず決めました。(いろいろ出ていなかったのがよかったのかも・・・)

POSTALCOのデザインの共通になっている、裏側についてるペンホルダーには、そこそこ太い万年筆が入りそうです。キャップレスデシモ、モンブランの145までは試してみました。革が柔らかいので、太めのペンを差していればその形になってきそうなソフトさがあります。

イメージとしては、ペリカンのホワイトトートイスが合いそうなので、まずは、これを初代相棒ペンにしてみようかなと思っています。

書類封筒のような紐をぐるぐる外すと、右側に便箋、左側には二段になった封筒ポケット。葉書や切手も入れておくと便利。欲を言えば、切手ポケットみたいなのがあると良かったかも。切手はなくさないよう、グラシン紙にでも包んで入れておくことにしよう。

付属の便箋は、クリーム色のしっかりした紙で、光に透かしてみると網目のような紙の漉き目が見えます。どこかでオリジナルの紙だと読んだような記憶もありますが、書くのにやや緊張しそうな、きりっとしたお手紙が書けそうな便箋です。

P6151015_2そして、革の部分がしんなりとすごく柔らかくて手になじむのです。
裏側に刻印された伝書鳩マークも愛らしい~。

程よいサイズなので、鞄に気軽に入れておけると思います。普通のお出かけにでも連れて行けるサイズですし、旅先で電車に揺られながらお便り書いたら特に楽しいだろうなあ。

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Thursday, 12 June 2008

メモがはかどるボールペン。

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(←ノートは走り書きなので、写真はあえてピンぼけで・・・)

なかなかお目にかかれない方の講演にお邪魔することになりました。

めったにない機会なので、一言ももらさず3時間、ノートを取りまくるぞ!と意気込んで出かけました。

お供に選んだのはジェットストリームの3色ポールペンと、ライフのクリッパークラス方眼A5ノート。

さすがに3時間にわたるようなお話になると、普通の行のノートでは、たとえ細い罫のものを選んでも、大量にページを消費してしまいそうです。

メモが何ページにも亘ってしまうので、前後の講演内容がわからなくなったりということが(字のでかい)私には起こりがちです。

ということを事前に考えたりしたわけではなくたまたまなのですが、今回選んだ方眼は、実は大量のメモを取るのに向いているということが(今頃)わかりました。
方眼のコマに誘導され、ちっさめの文字で無意識に書いていたので、1ページにおっそろしく大量の文字を書くことが出来たのがその理由。

そしてジェットストリームのインクは、たくさん書いていても、あのボールペン特有の”ダマ”が起こらなかったし、乾きも早いので、書いた文字を押えて手に写る、ということも起こらず実に満足な講義ノートができあがりました。
(字が走り書きで美しくないということはあらかじめ差し引いても。)

いま自分が学生だったら、きっと毎日これでノート取るだろうなあ。快適な上に、多色ペンなら便利さ倍増だし。
最近は、大学生協でも置きはじめているようですが、各大学のロゴ入りオリジナルペンのベースにジェットストリームを採用すると良いと思いますよ~。←生協の関係者の方へ。

3時間ノートを書き続けても、手が痛くならなかったのは、軽やかに書けていたためボールペンを握りしめる必要がなかったからなのかなと思います。

方眼とジェットストリームの組み合わせ、これはとっても大量メモに向いてるなあ!と偶然にも発見した、ナイスペアでした。これからも気合の入るメモを取りそうな時には、このセットで行こうと思います。

やっと我が家に大量スタンバイしている方眼の出番が盛大にやって来そうだぞー。
(用途も考えないで、”あっ、方眼♪”と、つい買ってしまい、そして好きなだけにしっかりした出番を作りたいと気合入れすぎていたので。)

ちなみに今回のオーディエンスには学生の人たちも多くいましたが、みなさん上手にノートを取っていました。

講演の中で先生がポイント的なキーワードを発した瞬間、私も「おお、ここは色を変えよう」と赤インクをノックしようとしたら、同じタイミングで多色ペンを切り替える音があちこちから聴こえてきたのがおかしかった。やっぱり多色ペンってみんな活用しているんですね~。切り替えノック音を軽減するマナーモード付き多色ペンというような商品は、授業の中のそんなシーンにおける要望から (あるいは、先生の苦情から) 生まれてきたのかもしれないなあ。

学生さんは、文具を日常的に長時間使っているので、どんなものが彼らに使いやすいと認められているのか、使っている文具にも興味しんしんでした。

やっぱり、文具は使ってこそですね。
家にある子たちをしっかり使い倒してあげなくちゃ!

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Sunday, 08 June 2008

(あわてて)プリントゴッコを買いました。

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いつでも手に入る、と思うと、いつでもいいや、って考えるくせに、もうさよならですよ、と言われると急に追いかけたくなる。

プリントゴッコは、その、いつか欲しいものの筆頭候補だった。数年間。いや、十数年間かもしれない。

なぜか我が家にはなかったんですよね。
多分、自分の絵心のなさに気がついていたからだと思う。

友達からプリントゴッコでもらう年賀状は、たいていオリジナルイラストが描かれていて、みんな絵が上手だなあ、と感心したものでした。
(図案集という便利なものもあったようだけど・・・)

最近よく読んでいる、お手紙のことについて書かれた本の中でも、特にお気に入りで何度も何度も飽きもせず(ほんとに、飽きない。) 読み返している木下綾乃さんの本。その中で、プリントゴッコを使ったオリジナルカードやレターセットの作り方指南があります。

木下さんも「いつか印刷工房を開きたい」と書いておられましたが、全くもって同感!

