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January 2009

Saturday, 31 January 2009

パナマダイアリーを使ってみました。

20090131 それから本当に忙しくなって、リボンをかけたままスマイソンの箱はしばらく棚に飾ることになってしまったのですがついに開封のときが来ました。

あまりに上手にリボン結びになっているのをほどいてしまうのがもったいなくて、しっかり記念撮影を済ませた上で、意を決してナイルブルーの箱にかけられた濃紺のリボンをほどきました。

ついにパナマダイアリーに対面。

のっけから意外な攻撃、表紙に「帯」が付いていました。それはよくあることですが、

帯のくせにあまりにしっかりした黒い堅い紙で。
帯のくせに寸分の隙もなく表紙にジャストサイズにがっしり貼り合わせてあって。
帯のくせに金文字が素敵過ぎるじゃない。

あまりの完成度が恐れ多くて、外せない・・・

気を取り直して先へ進みます。いよいよ、ダイアリーを手に取りましたよ!表紙の革はつやつやしてかなりしっかりしていて、絶対に傷などつきそうにない表面が頼もしいかぎり!

あまりにも輝いているので「本当に革かしら(に決まってるでしょ!)」と香りをかいでみたら、革の良い匂いがしました。
この表紙、使うにつれてどんな感じに変化していくのか、期待感がつのります。

そしてダイアリー1冊の体重は、不安になりそうなぐらい、ほんっとに軽いです。

2009013104さて、中身の紙なんですが。けっこう青い青です。(われながら、なんという表現!)
もう完全にイメージ勝負ですが、英国紳士が身につけているであろうワイシャツの色(ますますわからん・・・)。
そのブルーの紙の上に、一段濃ゆいブルーの文字が印刷色に使われています。そして毎ページにSMYTHON REGISTERED FETHERWEIGHT LONDONの透かしが見えて、いちいち気分を高めてくれます。

まずは歓迎の意味を込めて、パーソナルノーツページに名前と住所を書き込みます。使ってみたインクはタレンタムに入れたウォーターマンのブルーブラックです。

次の行を書いているうちに、もう直前に書いた文字は乾いています。おそるべきインクの乗り具合!
そして紙はしっかり薄いくせに、裏移りしません。

確かに万年筆による筆記に最適の、理想的な紙だということははっきりわかりました。

ただ、紙の性能だけで論じるとすれば、能率手帳用紙だって決して負けてないよね、というのが正直な感想。
(たった1ページ書いただけで感想を述べるなと愛好家の方に怒られそう。)

インクを受け止めてくれる懐の深さは、それぞれに個性があり、どちらもやっぱり「書いていて楽しい」「ずっと書いていたい」を呼び込む書き心地だと思います。

では、スマイソンに憧れるのはどこに惹かれての事なのか、ということになりますが、私の場合、やっぱりそれはページに収録された内容であったり、革製品としてのたたずまい、はたまた、ボンドストリートや英国文化への憧れをスマイソンを使うことによってたぐりよせている、そんな気がします。手にするたびに、ページを開くたびにイギリスに連れて行ってもらえる、そんな体験込みの、使う喜びかもしれません。
だから、能率手帳ともほぼ日手帳ともそれぞれ違う世界でうまく両立してやっていけそう。

2009013105 昔、先輩にもらったカードはスマイソンでした。イギリスに留学していたこともあるいわゆるお嬢様が使うお手紙用品とはこのようなものか!と感動した記憶があります。その大人な手紙を見て、いつか使ってみたいなあと思っていました。今回、お手紙用品を一緒にオーダーしなかったのが今になって悔やまれますが、ちょっと本気で久々にイギリスに行きたくなりました。

マイルも貯まってるし、今年の夏あたり、行こっかな!

