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November 2009

Monday, 30 November 2009

「お手紙ぺん」との出会い

20091130筆ぺんでの文字書きはどうしても苦手です。
子供の頃は書道の時間、しっかり書けていたはずなのに!
あの子はどこ行っちゃったんでしょうねぇ。いつの間にか筆でも書くことがなくなった昨今。

大人になってからは、受付での芳名帳。
逃げられないシチュエイションの時に、筆ぺんが置いてあったりすると「試練!」と感じます。

妙にふかふかした、そのくせ、うにうにとヘンテコリンにしなる、柔く固まったあのビニールっぽい、ぺん先が苦手。

分類すれば、そんな筆ペンの部類に入ると思うのですが、苦手意識を足元からひっくり返す、心温まるぺんを見つけました。

その名も「くれ竹手紙ぺん」。

「ぺん」はひらがななのが、正式なお名前。
さっきからペンではなくてぺん、ぺんと書いているのはそのせいです。

このぺんの発売元である呉竹は、「くれ竹!」といえば「墨汁!」と合言葉してしまいそうになるほど、学校の書道の時間に親しんだメーカーという記憶がありますが、今では、クラフトパンチやスクラップブッキング用品なども展開、アート&クラフトカンパニーとして最近は活躍されていたんですねえ。
ついでに本社は奈良県。まったく存じ上げませんでした。

そんな画材・書道品メーカー発の商品だからということでしょうか。某・大型書店では、文具売場のペンコーナーではなく、奥まった画材コーナーにてきとうに陳列されちゃっていました。(あ、自社の方がされたのならごめんなさい。)

余談ですが、売り切れ続出の誉れ高いテキストサーファーゲルですが、これも発売元のステッドラー日本が製図・設計・デザイン用品メーカーの範疇に属するせいかどうかわかりませんが、蛍光マーカー売り場ではなく、このお手紙ぺんのとなりに、ディスプレイラックに全色満杯刺さっていました。
(梅田のあの大きな本屋さんです。ただし一週間前くらいの話ですので、今はどうかわかりませんが・・・)

さて、このお手紙ぺん、本体はまるで万年筆のような、丸みのあるお洒落なデザイン。
私の選んだボルドー軸なんて、ちょっと見、細身のモンブランみたい・・・(ってそれは言い過ぎだろう、いくらなんでも!と怒られそう。)

本体こそ税込1890円しますが、レフィルが税込315円と良心的、そしてお手紙ぺんの名の通り、実に万年筆らしいインクカラーが選べるのが実にたのしい。
ロイヤルブルー、ブルーブラック、セピアって、いいとこ突いてくるなぁ。
気になったので三色とも買ってみました。(黒もありますが、これは、最初の本体についてるので。)

それと、筆ぺん嫌い克服トレーニングのため、毛筆レフィルも買っておきます。

このレフィル、中身をごぼっと交換するタイプで、レフィル自身が細身のペン型になっているものです。簡単なつくりとはいえキャップもついているので、その気になれば本体なしでも使用できます。ちょっとびんぼうくさいけれど。

(学生の頃、これと同じ状況でロットリングの超極細ぺんを本体なしで使っていたことを思い出した・・・あのころは、締まり屋さんだったなぁ。)

そして、お手紙ぺんの書き味なのですが、これが素晴らしく書きやすい!どういうわけか、不思議なくらい文字が美しくなる(もちろん自分比)。
ぺん先は筆ぺんのように太くなく、サインペンのよう、いやもっと細いかな?

