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April 2009

Sunday, 19 April 2009

いとしのうにえんぴつ。

20090418 最近、仕事中の筆記具としてえんぴつをよく使います。
考え事をしたり思い付きをノートに気楽に書いたりするのには、なんとなくえんぴつのほうが仕事が進みそう!という、まったくもって根拠のないイメージ先行によるものです。

それに、パソコンを打ちながらとか、電話がかかってきて中断したり、という使い方も多いので、その都度キャップを締めたりとかの細やかな気遣いをしなくていいのも好都合、というのもあります。

学生の頃は、家に転がってるものや、ケース単位でもらったえんぴつを使っていたぐらいで、特にメーカーや種類にこだわって使ったという記憶も全然ありません。

そして中学生の頃にはシャープペンや、ノート取りに至ってはボールペンにまで移行していたので、えんぴつの印象ってあんまり特別なものがないんですよね、ちいさな頃からあんなに身近にいたはずなのに。入試のときは大宰府や北野天満宮の合格鉛筆と一緒にがんばってたなあ。

そこで、大人になったいま、使うならばハイエンドモデルで贅沢してみたいじゃない!と、ばら売りのハイユニを1本買ってきました。えんぴつを買うなんて久しぶりの行動にちょっとわくわく。

買ってきたのは、えび茶の姿に金文字がクラシカルで素敵な、三菱のうにえんぴつ。
じゃなくってユニ。
・・・どう読んでも「うに」ですよね。

1本数十円から買えるえんぴつ界にあって、ハイユニは定価で147円もするんです。自社をして「鉛筆の最高傑作」を名乗る、敷居の高いえんぴつですからね!心して使ってみましょう。

まずは芯先を削ることから。昔は家にも電気えんぴつ削り機がありましたが、今となってはもうないので、ちいさな鉛筆削りでぐるぐるまわして削ります。削りかすからほのかな木の匂い、なんだかとっても懐かしい気分。

かりっと削った芯先で、キャンパスノートにいろいろ書いてみました。そしたらあまりに書きやすいのでびっくり。このイメージをなんと表現すれば良いかは難しいですが、えんぴつって、こんなにベルベットな感触だったっけ?と軽いショック(大げさすぎ?)がありました。

ハイユニの場合、かなり書き進んでも、なかなか芯が減らないんです。
昔から超・筆圧強い子だったために、気がつけば書き終わったノートのページにこすれた手が真っ黒になってしまっていたという記憶がありますが、そんなことも全くありません。やっぱり、お値段なりのものはあるのだなあ。と妙に納得してしまいました。

こうやって、あらためてえんぴつの偉大さを実感してみると、”ユニ発売50周年記念・ペンシルホルダー”のことがどうしても思い出されてしまいました。
昨年の発売時は、鉛筆補助軸に8000円とは!と驚き、そのお姿も「ちょっとおじさんぽくない?」と通過していた品だったのに。
木製の太軸ホルダーをつけたえんぴつって、ものすごく握りやすそうだし、うにえんぴつに合わせたスタイルもクラシカルでかわいいかもしれないなあ、と、もはや忘れたままでいられなくなってしまったのです。

店頭にはもう置いてない店も多いですが、ネットではまだ扱いがあるようです。(さすがに完売とまではまだ行っていないらしい。)
送料込みでさらに割引しまっせ、というお店があったのが背中を押しました。

アニバーサリー商品とあって、うやうやしく化粧箱におさめられてご到着。
ホルダーの長さにあわせた通常よりやや短めのえんぴつが2本セットになってついてきました。こちらはハイユニではなく、スタンダードなうにえんぴつ。
早速、仕事場へ持って行って、毎日使っています。

ホルダーは、かなりずっしりと重量感があるので、安定したえんぴつ筆記ができます。それに、打ち合わせ部屋などへ持ち歩く時には、クリップ付きキャップをノートに差したりして持ち出せるので便利です。キャップを外したときの「ん、えんぴつ?」という視線もほのかにたのしい。

いくら芯が減りにくいとはいってもいつか削らないといけないし、ドイツ製の素敵な「ケースつき真鍮えんぴつ削り」やファーバーカステルのパーフェクトペンシルなど、えんぴつにはまると、次は削りモノ系の誘惑の世界も待ってる気がしてこわい。
とりあえずは、スタビロのスワンシャープナーぐらいは連れて来ても許されるかなあ?

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Sunday, 12 April 2009

逃げたペリカン、京都でつかまえた!