とここに書いて、そしてパナマダイアリーにもこの決意をしっかり書きとめておきます。

一緒にやってきたショッツ・ミセレィニィ・ダイアリーのゴートスキンの表紙は、予想以上に落ち着いたオレンジ色で、大好きな色でした。

手帳というよりも本みたい。
1年で使い切るなんてもったいない!という気にならずにはいられない。中身はパナマ・ダイアリーと比べると、日付に使われている文字も違っていたり、個性があるので、それらの違いも興味深いです。またお互いの印象をまとめてみようと思います。

こちらも、使えば使うほど風合いの貫禄が出るに違いない革で、ゆっくり何かを書きためて書き足して・・・そんな使い方をしていくのが似合いそうな一冊です。

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Wednesday, 28 January 2009

スマイソンへの旅。

20090128どうして、こんな便利な時代になっちゃったんでしょうね。
海の向こうの憧れのお店から、飛行機に乗って、青い箱におさまったそれがやってきたんです。

というか、ついにやってしまいました。憧れのスマイソンでお買いもの!

「いつかは」って思ってた、その「いつか」に備えて購読していたスマイソンのメールマガジンに、”SALE”の文字が・・・

万年筆での筆記にこの上なくしあわせな書き心地だという中紙、その天国すぎる革の手触り・・・
あらゆるところでその賛辞に接するうちに、「いつか」が近づく予感が確信に。

1月が始まってまだ半月ぐらいなのに、”半額にしたよ”とは、随分思いきったお手紙をくれるではありませんか!

はじめてのスマイソンにはやはり、夢想のとおりダイアリーで入門したい。
で、赤いPANAMA DIARYと、オレンジ色のSCHOTT'S MISCELLANY DIARYを意を決してオーダー。(とても一冊にできなかった)

そして、同じ送料がかかるならと、革のパスポートカバー(英国人仕様)も勢いでオーダーしてみました。
もちろん、英国のパスポートは持っていませんが、ゴールドで誇らしくプリントされた三頭の獅子が素敵だったから。

余談ですが私、外国のパスポートカバー大好きなんです。ドイツでも、郵便局で売られてるパスポートカバーを大喜びで買ったくち。
あの、旅情溢れる雰囲気がなんとも魅力的で。持っているだけでバーチャル旅に出られる、幸せなグッズです。

さて、スマイソンからの荷物はあっさり、A4のクッション封筒にて届きました。封筒の中には、濃い紺色のグログランリボンをかけたナイルブルーの箱。(が、みっつ。)

パスポートカバーはピッグスキンで、厚みもあって強靭です。内側は両サイドが斜めにカットされている形です。日本のパスポートにもサイズが合うので、正統派にパスポートカバーとして使えます。
だけどそれじゃなかなか出番がなくて寂しいよう。パスポートを使うために旅に出たいぐらいだ。

なんて考えていたら、ノートカバーとして使えるな!と気がつき、家にあったLiFEのちいさいノートを入れてみました。そしたらぴったりサイズ。
早速、今日からお出かけのおともにしています。

手帳のほうは、紺色のリボンをほどいてしまうのがもったいなくて、まだ他の箱は開けてないのです。
あと2箱、クリスマスプレゼントをいつまでも枕元に置いてる子供のような、うきうきした気持ちで棚に飾っています。
我慢がきかなくなったら、ゆっくりと味わいながら開いてみようと思います。

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Saturday, 24 January 2009

L'AGENDA MODERNEの手帳。

20090124先日の東京でのお仕事の際、待ち時間に伊東屋へ初詣。
素通りできなくてやっぱり行ってしまった手帳コーナーは、ゆったりのんびりとした空気が流れる中、それでもまだ多くの人が手帳を選んでいました。

夏ごろからそわそわそわそわしている者にとっては、このように年が明けてから悠然と手帳を選べる人の、心の余裕がうらやましくもある・・・

毎年、伊東屋店頭で気にはなっていたL'AGENDA MODERNE(ラジェンダ・モデルヌ)の手帳、どういうわけか今回、細長の小型手帳「MINISEM」がしっかり私の視界にはまりこみ、なかなか取れませんでした。

ドイツ語を勉強し始めたここ数年、フランス語表記のものはクオバディスだけでよいわ、と、その他のフランス産手帳はあまり視界に入れないようにしていたのですが。

(ちなみにクオバディスも、”ビジネス”だったらドイツ語版を伊東屋で買えるのですが、私はクリーム色のプレステージ派なので、ぐっと我慢して日本版のプレステージを買っているのです。)

売り場のカバーサンプルを触ってみたら、革がふんわり、すごく素敵な手触り!
赤やワイン色の革色もきれいだし、黒やネイビーもこれまたオトナでいい感じ。
中身はというと、ホワイト用紙に青の濃淡で印刷されたフランス語の日付が、やけにシックで新鮮!