とめ、はらい、かすれ(?)が自由自在に言うことを聞き、ご満悦。
縦書きのお手紙ってあんまり書く機会がないけれど、これならとてもうるわしい大人字が書けそう。
もちろん横書きでも美しい字が書けます。

私は、年賀状の宛名はかたくなに手書きを守る派なんですが、このぺんで宛名を書いたら楽しいだろうなあ。
ああ、でも、極黒+長刀コンビも年賀状宛名書きのコールを今か今かと待っているだろうし・・・

公称「極細」ということですが、使用後少したって、少々ぺん先が太めにばらけてきました。
使いはじめはカリカリにか固く、紙に突き刺さりそうな感じだったので、今ぐらいがちょうど使いやすいです。

インクの色は、ブルーブラックがなんともいえない渋い紺色。そしてセピアもチョコレートブラウン系の、お洒落な色です。ロイヤルブルーは、明るい元気な青色です。

この発色、そのぺん先、さすが画材やさん。いや、書道やさん。どっちだ。
とにかく、双方のいいところを憎くブレンドした、雅な、わざありぺんとの出会いでした。

でもいちばん気に入ったのは、「手紙ぺん」っていう名前だったりして。

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Thursday, 26 November 2009

理想のブロックマンスリーを探して

20091126_3 シンプルにスケジュールを管理するための手帳として、ブロックマンスリー型の文庫サイズダイアリーを持ち歩いています。

いろいろ書き込んでいるスマイソンは、たいしたことは書いていないとはいえ、もはや人前では開けられない・・・

職場の仲間と何かの日程を相談するときに、たいてい予定のない日を探したりするので、そういうときにも1か月がひと目で見渡せるブロックカレンダー式手帳は、やっぱり便利です。

仕事用手帳、プライベートのスマイソン、場合によってはさらにメモ用のノートも入っているときのバッグの重さときたら、肩に食い込まんばかりなので、荷物の軽量化をはかると同時に、このマンスリー手帳に課せられた条件は、意外とたくさんあるのです。

それは、
(1)月曜始まりであること。
(2)6週めにまたがる月であっても、”24/31”みたいに半分こにされていなくて、均等なスペースが取ってあること。
(3)万年筆で書き込める”いい紙”であること。
(4)メモページや付録がほとんどなく、薄さの極みに徹していること。
(5)ビニールカバーつきでカスタマイズできると尚よろしい。

で、2009年は能率協会のペイジェムA6マンスリー1(ホワイト)を選び、大好きなベージュのカペル柄のリバティファブリックと、CHECK&STRIPEの布タグを付属のビニールカバーの中にはさむだけの、簡単カスタマイズをして使いました。

リバティプリントで着せ替えするのは、春先にMDノートで試してみたのですが、これが案外可愛かったので、それからいろんな柄のファブリックを手帳やノートカバーにはさむのがやみつきになりました。
いつか洋服に変身する予定のリバティファブリックが、布地のまま山のようにあるので活用活用。布タグも春先に使ったものの余りです。

季節や気分に合わせてファブリックを替えると気分も一新できるので、なかなか楽しいなと思います。

さて、上にあげたブロックマンスリー手帳の条件ですが、今月は、カレンダーでいうと6週にわたってしまう月です。今月のページをよく見ると、23日と30日が同じコマに半分こになっていました。
こだわっている割には、チェックが甘く、見過ごしていた!
さかのぼってみると、3月と8月もそうなっていたみたいでした。(まだその頃は本格使用していなかったので、気がついていなかったのだわ・・・)

そこで2010年用は、店頭で中身を1年間分しっかりチェック。その結果、同じ能率協会のものでも、ペイジェムA6リバティプリントだと、6週ある月でもちゃんと均等にスペースがとられていたので、こちらに決めました。このシリーズは、土日が他の曜日より大きくて、平日勤め人にはありがたいつくりです。

リバティプリントが印刷された紙が透明カバーに収納されている表紙ですが、あんまり好きじゃない柄の選択肢しかなかったので、早速、家にあるリバティファブリックに着せ替えてしまおうと思っています。(ごめんなさい)

日曜始まりのほうの表紙は、好きな柄だったんだけどなー。うっかり、柄で選んで日曜始まりを買いそうになってしまいました。

このシリーズも例にもれず、能率手帳の用紙が万年筆にも心地よい書き味です。用紙が結構厚めな気がするのは、ウィークリーと違って、1か月持たせるようにするためでしょうか。

クオバディスにもスマイソンにもついているコーナーカットはこちらにはついてないので、ミシン目カッターでコーナーカット用の点線を各ページ右下に入れました。
これで端っこぴりぴり、らくらく開閉だ!月に一度しかぴりぴりできないのが残念だけど。

こういう工作をやっていると、心から楽しいのですが、周囲の「ひまだね」という視線が少しだけ気になります。
違う、忙しいんだってば!!

