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Wednesday, 04 February 2009

なぜかふでばこがたまる。

「なんの本、読んでるの?」と訊かれ、答えるでもなく表紙を見せると「あ、万年筆の本・・・」と過ぎ去ることもできるようになった、うちの旦那。さすがに免疫も出来てきたらしい。
文房具や手帳はもとより、雑貨集めなどの世界と果てしなく対岸に住んでいる彼は、最初は「万年筆の本」「手帳の本」「文房具の本」の存在に疑問で一杯だったようす。
(もちろん、今でも何か言いたそうでは、あるが・・・)

だけど、この本はやっぱり驚くだろうなあ。今度ばかりは椅子から落ちるかもね!

筆箱の本、だもんね・・・。
筆箱ばっかりの本、だからね・・・。

41pvx2x2xjl__sl500_aa240_私にとっては、こんなに素晴らしい本はないわ!というほど楽しい筆箱採集帳という本です。

その昔、CanCamやJJの、「バッグの中身、見せて!」とか、「ワイキキで買ったものぜーんぶ」(ベッドの上に戦利品をどひゃーと並べてる写真)とか、「人気スタイリストさんの旅支度・出張スーツケースの中身拝見」・・・などの企画が大好きだった私。

きっとそれは、学校で休み時間になると、他の子の席に行き、「ふでばこ見せてねー」と飽きもせずにやっていた、あの感覚と同じなんだと思う。

何が出てくるのかという期待とともに、人の筆箱をかちゃかちゃ。わあこれいいなぁ、同じの買ってもいい??などなど、コミュニケーションには事欠かない話題だった。
男子が持ってるメカっぽくて基地っぽい造りの両面筆箱とかも、けっこう気になったりしたものでした。

そんな機会も大人になるにつれ少なくなり、生活の中では筆箱の存在を強烈に意識することもなくなったように思えても、やっぱり、育ちは隠せない。

最近は、おっそろしいペースで筆記具が増えていくので、当然、その収納体として筆箱も増殖せざるを得なくって、それ以前に素敵な筆箱とよく出会ってしまうため、白状しますが、引き出し一段がぜんぶ筆箱なのですよ!
ひとりで、「ちいさな伊東屋」が開けると思う・・・

しかもそれ以外にも、かばんに数セットのテーマ別筆箱チームがいろいろ入っている。
語学のおけいこ用に、ゆるい仕事用、堅い仕事用・・・。

もう笑うしかありませんね!

それにしてもこの本は、いろんな年代、さまざまな仕事の方々が実に59人、日常使われている状態で筆箱を惜しげもなく披露してくださっている、急にクラスの休み時間に連れ戻してくれるような、そんなたのしい本なんです。
けしごむに何故かUSBを埋め込んだりという謎の特殊ワザも大好きなので、さっそく真似して工作してみたくなりました・・・。

いろんな人のいろんな筆箱をながめていると、あれこれと物欲が刺激されて、とっても危険なので、心を落ち着けて軽く”遠巻きに”楽しむほうがよさそうな一冊です。20090204_2

ついでに、私の本日のかばんに入ってる筆箱です。

ここんとこ、勢いで集まってしまったHERZの赤い革のペンケース。ちょっと細身でして、今入っている5本が収納限度です。

中には、三菱鉛筆のボールペンJETSTREAM0.7mm(黒インク)、同じく三菱鉛筆のシャープペンシルKURU TOGA0.5mm、PILOT HITEC-C coleto(クリアブルー軸)と、PILOT蛍光ペンspotliter2(パープル)、そして、カトウセイサクショカンパニーのセルロイド軸ボールペン、それにcoletoのブルーブラック0.3mmのレフィルの予備が1本。もうこれでぎっしり。

このセルロイドのボールペンは、この筆箱の中で最も新参者です。バニラアイスにエスプレッソをかけた、アフォガードな色合いがめちゃくちゃ美味しそうで、思わず衝動買いしてしまった、最近のお気に入りです。これを見るとおなかがすいてきます。
(たぬきの毛皮に見えなくもない・・・)

今回の中身は、機能的な筆記具ばかりです。
これは、ここのところ仕事で人に会ってインタビューすることが多かったので、「多筆記対応」なセレクトになっていた週の名残です。その他かばんには、タレンタム・フィネスが伊東屋オリジナルの1本用シース(えこひいき!)にくるまれて入っています。

日本中にある筆箱をもっとのぞいてみたいな。いや、日本といわず世界中の筆箱を!!
続編の発刊が今から楽しみです。
(編者のみなさま、次回はぜひグローバル展開で、よろしくお願いします。)

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Comments

この記事、どれもこれも「分かる、分かる、そうなのよねぇ~」と、とっても共感しました。
私にとっては今年買った本の中ではベスト3に入ります。
どうしてこうも人の筆箱やバッグやポーチの中身が気になるのでしょうか・・つい覗いて見たくなる私の旺盛な好奇心をくすぐる素敵な本です。

でも、はるるさんの仰る通り「遠巻き」に楽しまないとヤバイですね。

来年も素敵な文房具達を紹介して下さい!
楽しみにしています。

Posted by: 華奈里 | Thursday, 31 December 2009 at 02:22 AM

こういう本ってとってもたのしいけど、思っても見ないところの物欲を刺激されるので、危険ですよね~。でもあえて、わざわざその危ない橋を渡りたくなるのですね。
他人様の持ち物って、たんなる物質を超えて、その人らしさが現れるから、きっとそれが楽しいんだと思います。

Posted by: はるる | Thursday, 31 December 2009 at 08:11 PM

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Tracked on Wednesday, 04 February 2009 at 09:59 PM

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