2009041202お花見に訪れた京都で、たまたま歩いた通りに一軒のお店がありました。
万年筆・筆記具・贈答品等、と看板が出ていてちょっとだけ不思議なお店・・・。

しかしほのかな運命を感じ、お店の中へと入りました。
ショーケースにはいろんなメーカーの万年筆やボールペン、そして家電製品やゴルフボール、タオルセットなど、確かに「贈答品」の品目がずらり。むふ。なんだか、掘り出し物がありそうな・・・

そしたら、一番奥のガラスケースの中に、ずっと探していた透明のペリカンちゃん、M205デモンストレータが1本、いるではありませんか!

即刻、お店のおじ様に、こっこれっ、ペン先の太さはなんですか?とガラスケースにしがみついて(て感じで)尋ねると、まあまあ落ち着きなさいて。(て感じで)とゆったり鍵をあけ、中のペンを取り出し確認してくれた。「Fですね。」
「やった~!買います!」
心の中では、おじ様と握手をがっちり交わしているような気分でした。

発売された時はちょうど万年筆が好調に増えすぎていた時期で、さすがにちょっとだけ心にブレーキがかかっていた頃だったのと、18金や21金のペン先の書き心地に心つかまれていたというおませな時期だったので、スチールペン先だしねぇ、と購入を見送ってしまっていたのです。

最近になって、たのしいインクがいろいろ増えてきたこともあって、やっぱり透明軸、欲しかったなぁ・・・と今さら悔やんでみたりしてもあとの祭り。
もうどのお店もオンラインショップも完売状態で、自らの浅はかさをただ悔やむ日々をここしばらく送っていたのでした。

それなのに、こんなに偶然に、しかも1本だけあったその子は理想の細字だなんて、これはペリカンのおみちびき(?)に違いない。
しかも、とっても割引してくださいました。いいんですか?という感じだったけどその店のきまりだそうで。
重ね重ね、うれしさ爆発!
大事にするよ~!

20090412で、この軸に入れるインクは、やっぱり透明度の高いきれいなインクがいいよね~、と後日、街へ出たついでにインクを探しにナガサワ文具センターへ。
エルバンのブルーアズールなんかいいかも。なんて思いながら売り場に行ったのに、Kobe Ink 物語の布引エメラルド にひかれてしまい、そちらを買ってきてしまいました。

このインク、すごくきれいなエメラルド色なんですよ!
M205の透明軸にさっそく吸入してみました。
色が濃いので、”透明軸からインクが透ける感じ”にはなりませんが、すこし空間ができたところからは、きれいなみどり色が内部を染めている様子が見えて、美しいです。
このインクで紙に書くと、ボトルのふちについたエメラルド色とほぼ同じ色が出ます。

そして、M205のほうは、スチールペン先と思えないぐらい、紙面へのあたりがとっても柔らかく、するすると書きやすいんです。

今回はこんな偶然に、遅すぎた出会いを果たすことはできましたが、あらためて、透明軸と吸入式というこのマッチングがこの価格帯で満喫できるのは、楽しすぎます。
(もっと高価なものも出ているけど、あそこまではたどり着けません。)
このペンが復活して、定番になってくれるとほんとうによいなぁ。
っていうのは、ドイツに手紙を書けばいいんでしょうか?

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Friday, 10 April 2009

ちっさいツバメノートと超ちっさいツバメノート。

2009041002_2 

Thinking Power NotebookのA6縦長サイズ「フューチャー」と、専用ソフト革カバーの「バック・トゥー」を買いました。
(やっぱり、名前からして両方揃えたい。)

今回買い物をしたのはオンラインショップ「信頼文具舗」さんで、初めて利用させてもらいました。

大好きなツバメノートの紙質で、程よい小ささの方眼ノートがあるといいのになぁ、と思っていたのですが、そうだ、このノートだとジャスト好み!とようやく気づき、オーダーすることに決めました。

カバーは当初キャメル色をオーダーしていたのですが、やりとりのメールの中で、新色のさくらいろが出ますよ、と教えていただいたので、さくらいろに乗りかえてしまいました。
(キャメル君、次回迎えに行くからしばらく待っていておくれ・・・)

A6文庫本サイズで縦開き・ミシン目つきというお姿なので、メモパッドぽく表ページメインで使う設定なのかもしれませんが、せっかくの裏抜けしない優秀な紙、もちろん裏表ふんだんに使いたいと思います。

ミシン目でピッと切り離せるし封筒にもちょうどぴったりなサイズだから、「ミニ便箋」としても使えます。
ほぼ日手帳にもぴったりサイズだし、薄い方眼の表情はロディアよりもおそろい感があるので、ページ面積が足りない日の「増設ページ」として、挟んだり貼り付けたりして使うというのもよさそうです。