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Sunday, 22 November 2009

車内読書の友

20091122久しぶりにイギリスに行ってベーカー・ストリートを通って以来、急にシャーロック・ホームズを読み通したくなり、文庫で買い揃えて電車の中で読んでいます。

物語を読んで行くほどに、ホームズ君の台詞や行動が、つっこみどころ満載なのがおかしくてたまらない。

それに、郵便制度発祥の国イギリスで、旧きよき時代に書かれたものだけあって、随所にあらわれる手紙や文房具に関する記述。これらも気になってしょうがないのです。

事件の手がかりとなりそうな手紙を調べつつ、ホームズ君がつぶやく。
「最上質の用箋に、一束6ペンスの封筒だ。文房具にこる男だな。」

わー、それってもしかしてスマイソンとか??もっとくわしく説明してよーう!(←完全に趣旨をはき違えている読み手)

といったように、電車の中で本を読んでいると、「むむ、ここは控えておきたい」と思うことが多くなり・・・
こんな時、大げさでなくメモが取れたなら。
しかも、文庫本と一緒に手にしたまま本が読めたら。

そこで先日のノート&ダイアリースタイルブックVol.4でも「温故知新な速攻メモ」と紹介されていた、ジョッターを読書メモに使えばいいのでは?と思いました。

実はジョッターはいくつか持っているものの、なかなか使いこなせていなくて、私の中ではいまひとつ謎のアイテムでした。メモ帖や小型ノートとのすみわけがはっきりしないというか・・・

そして、あればいいのにという時に限って持ち合わせていない、という可哀想な使われ方。
もっと気軽にいつも持ち出すには、名刺サイズのジョッターなんてどうかしら!

と、ノックスブレインのカロスシリーズのジョッターを買ってきました。このシリーズ、5色展開ですがどの色もそれぞれにいい色合いだと思います。

パープルも発色がきれいで迷いましたが、ピンクもなかなかないローズ系の色だったので、そちらにしました。別に普段は首から下げないけれど、あると便利だろうなと思い、細いネックストラップもおそろいにしました。
バッグにくっつけておいたら便利かも!

同じ日に買ったクルトガのピンクシリーズと、偶然、色合いがぴったりマッチしたので、一緒に使おうと思います。

中にはライフの方眼カードを入れています。固くしっかりしたいい紙だし、本当は、こんな紙こそ万年筆で書き込みたいところですが、電車の中での万年筆は、危険がいっぱい。手が滑って隣席の人の服など汚してしまったら大変だし、なんといっても、床に落下してペン先がぐにゃり、などという悲劇も避けたい。

なので、万年筆はしっかりと机・椅子のある場所で使うことにして、電車の中では鉛筆で。鉛筆の文字ならば、何を書いているのかおそらく他の人から見えづらいだろうし(見てないと思うけど)、気を使わないところがいいのです。

日頃おじゃましているブログでも、みなさん、ジョッターを上手に使いこなしていらっしゃる様子で、楽しそうだなあと思います。

昔、会社の用度品入れに入っていた「情報カード」を見て、"昔のもの"とほんの少しだけ心の中で思っていましたが、今はこの気軽な楽しさが気分です。やっぱり、いつでもどこでも手書きができるというのは、たのしいです。

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Thursday, 19 November 2009

拝啓、郵便局さま

20091119 海外の郵便局グッズはどうしてあんなに可愛くておしゃれなんだろう、日本の郵便局にもそんなのがあれば・・・

と考えていた人がやっぱり多かったのでしょうか。

POSTA COLLECT(ポスタコレクト)」という、公式郵便グッズブランドができたそうではありませんか。
ホームページによれば、普通の郵便局でも取り扱っている「POSTA COLLECT BASIC」シリーズと、全国14の郵便局でのみ取り扱う、BASICのつかない「POSTA COLLECT」(ややこしいな・・・)とで商品構成が異なるとか。ますます、見たすぎる!