革カバーを留めるゴールドのスライド式金具の美しさと扱いやすさ、その金具に連動する形でさりげなくおさまった付属の細身シャープペンシル、金の延べ板のように(って見たことないけど)隙なく金色で彩られた三方の小口にはしっこミシン目・・・

もう充分すぎるプレゼンテーションでした。

で結局、(また)赤革にしました。
こういう革カバーにこそ、金色でイニシャルでも入れてもらうと似合うんだろうけど、仕上がりが翌日になるそうなので待ちきれず、そのまま買って連れ帰ってきました。

2009012402やどに帰って、タレンタムでさっそく初書き~!
この紙、薄いんだけどしっかり万年筆向き。金ペン堂ですすめてもらったウォーターマンのブルーブラックでも問題なくいけて、青緑色の濃いところ浅いところがしっかり乗っかります。
裏には文字は抜けないけど、何か書いてあるな、というのはわかるぐらい。

まさか年が明けてからも手帳買いをやってしまうとは思いもしませんでしたが、(いや、ちょっとは思ってたかも・・・)この独特のフォルム、さすがに他の手帳と重ならないので、とりあえずはバッグイン手帳としてすんなりラインナップにまぜることができました。

能率手帳ゴールドのおじさん度と対極にある淑女な手帳の登場に、私の2009年手帳チームはもう、なんでもありになって来ました!わーい。(開き直る)

このレフィルはおそらく関西では見つけられないんだろうなあ。
順調に使い続けられたら、レフィルを買うために、という正当な理由のもと、大手を振って今年の年末も伊東屋に行くことができます。
用がなくても行きますけど・・・。

フランスの本国サイトのユーロでの価格と比べても、伊東屋さんの価格設定は良心的なレートだと思いました。
(専属大量仕入れとかのなせるわざでしょうか?)

2010年版も、このように親しみやすい価格設定だといいなと早くも絶大な期待を寄せています。

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Friday, 23 January 2009

カヴェコ・スポーツに誘われて。

2009012303 このちびっこコンビ、ずっと気になってたんだー。
セットものって、なぜかわからないけど楽しい。

このスケルトンの軸に、きれいな色のカートリッジを、そう、ちょうど隣の専用棚にずらっと並んで売られているエルバンを入れたらかわいいだろうなあ。
ボールペンも、ゴールドの芯がお上品で、意外にいい感じじゃない?!

お腹がすいた時、無防備にデパ地下を通ると大変なことになるように、文具本を読んだ後に文房具売り場に行ってはいけなかったのだった。

気がつくと、カヴェコ・スポーツのスケルトン万年筆&ボールペンのセットとエルバンのアンティークブーケ(ローズピンク)をレジに持っていってしまった。

余談ですが、今回これを買ったのは、最近、生活圏にオープンした巨大ショッピングモール(←球場の跡地だから端から端が見えないほど広い!うろうろするだけでも、かなりの運動になります。)の中の百貨店。ここの文具売り場はかなり嬉しい品揃えで困ってしまいます。間違いなく「その筋」の店員さんがいるに違いありません。(開店企画でインク工房を呼んでしまったぐらいだからな・・・)

万年筆も大型ガラスケースにいろいろ揃ってたし、美篶堂ノートや鳩居堂、クレイン製品たちが、通勤帰りの寄り道でゆったり選べるなんて嬉しすぎます!