届いてからうれしくって早速いろんな万年筆インクで書いてみましたが、どの色も本来の色が素直に発揮されている様子は、さすがに天下のツバメフールス紙、とあらためて感動します。
ペリカンのロイヤルブルーの乗り方が、個人的にはとっても美しいなあと思いました。

最近、ピンク色の革小物参入が続き、ずいぶんと華やかに傾いてきた私の机周り。このカバーも季節にぴったりな、まさに桜を思わせる愛らしいピンクの革でした。あんまり傷がつきそうにない革、というか傷がついたとしても目立ちにくそうな革質がたのもしい。
落ち着きめカラーの黒やキャメルだと、かっこよく仕事で使うのもいいな。

20090410_2 そして、「世界一小さなツバメノート」という、”ミントサイズ”のナイト・アンド・デイ・ディンプルも買いました。こちらの中身は無地のフールス紙です。

これは、ブラウン×ピンクのアポロチョコ配色のカバー「ポケッティア」がかわいいから!という不純な動機で、買ってしまった。。。

実物を見ると、ノートのほうも本当に、豆本チックなちっこさでおもしろいよ!製本のしくみとか、他のノートと同じだぁ~と感心してしまいます。

さてこの極小な帳面、何に使うか?
買い物ノートとか、単語帳とか、インク見本帖とか・・・
これにもミシン目がついているので、あとで手帳にドットライナーで貼り付けるといいかも。

とりあえずかばんにくくりつけて、おっ!というときのメモにしてます。あまりに小さすぎて電車の中じゃ、揺れで字がページからはみ出るのが難点です。

今回の信頼文具舗さんのお買い物では、注文段階から発送まで細やかな心遣いをいただいて、届くまでのわくわくがいつもより多かったです。箱に貼ったガムテープの端っこがめくりやすいように折り返して留めてあったお店は初めてで、ちょっとした感動でした。
私もこのような心遣いを見習おう、と思ったしだいです。

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Wednesday, 08 April 2009

さくら色インクでお花見きぶん。

20090329週末はまだ冷たい空気の中、ちらほら咲きだったそこかしこの桜は、この土日の間にいっきに満開に!
いまや日本中で惜しげもなく桜が咲き誇っていることでしょう!

足をのばして京都の桜の名所、円山公園に行ってみました。
いや~、桜も見ごろでしたが、なんと言っても、人が多かった!
近所の人・旅人・外国人に老若男女。ありとあらゆる人たちがお花見に集まって来てごった返しているけどなぜかのんびりとした雰囲気の中、シャッター押したり押してもらったり。
春のぽかぽか陽気の中、公園のどこを歩いても満開の桜!

本当に気持ちが良かったです。

さて、こんなさくらの季節の感想を書き留めるのには、インク工房でブレンドしてもらった「櫻餅」インクを使います。このインクはいまの季節の4番バッター(?)。手帳に手紙にと、春の到来を存分に楽しみます。

この色は、白みの多めな桜色を、とお願いして、かんひざくらまではいかないものの、濃い花色の桜をお手本に作ってもらった色です。
そんなインクだから、やっぱり春に使ってなんぼのものでありましょう!とコンバーターから満タンに吸い上げて、紙に桜色を咲かす勢いで意気込んであれやこれや書き。

このインクのパートナー万年筆は、セーラー×ナガサワオリジナルのmine whiteと決めています。ピンクゴールドのペン先とクリップ、陶器みたいな白い姿は、春に活躍するのにとってもお似合いだ、と思っています。

この万年筆は、しっかりと堅いペン先でして、とっても細ーい字が書けちゃうのです。Fなのですが、EFでは?と思うくらい、方眼ひとますに4文字は余裕で書けてしまう。なので、手帳用にも旺盛に使っているのですが、手帳に極小文字でさくら色インクでいろいろ書き込むともう、紙面が超・華やかになります。

本来、ほぼ日手帳以外の手帳への書き込みには、なんとなく、原則的にブルーかブルーブラックのインクを使用!と決めてきていたのです。真夏に、iroshizukuの紺碧や朝顔に変えてみたりする感じで、手帳はオーソドックスにまとめようとしていたのですが。

こういう風に、季節を感じるインク使いもおもしろいなあ。1ページがさくら色で彩られていくのは、心が浮き立ってくるので、いいもんですね。
来月は、若葉色のインクを探してみようかな。

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