しかし働く人間にとって、営業時間中の郵便局というものは、容易に行ける場所ではございません。
その上、BASICのつかない「POSTA COLLECT」をおいている郵便局は、関西では一局しかなく、ますます敷居が高いのです。

まずは平日、ちょっとした用事のついでに地元の小さな郵便局へ。ここにもBASICシリーズなら置いてあるはず。局内へ入るなり、ホームページで見た、あの黄色いPOSTA COLLECT専用ラックを探す。
ない・・・・ない・・・おお、あった!

あったけど、カウンター上ではなく、奥の事務スペースの、局長らしき人の机の後ろ、お正月なら鏡餅でも飾りそうなところに、適当に乗せてある・・・それじゃお客さんが見られないじゃない!と心の中でずっこけました。

気を取り直して「あの奥の方にある、あのレターセットとはがきと便箋と一筆箋と封筒とサインペンとスタンプください」と一気に申し出ました。

局員の人は「へっ?ああ、あれですか?よく見えましたねぇ」と言いたげな表情で商品を奥の方に取りに行ってくれました。
この局でPOSTA COLLECTが売れたの、きっとこれが初めてに違いない。

このPOSTA COLLECTの商品というのは、便箋や大小の封筒、サインペンや筆ペンなど、複数メーカーがそれぞれの商品を提供しているようです。昔あった"WiLL"シリーズのような、異業種コラボというやつですね。

書翰箋・一筆箋はコクヨ製、サインペンはぺんてるの定番黒サインペンのボディが白軸に変身したもの。個人情報保護スタンプはシヤチハタ製とみた!

書翰箋や一筆箋には、下の方に薄めのグレーで小さくPOSTA COLLECT BASICとシンプルなロゴが入っている以外の装飾はいっさいなくて、このすっきり感がとっても好ましい。
中の紙は"いつもの"コクヨの書翰箋の薄手の紙。

レターセットは2色アソートで、封筒のふたのところにさりげなく丸ポストのはんこ風マークが印刷されているのが、愛らしすぎる。

おそらく、買ったその場でお手紙を書いてすぐ投函したい、という緊急な用件(なんてことが今時お手紙でまかなえるのかどうなのかわかりませんが・・・)という場面も想定した単位なのか、レターセットは封筒2枚と便箋が4枚がワンパック。封筒も2枚パックという少量での発売。

少単位でお求めやすく販売、というのはとってもいいんだけど、ちょっと少なすぎかも。ぜったい書き間違えられない。
いっそのこと一枚単位で販売するか、パックなら書き損じ分も見越して、もう少し入れてくれても困らないんだけどなあ。

私が実際に外国で郵便局公式グッズを買ったのは、ドイツの郵便局のものだけなのですが、ドイツの郵便局グッズは黄色が利いたデザインなんです。

今回の、このPOSTA COLLECTもなぜか黄色が基調。偶然とはいえ、この黄色のおかげでなんとなく「海外郵政グッズを買いたい欲」が満たされた気分にもなります。

そして後日。
念願の、BASICのつかないPOSTA COLLECTシリーズを扱っている大型郵便局についに行くことができました。
郵便局の一階を入ってすぐ、黄色とオレンジ色が印象的な、ポスタルスクウェアというショップ仕立ての売場がありました。なんだか郵便局の中とは思えない。

ここにはBASICシリーズとともに、各種グリーティングカードや和風のお手紙セットなど、いろいろ置いてありました。
デザインがこったものや素敵な紙質のものが多く、またいろいろ買いそうになりましたが、シンプルなものを中心にいくつかに絞りました。