だけど、他のフロアに比べてお客さんは少なめなのが気になるところ。
せっかく出来たのに撤退されると困るので、しっかり(買って)応援していこうと静かに内なる闘志を燃やしてます。

さて、家に帰って早速、ばら色のインクカートリッジをつけてみます。このインク、パッケージの小缶にプリントされたのははかなげなピンク色ですが、カートリッジから見えるインクはかなり濃い色で、「趣味の文具箱」のスケルトン軸特集に写っているような「透き通るインクと透明軸」みたいな感じにならなくてちょっと残念だったのですが・・2009012304

書いてみると、意外にしなるペン先で、予想をはるかに越える書きやすさに驚いたりして。正直、書き心地は期待してなかったので、これはびっくり!ペン先はMです。カートリッジはヨーロッパサイズ対応。エルバンのいろんなインクを試してみたいなあ。ボールペンは、なんとも言えない気まぐれな書き味です。でも六角形の姿がとってもかわいいので、許す。

ボールペンの芯は4C仕様のようなので、ハイテックCの同型サイズのものを実験しようかなあ、と思ったら、どこをどうやってみても芯の出し方がわかりません!

スケルトン軸で内部構造はしっかり見えているのですが、どこを押しても引いてもねじっても動く気配がない??

これ以上やると壊しそうなので、インクが切れるまで(なかなかそんな日は来ないはず・・・)のんびり研究することにしましょう。
もしご存知の方がおられましたらぜひとも教えてくださいませ。

2009012302万年筆とボールペンがすっぽりおさまるサイズの、黒革の付属ケースもぽってりしててかわいい形です。このケース欲しさに買っているともいえる愛らしさ。チェーンでつながれた金色チャームもクラシカルで素敵。なんと言ってもお気に入りなのは、レトロなロゴです。こういう字体、大好き!

ミニペンセットの大御所、コンウェイ・スチュワートのディンキーシリーズをさっと旅に持ち出して、旅先で絵葉書をさらっと書いて・・・という大人な体験もぜひしてみたいものですが、このカヴェコ・スポーツ透明ちびっこコンビは、かばんにいつも入れておくのに最適な、気軽な存在として活躍してくれそうです。

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Sunday, 18 January 2009

金ペン堂で出会うアウロラ。

2009011802_2 神保町でお仕事。
神保町と云えばですよ・・・
あの「万年筆界の総本山」(?) のような「あの店」が、在るではありませんか。
年末に、いずれ赤いペリカンが欲しいな〜とつぶやいておいたのですが、早くもその時が来てしまったのか!これも運命のいたずらなのね!と都合良く解釈し、のこのこと金ペン堂に行ってしまうことにしました。

金ペン堂については、そりゃもう、万年筆の世界に足を取られてから、いろんな書物やネットでがっちりお勉強しておりました。
お店のポリシーや調整のこと、個性的かもしれないご主人のお話、(ご健康の事含めて)、モンブラン取り扱いの顛末などなど、とにかく、行くあてもないのにこんなに予習してどうすんの!と自分に突っ込みができるほどで、いろいろ知りすぎて想像はふくらむばかり。

「自分が足を踏み入れたりすることが許される日は来るのだろうか?」と妙に遠い存在に思っていたのですが。
その反面、「すばらしい書き心地に調整済みの万年筆」のことや、使うインクの色を申告しなくちゃいけない、とか、あーとにかくそれらをまとめて体験したい!とか、あれこれ考えているうちに、もうお店の前に着いてしまいました。

(それにしても今までこの界隈、しかも至近距離まで何度も来ていたのに、同じエリアだということを頭の中の地図機能が把握してなかった・・・)

お店を見て、あれっと思ったのは、確か記事で見た記憶ではもっと年季の入っていそうな(失礼しました・・・)、そして万年筆が積み上がっていて、間口も狭くて近寄りがたし!そんなディープなお店のイメージでしたが、とっても店内は明るくて、ショーケースに整然と、そしてゆったりと並べられたペンたち。いたって普通のお店です。(とびぬけた想像をしすぎていたらしい・・・)改装されたのでしょうか?