私も昔、「○年の学習」の付録に何故かついていた、たった一個だけの活字を大切にしていた子供でしたが、最近になってからもタイプライターを買ってみたり、印刷と紙に対する興味はなぜか募るばかり。

今はカラープリンタで何でも作れるけれど、プリントゴッコはプリンタにはさまらないものにも印刷できるところと、なんと言ってもその温かい仕上がりが、いい感じだなあとずうっと思っていたのです。

木下さんは活版印刷機を中古で導入していましたが(自宅にですよ。すご・・・)私はそこまでは急に出来そうにないけれど、プリントゴッコなら導入できるじゃない!と思いつつも、まあ、そう慌てなくっても底値になったらいつか買いましょう、と甘~く考えていたのですが。

とつぜんの、販売終了のお知らせ。
え~っ!と驚いた瞬間、amazonではもう売り切れに。
他のお店をネットで探して買いました。

インクも、萌木色や紺青などの色名が奥ゆかしい日本の伝統色シリーズやパールカラーなど、素敵な色がたくさんあるんです。
全色買いたかったけれど、消耗品はまだ少し販売を継続してくれるそうなので徐々に揃えておこうと思っていますが、やっぱりこれもいつかおしまいになるんですね。

パソコンの年賀状は、どこかきれい過ぎて違うんだよーう。
ほんと、絵心さえあれば、今でも版画やイモ版で作りたいぐらいアナログ人間の私にとっては、プリントゴッコからの突然の”さよなら”は、ショックでした。

スタンプが作れるキットもあるんですよね。これなら好きなスタンプ作り放題。今さら発見することばかり・・・。
スタンプキットも、早めにそして多めに買っておこう。

遅まきながら、同梱されていた「先生ビデオ」に従って入門してみることにいたしましょう。
それからメーカーさん、インクと消耗品はいつまでも売ってくださいませ。

底値を待ったりして、早く買わなくてごめんなさい。だから”さよなら”になっちゃうんですよね。ううっ。

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Tuesday, 03 June 2008

神戸色のインクと風見鶏万年筆。

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ナガサワオリジナルのセーラープロフィット21です。

14金ペン先がこのお値段で買うことができるのって、本当に国産メーカーの良心的なところだと思うのですが、その上、ペン先に刻印された風見鶏が可愛すぎます。

この風見鶏は、数年前、私が初めて買ったナガサワオリジナルの、Pen Style”Mine white”のペン先にも刻まれていたものです。

Mine whiteは、ショートサイズの白い姿がかわいいペンで、ペン先やクリップの金属部分はピンクゴールド。

今度、限定でこんなのが出ますよとお店で薦められ、あまりにも私の好みにジャストだったので喜んで予約をして、発売まで楽しみに待って買ったという思い出があります。

白くて短いその万年筆には、インク工房でブレンドしてもらった櫻餅インクを入れています。乙女仕様な万年筆なので、旅先によく連れて行きます。和風の葉書なんかに使うと、気分なんですよね〜。

その反動か、黒い姿で、仕事のシーンでもさりげなく使える万年筆が1本あればいいなとずっと思っていましたが、それを買うときにはこの風見鶏にしようと決めていました。

しかし最近、お店にもないことが多く、聞くと入荷が追いついていないということでした。(確かに楽天でも現在は売り切れている・・・) ペンクリニックの一週間前に尋ねたら、一本だけ希望の中細字があったので、クリニックの日までとっておいてもらうことにしました。

結局、ペンクリニックでは他の重症の子を2人診てもらったので、試し書きして特に問題もないようだった(そりゃそうだよね!)この風見鶏は、そのまま買って、連れ帰ってきました。

Frame17498 この鶏、よく見ると、お目目がぱっちりしている〜。(写真をズームアップで撮ってみて初めて知った。)しかも1882と創業年が書かれています。すごい歴史にひたすら感心。

少し前から、ナガサワオリジナルのKobe INK物語シリーズが次々発売になっています。
紫がいい感じに煮詰まった「東亜ブラック」や、モンブランの緑とも(当然の事ながら)趣の違う、和風の木々な味わいの「六甲グリーン」など、季節と気分に合わせてちびちび楽しんでいるところです。

夏に向けて、青色がまた楽しい季節になってきたなあということで、「限りなく青い」というキャッチが気になる「波止場ブルー」を買うつもりで棚に近づくと。

いやだ、また、新しい色が増えている。

その中でも「御影グレー」が気になりました。(御影というのも、神戸の地名でございます)

筆記サンプルを見ると、グレーといっても、セーラージェントルインクのそれよりももっと黒に近い感じ。でも、東亜ブラックともまた違う色。
隠し味に、まさか桃色を混ぜたのでは!?と思えなくもない、ラベンダーよりもっと濃ゆい感じのグレー色でした。

手帳に使うと落ち着いた色で面白そう。手紙の宛名にも素敵かも。
日記帳?それも大人だなあ。

で、結局、夏色の波止場ブルーと、御影グレーの2色に決めてきました。

Frame4403948 家に帰ってロディアに書いてみたら、こんな感じでした。

波止場ブルーは、いわゆるロイヤルブルー風の青。近くにいた色彩雫インキの紺碧と書き比べてみたら、それよりも若干白いめのブルーでした。紺碧の色は沖縄の海みたいだと勝手に思っているのだけど、それよりもだいぶん内側の海の色です。つまり、やっぱり神戸の海は、瀬戸内海なんだなあ。それに、ちょっとクラシカルなブルーに思えてきました。

御影グレーのほうは、乾いた後、少し時間を置いてから見たら、やっぱりパープルが浮き上がってきている感じです。奥深い色で、これもおもしろいです!

それにしてもこのKobe INK物語シリーズ、どこまで続くんだろう。まだ出てきていない地名がまだあるしなあ。
もちろん、全部手に入れるなどという大胆なことは私にはできない・・・はず・・・。
でも、どこまで行くのか、興味津々ではあります。

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