小包用段ボール箱も大中小サイズありました。従来の赤と白ではなく、黄色い鳥のデザインがなかなかいけている。お値段もお手頃だし頑丈なので、本や文房具を収納するのにサイズ違いでいくつかずつ揃えてみたい。

ちなみにこの局では、BASICシリーズは2階の通常の郵便窓口で、BASICじゃないシリーズは1階のポスタルスクウェアで取り扱い、という、ちょっとややこしい現状になってしまってました。一緒にそろえて置いてあればいいのにーぃ。(とかいいつつ、1階も2階も”はしご”しましたけど)

あんまり派手に売れていそうにないのがちょっと心配ですが、郵便局でお手紙グッズが買える(しかもシンプルにおしゃれ)ということが日本でも実現したのはとってもうれしい流れです。
この辺が、民営化の恩恵なのかしら?

あとは商品ラインナップのさらなる充実と、どの郵便局でも買えるようになれば、理想的なんだけどなあ。
外国の郵便局のように、「文房具コンビニ」的にしちゃうとか、カフェを併設したり、郵便局のビジネスチャンスはまだまだあると思います。そうなれば、毎日でも通っちゃうよ!
郵便局さま、応援してます!!  敬具。

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Wednesday, 18 November 2009

果てしなきノートな世界

20091118 ノート&ダイアリースタイルブック Vol.4を読みました。一気に読んで、そして何度も何度も何度もリピート。何回読んでもなぜか飽きない。

正直言って、この本が届くまでは、「もうそろそろ紙関係で驚くことはないかも・・・」なんてたかをくくっていました。

そんなあさはかな考えは、ものの一瞬で小石のように吹きとびました。

まだまだ紙は深くてたのしいわ!!

この季節の発刊だから、もっと手帳中心の構成になるのかな?と予想していましたが、意外にもノートの話題が多かったです。

その代わり、というかどうか、手帳の記事は硬派路線を行っていると感じました。

能率手帳にLettsのダイアリー、そしてポケットサイズ(いわゆる縦長手帳)などの定番ダイアリーの紹介という原点回帰のような方向性は、読んでいてとてもほっこりできるものでした。

特に印象に残ったのは、上製ノートの特集のところ。
そのきっぱりとした「本」のようなたたずまいにひかれて手に取り、そして中を開けば、書きやすそうな「いい紙」を使っているところでもうだめ押しされ、結局買ってしまうことになるこのジャンルのノートたち。これらの記事は、あらためて各社の製品を比較検討するのに役立ちました。

特に、見落としがちな要素、ページ数と価格の設定についての数字が勉強になりました。
読みながら、各商品のスペックをノートにまとめたりしてみました。(何やってるの?)

ノートを買うときは店頭での出会い頭で「素敵、書きたい、欲しい!」と衝動的に、ということがほとんどですが、帰宅してやっと冷静になり、"このノートが喜ぶ使用方法は?"とひとたび考え出すと、適当に使い始める気になれず、ほとんどのノートが手つかずの状態でいたりして、本末転倒・・・

この分じゃ一生のうちに使いきれないよ、と気づき、最近はあまり深く考えないことにして、思い切って在庫をいろいろ使い始めたら、「手書きすること」が毎日楽しすぎてしかたがなくなってきました。

上製ノートはお値段が張るぶん、適当にページをちぎったり途中で投げ出したり、ということをしなくなるので、ノートに対する真剣さが格段にアップするような気がします。(大げさ?)

思わぬ副次的効果としては、押し入れを整理していたら、過去にいろいろ書き付けていたノートが偶然出土してきて、内容を見返したりする時。
「なんだ、いいこと書いてるじゃない」とついホロリときたりして、捨てるのはやめてまたしまいこむ。こういう時には、やっぱり長持ちするノートっていいなあ、と思うのです。

ま、そんな感じで言い訳もしておいて、やっぱり、素敵なノートとの巡り合いはそう簡単にやめられないな!ということにして、今回、食いつくように見ていたのは伊東屋COLOR CHARTシリーズのデスクダイアリーA5ノートの紹介。