ガラスケースの中にはずらりと赤いペリカンもいます!店に他にお客さんがいないので早速、カウンターにおられた若旦那にM400の赤軸でEFを見せてくださいと告げました。

ここで!インクの色を聞かれました。ブルーと言うつもりだったのに、なぜか口が勝手に「ブルーブラックで・・・」わー。違った。(確信犯?!)
そうしたら、「ブルーブラックならこのウォーターマンをおすすめしています。」うふふ。なんだか、この体験もできて感動!(完全に、違う部分で楽しんでいる。)
そして、ブルーブラックを含んだ赤いペリカンで、記念すべき試し書き。

差し出された紙には、つい、意味不明の単語を書いてしまった・・・って、それはいいのですが。
私の書く一文字目を目にしたとたん、若旦那は反対側の壁のガラスケースに手を伸ばし、「細字でしたら、こちらのほうが書きやすいと思います」という言葉とともに、なんとも愛らしい桃色をした、細身の軸のペンを差し出しました。
20090118_2
はじめて出会ったそのペンは、アウロラでした。
タレンタム・フィネスのEF。
「こちらの方が、紙へのあたりがなめらかです。」と、こちらにもウォーターマンのブルーブラックを含ませてくれました。

そしてまた書いてみる。意味不明の別の言葉を。
そしたら、ほんとうにあたりが違う。本当になめらかで、紙とのあいだに摩擦の存在を全く感じない感触。

「ほんとうだ、とってもすべりますね〜!」
一瞬で相当うっとりしたのですが、はたと我に返り、アウロラは既に一本持っているじゃないの〜!赤いペリカンが遠ざかる〜!と現実的なことを考える。

でもせっかくなので、おすすめの理由も聞いておこう。若旦那に質問してみる。「私の、持ち方との関係もあるんでしょうか?」「あります。」さらり。
「ひ、筆圧とかもですか?」「(ふっと微笑み)そうですね。」

そうか。それなら。
あっさりその気になった。ほっそりしているのに、やや重たさがあって、その重みのお蔭もあるのか、握りやすくて、無理な力がいらないのかも。
「万年筆はどんどん使うことが一番のお手入れなので、紙への当たりが良くないと、いつまでも書いていたいと思わないですからね。」

既に持っているアウロラはミニ・オプティマのEFで、14Kのもの。今回のこのペンとおそらく全く同じペン先だから、かぶるなあとは思いましたが、なによりも、そのまるみのある書き味が心から気に入ったのです。
私の持ち方の癖や筆圧を見抜いてのおすすめとあれば、これもご縁!

というわけで、突然私の前に躍り出たタレンタム・フィネスが新しい仲間に加わることになりました。軸色は、黒、赤、黄などあったはずですが(舞い上がってあんまり覚えていない)、若旦那が差し出してくれたままの桃色で行くことにしました。(差し出すにあたり、なぜゆえにその色だったのかは、こっぱずかしいので聞けませんでした。)
インクの色は変えないでくださいねと念を押されたので、ウォーターマンのブルーブラック専用ペン、という運命のもとに。

あとで冷静になって考えてみると、この桃色の軸、さすがにちょっと乙女すぎたかしら・・・との思いがもたげてきますが、まあ、いいことにしましょう!

豪勢なアウロラの箱に入れてもらい、ひと瓶持っていることは言い出せなかったウォーターマンのブルーブラックが、紙袋に(なぜかカランダッシュ)に仲良くおさめられました。

そんなこんなで、私の記念すべき金ペン堂での初めてのお買い物は、あっさり終わったのでした。
なんだ、全然怖い店じゃなかった!丁寧にインクの吸入方法や、定期的にするお手入れのことなどを説明していただいたし!
結局、私が店にいる間、他のお客さんの来店はなく、通なお客さんとのディープな会話、に耳をそばだてたりする機会はなくって、それがちょっとだけ残念。

お店を出て、夕方の神保町を歩きながら考える。
私、古い本が好きだし、古い喫茶店と洋菓子とカレーが大好き。そしてスキーに万年筆。
神保町を歩くためにいるような人間だと思う。
というよりも、神保町に勤めていたら大変だっただろうなあ。

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Monday, 12 January 2009

Back to the seventies.

20090113pola 久しぶりに、ゆっくりと文具屋さんを見て回る時間がありました。

店に入るなり真っ先に目に飛び込んできたのが、ショーケースに鎮座する、デルタのカプリコレクション!