表紙がヨーロピアンクロス張りである、というだけでも素敵なのに、その上、下部についてる物差し風目盛りとかが小粋すぎる!加えて、お値段は1000円以内だなんて、いいじゃありませんか!
日帰りで即・仕入れに行きたいところをぐっとこらえて、次回の東京行きの楽しみに取っておこうっと。

他には、大好きなクリーム色の用紙でふんだんに筆記できるのが魅力の、手帳ファミリーのノートも素敵でした。
Lettsの「サブリン」や、クオバディスの「アバナ」など、既にお店で存在感を放っているノートたちも、あらためてその紹介を読んでいると、ちがった魅力に見えてくる。これならばすぐにでも買いにいけそうなのがあぶないけどここはぐっと冷静に。でも書いてみたいなあ。

ノート以外の記事では、ダイゴーの職人オーダー手帳「極み」が硬派でいいなあと思いました。
手帳サイズはトモエリバー、A5サイズはOKフールス紙を使用だなんて、素敵すぎます!
来年の手帳はもう決まってしまったから無理だけど、再来年(はぁ、遠い)には検討してみたいかも。

そして、後ろのほうにひっそり載っていた、天文科学系の手帳やはんこに天体好きの血がさわぎました。
天文に限らず、こういう実用系の手帳もたのしいのです。それらは手帳売り場ではなく、本屋の各ジャンルの書籍売り場においてあるところも、専門家っぽくていい。
表紙の紋章のカッコよさに、意味なく海上保安ダイアリーを買ってみたこともあります(←なんという首のつっこみかた・・・)。
毎ページ欄外に記載の「海の安全に関するお言葉」が、堅いのかゆるいのかわからない感じで楽しかったです。

そして、「ノートはコミュニケーションツールです」というコーナーもおもしろかったです。
お店に集うお客さんの雑記帳とか、ダイビング仲間のログノートなど、いろいろな人が書き込むノート、というものに、遠い学生時代の「交換日記」の記憶がよみがえりました。

今日も明日も会える友達どうしで、毎日毎日なぜあんなに書きたいことがあったのか、今となっては不思議すぎる行動ですが、飽きもせずよくやってたなあ。

その代わりに今はたまにお手紙を書いたりするけれど、あの頃の「手書きに対する情熱」を取り戻したい!
そう考えると交換日記、すごくやってみたくなってきた!
職場の友人に交換日記をもちかけたら、ひかれるだろうか・・・?

最後に極細ペンの記事ページがあったのも、もうお腹いっぱいで無理、と思ったフルコースの締めくくりに運ばれてきたデザートがとっても素敵でぺろりといけてしまった時のような、幸せな読後感に包まれました。
ああ、ごちそうさまでした。

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Sunday, 15 November 2009

HERZの赤いトートバッグ

20091115 最近、とにかく出番が多いのが、このボール型トートという、HERZのバッグです。レディース向けTOY BAG(トイバッグ)シリーズというラインの商品です。
思えばHERZで最初に赤い革のものを買ったのは、お店で偶然見かけた封筒型カードケースでした。

その発色と表情がとにかく可愛くて気に入ってしまい、それからは、お仕事用手帳カバーのオーダー、A6手帳カバー(これは去年金沢で買いました)、がま口ポーチにペンケース・・・と、身の回りのものをひとつひとつおそろいで集めています。

ちょっと集まり過ぎてきたので、持ち物の中の赤色率が高すぎで怖い日もありますが・・・

服装や持ち物にブラウン系がことごとく多い私。赤いバッグをブラウン系の服装と合わせて持ちたい!と思ってオーダーしたのですが、赤いトートバッグなんて、やっぱりちょっと派手すぎだったかなあ?と実物を見るまでは心配していました。

届いてみると、それは意外にも、可愛すぎることも、また、派手すぎることもなくて落ち着いたかばんでした。

そして、使っているうちに赤色がどんどん落ち着いた色に変化してきたのが最近とみにわかります。

最初は革も固くややごわこわ感もあって、まだまだ”よそっ子”な感じがありましたが、1年近く使ってきた今、くったり感へ向かうような革のしなやかさがあらわれてきました。
この瞬間を待っていたのよ、と最近可愛くて仕方がありません。

このバッグは、トップにファスナーはなく、2本の細い革紐で結ぶタイプ。革紐を結ばず、だらんと垂らしていてもしてもいいアクセントになります。(最近、細紐が長く下がったバッグも多いし。)

底は円形をしていて、そこからふんわりとしたフォルムになっているので、入れようと思えば意外に物が収容できてしまうのが結構おもしろいです。見た目よりも数倍入ります。荷物が少ない日はぺったんこにして持ちます。(しかし、そんな日はあまりないです。)
革だとバッグそのものが重いかな?と思っていたけれど、そんなことはなかったです。

雑誌やA4資料も縦になら入ります。但し、縦の場合は少々あたまがのぞく感じ。荷物が少なめなら横にしてもぎりぎりいけます。バッグの深さと円周(?)がふんだんにあるので、荷物の形状に合わせていろんな収め方ができるのが便利すぎます。

但し、パスケースや携帯を入れられる小さなポケットがひとつついている以外、他には仕切りがないので、その深さのために、小物を探し出すのにやや苦労します。かといって、財布などを上のほうに取り出しやすく収納していると、それはそれで防犯上、よろしくない。そこで、やっぱり、無印のバッグインバッグを使い、内部を整理しています。

こんなふんわりフォルムのバッグなのに、休日仕様の服装はもちろんのこと、意外に、仕事ちっくな服装でも合ってしまうことに感動。

荷物がたくさん入ると、比例して重くなり、肩にかけるのがつらくなるものですが、私がこのバックでいちばんいいポイントだと思うのは、その、ショルダー部分のふっくらさです。

特に内部に何かを芯として入れているわけではなさそうなのに、適度な厚みと太さ、そしてふんわり感。このストラップ部分、他のバッグでも採用してほしいと思うぐらい、素晴らしい発明だと思います。

あまりに大活躍なので、”色違いでダークカラー”なんてことも考えてしまう最近。
バッグでは意外と持っていない黒、あるいはこげ茶とかどうかしら、うーん。

やっぱり、おばあさんになるまでは赤でもいいかな!
・・・でもそれまでに、またお店に行っちゃったら通り過ぎる自信はないけど。

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Monday, 09 November 2009

もみじを待ちながら

20091109寒くなったり、また暖かくなったり、行きつ戻りつの今年の秋の空。
なんだかややこしいお天気ですが、いつもより長めに「秋気分」にひたっていられるような気がします。

今年の紅葉狩りには、京都の嵐山に出かけるつもりでいるけれど、見頃まではまだ様子を見ている最近の週末。

そんな気分でいたら、もみじ色のインクを使ってみたくなり、iroshizuku(色彩雫)のmomiji【紅葉】を買ってきました。

思いっきり太字で使ってみるのも面白そうだけど、あいにくそのジャンルのペンは空きがないので、ここは細字の中からパートナーを選びます。

ちょうどお休み中だったPILOTの「LEGANCE 89s」に、CON-20コンバーターを使って入れてみました。

このCON-20は、お手頃価格(なんと定価210円♪)なのが非常にありがたいコンバーターです。
しかし、ボディが銀色不透明で、透中が見えないため、インクを入れる際もどの辺まで吸い上げたかがわからず、また、使用中も残量がどれぐらいあるのか、外から全く窺うことができず、とてもミステリアス。
自分にはちょっと難しいコンバーターですが、めげずに使います。

インクをペンにつめたら、クリーム色がやさしいノーブルメモにためし書きをしてみます。新しいインクを使いはじめるこの瞬間、とっても好きな一瞬です。

書いてみて、あらっと思う。このもみじインクは、iroshizukuの得意技、「書いた直後と乾いた後でインクの色が変身する術」が採用されているようです。

文字を書いている途中は、かなりあざやかな濃い目のピンクが紙の上に目立つ、そんな印象なのです。したがって、やや洋風なイメージにも思える色なのですが。

これが、ひとたび乾くと、赤に変わるのです。
乾いた後の赤色は、しっかりと「和」な赤。
先程にはその存在をまったく感じさせなかった朱色系の色味も、どこからか登場してきている。不思議・・・