趣味の文具箱vol.12の表紙で美しい海色を披露していた、デルタのマリーナピッコラがひときわ可愛い~!!(デルタのサイトの写真もほんとうにきれいです。)

照明を受けて、淡いブルーのペンがとってもきれいに輝いていました。
うわー、うわー、きれい、ほしい~!と心を動かされましたが、ここは冷静にぐっとがまん。

ガラスに穴が開くほど見つめてきました。表紙の写真で見るよりもさらに明るいブルーで、まさに、陽光をうけてきらきら輝く、空に近いところの海面の色、って感じの青だったなあ。

当然行ったことないけど、カプリ島の海ってやっぱりこんな色の風景なんだろうなあ。このペンを携えてぜひ確かめに行きたいっ!

さて現実に戻り、店内をいろいろ見て回ります。

マスキングテープや食べられないドーナツを買ったり。(2色あれば半分ずつ組み合わせて、味あわせが楽しめるのだけどとりあえず1色だけ。チョコにしました。) 
手帳コーナーにまだまだ引き寄せられたりとか。(もうさすがに2010年までおあずけ!)

今回のお買い物では、プラチナのポケット万年筆とまたまた出会ってしまいました。

昨年、こちらのコメント欄で販売情報を教えていただいて、あまりのお買い得さに早速ちょうちょ柄のを仲間に加えて、私の昭和レトロ一家はそれまでに持っていたいちご柄、グリーン、シルバーのレース調、と合わせて4人家族になりました。

そして今回、万年筆コーナーの下のほうの棚にひっそりと置かれていたのが、そのポケット万年筆たちでした。
その中でもさんご色の本体にシャンパンゴールドのキャップの1本にとってもひかれてしまいました。キャップに柄はついておらず、ただプラチナのマークと刻印があるだけの、実にすっきりしたデザインです。

そのさんご色とシャンパンゴールドのハーモニーがとっても好みだったので、今年はじめての万年筆のお買い物。そして家族は5人になりました。

ペン先は14Kの細字。このタイプ、かなりキャップがしっかりと止まるので、ねじ式のように途中でゆるんでた!ということもなく、手帳の相棒として本当に便利です。(そして、「おっ、懐かしいねぇ!」と話の花が咲くこともしばしば。)

ただ、コンバーターは身長が足りなくて使えないのが残念。でもめげませんよっ。空いたカートリッジをせっせと水洗いし、スポイトでインクを入れるという超・原始的な方法で、こないだインク工房で作ってもらった「おいしそうなぶどう色」を入れて使い始めました。

ナガサワ文具センターオリジナルのKobe INK物語はどんどん色が新しく出て、さすがに購入は追いついていませんが、エメラルド色など、いつか使ってみたいなあと思う色がたくさんあります。新色の岡本ピンクは梅色なんですが、この色だとさんご色のこのペンにもとっても合いそう。こうやって、今年もインクにはまだ手を出してしまいそうです。

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Sunday, 11 January 2009

2009年も、能率手帳ゴールド。

P1110515pola01_2   ここ数年、毎年感じていることですが、夏頃からそわそわと翌年の手帳を悩み始めるため、いざ年が明けたときに「やっと今年か」という感覚につつまれて仕方がないのです!

あーんなに長かった年末年始休みも、うそみたいに過ぎ去り、普段の生活に戻りました。(あ〜、クリスマスのきらきらが懐かしい・・・)

で、まだ10日しか過ぎてなかったことにふたたび驚き。

10年日記もすでにまとめ書きの荒業を活用してしまっています。
1日分の記入スペースがささやかなので、大丈夫でしょう!と気楽に考えていましたが、たとえ数行のことでも、書き出すとけっこう真剣になってしまうもんですね。

その日の夜に書けなかったら、朝起きて少し書くようにしています。(能率手帳の流儀にも朝、冷静になって思い返して書くことの効用が書いてあったし。)
でもその日のうちに書く臨場感が日記ならではの醍醐味かも。できるだけ、夜寝る前の日課として定着させたいものです。

さて、2009年の能率手帳ゴールドも、お正月に赤箱から出してきて、使いはじめました。最初にページを開くときのパリンとした感触には、なんとも気が引き締まります。

2008年のゴールドは小型版を使っていました。もう少し紙面が大きくてもいいなぁ。なんて考えて、2009年のは通常版を買ってみましたが、なんだか・・・サイズが大きくなったぶん、おっさん度、もとい、紳士度数の迫力が視覚的に上昇した感じが否めない。

普段、あんまり装飾はしない(できない)たちなのですが、表紙に雪の結晶シールを貼って、ささやかな可愛さを添えてみました(悪あがき)。
中身の紙面がサイズアップしたのは嬉しかったけれど、去年の小型版のたたずまいが目に慣れすぎたようで、来年はまた小型版に戻すかもしれないなあ・・・。

しかし、これも慣れかなと思いますので、せっかくだから今年は通常版と小型版の使い勝手比較をしながら使うことにします。

昨年1年間使い込んだ小型版は、ポシェット(って最近言わないんでしたっけ?ミニショルダー?)だけのお出かけにもちょこんと入るし、買い物メモとしてお店で広げててもいい大きさだったので、本当にどこへでも連れて行きました。旅先でスタンプ帖を忘れたときにも代理として押印を敢行。能率手帳用紙はスタンプインクもしっかり受けとめてくれました。

書き込みには、ほとんど万年筆を使いました。(というより、万年筆を使いたくてこの手帳を選んでいる。)

いろんなインクで書いてみたけれど、パイロットのブルーとの組み合わせが私の中では一番の正統派コンビネーション。他の手帳だとたまにパイロットのインクが裏写りすることもある中で、まったくそんな気配すらない、この紙!なんとも頼もしい。細字であっても濃淡がしっかりわかる、たのしい書き心地でした。

さて外観のほうですが、背の部分や隅っこは、夏にさしかかった辺りからいい感じにくたびれていきました。羊さんの革は使い始めより柔らかさがアップし、きめもどんどんならされて、すべすべとした感じの手触りに変わっていきました。
2009年の革は、去年のよりもう少し革のつぶ(?)が細かい部分のようです。まだしっとり感はなくて、さらさらした感じなのがおもしろい!
これが1年をかけてどんな風に変わっていくのかも、この手帳を使う楽しさのひとつです。他の手帳たちと仲良く役割分担して、2009年を過ごして行きたいと思います。

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Friday, 02 January 2009

ことしもよろしくおねがいします。

2008103102 2008年は、このblogを本格的に再開して、好きなものを備忘録的に好き勝手書いているようなつもりでしたが、思いがけずコメントや感想をいただいたり、blogを通じてさまざまな出会いもさせていただいたりで、ほんとうにお世話になりました。

2009年も相変わらずスローペースな更新になること間違いなし!なのですが、何かの折にのぞいていただければうれしいです。

というご挨拶は、2008年の間にきっちり済ませておきたかったのですが、年末のあたふたで、それもできぬまま年が明けてしまいました。。。

その理由にならないような理由は、大掃除です。
クリスマスが終わってから、急に取りつかれたようにマイルームにあふれ出た物たちの大整理にはまってしまいました。

着手してから数日間、やってもやっても終わらない荒れように途方にくれながらせっせと整理。そして気がついたら大晦日!

おせち作りも時間との戦い。暮れ行く2008年との別れにひたる暇もなく、新しい年を迎えました。

しかし、おそろしく大混乱していたマイルームは見違えるように片付きました。
それに今回、すごい事実が判明しました。
「我が家には(というか私の部屋には)、バッグと本と文房具とノートと革小物が多すぎる!!」

買って喜んだ後、大切にしまいすぎて忘れていた革小物(その多くが手帳カバーかブックカバー。)、まだ読めていない本、雑誌のスクラップ、使い切れそうにない量(そして使うのに勇気がいる紙質)のノートに筆記具類。。。

それらをオープン棚におさめるために、無印の布張りケースをたくさん買って来ました。
とりあえずこれで収納としての形はついたような感じですが、
(1)今年は、いたずらに物を増やさない
(2)持っているものを吟味、そしてとことん活用!
(3)機能的な収納を心がける! 

期せずして、2009年の努力目標が早くも見えた、そんな大掃除の効果でした。
ちょっと幸先のよいスタートが切れたかな、と喜んでいます。

手帳たちも今日から正式運用開始です。今年はどんな出来事が書き込まれるのでしょうか??
みなさまにもたのしいことがいっぱいの1年になりますように。

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