嘘みたいに深紅に染まった庭一面の紅葉を縁側から見たところ、な写真を見ることがありますが、まさにそんな絵葉書のような風景をそのままインクに詰めちゃったような色だと思います。

「紅葉」とは、うまく名前を付けたものだなあ、とあらためてこのシリーズインクの狙いの鋭さに感服してしまいます。

赤色系のインクはお手紙には使いにくいので(←意外にそういうことが気になる性分)、活用シーンは限定されてしまうかもしれないけれど、ややクリーム色をした和風の葉書には、とっても合いそう。親しい友達限定でお手紙にも使ってみよう。
そして、こんなに味わいのあるインクだから、このもみじシーズンを満喫しながら、日記や手帳にもどんどん使うぞ!と意気込んでいます。
意外とクリスマスにも、いけるかもしれないなあ。

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Sunday, 08 November 2009

秋のかえで万年筆

先日、地元で開催されたパイロットのペンクリニックに、レディシェーファーを連れて行ってきました。
ペンクリニックに出かけるのは久しぶりです。

四国のお店で長いあいだ眠っていたのを夏前に我が家へ連れてきたレディシェーファー。
基本的には問題なく使っていましたが、筆記状態が長くなり佳境に入ってくると、ほんとに若干だけれど、インクの出が頼りなくなってくるような感じがありました。

そして、ペン先がソフトにできているこの子を、私の超・強い筆圧で普通に使っていって大丈夫かなぁ、と気にかかっていたので、一度診てもらおうと思い、クリニックの機会を待ち望んでいたのです。
それなのに不覚にも夏のペンクリニックをすっとばしてしまったので、今回、待ちに待ったこのチャンス!

相変わらず、クリニックは大盛況でした。
問診票にレディシェーファーの気になっている症状を書き入れて係の人に渡す。すこし待つことになる様子。

順番を待つ間に、となりの万年筆売り場へ、もうひとつの目的を遂行しに行きます。

その"もうひとつの目的"とは。
実は、次にパイロットのクリニックがやってきた時には、長年あこがれていた「カスタム・カエデ」を買って、そして、わたし仕様に調整をお願いしよう!と心に決めていたのです。

20091108 この「カスタム・カエデ」は、2006年頃、今はなき雑誌「Lapita」の国産万年筆特集の中で、国会議員の先生が"私の愛用万年筆"として紹介されていたのを読んで、その存在を知りました。

その記事の中の、いい感じに使い込まれ、深く濃い色に成長した楓の木の万年筆の写真が、なんとも味のある風格を醸し出していて、「素敵!」とがっしり心をわしづかみにしたのでした。

この時の記事は20ページを超える大特集で、今も大切にファイリングしていて、何度も読み返しています。

読むたびに、自分ももう少し年を重ねたら、こんな木軸の万年筆が似合うようになるかもしれない。と、根拠もなく考えていました。

木軸万年筆は、他にもファーバーカステルのペルナンブコも有力候補で、なんどもお店のショーケースにかじりついたりしていました。
カスタム・カエデの素材は板屋楓。日本に自生する木材からできている、というところがとても身近に感じられ、使っていきたいなという気持ちが大きくなっていきました。

この楓の万年筆は定番のようだから、あせらなくてもそのうちいつか・・・と思っていましたが、最近、ぐっと秋が深まってきて、とりどりに色づく樹々を毎日眺めながら歩いていたら、「せっかくのパイロットのクリニックの機会だから、今かな」と想いが固まってしまいました。

細字の万年筆はいろいろ持っているんだから、今回ぐらいは変えてみようかとも悩みましたが、やっぱり、細字が今の自分の使いみちにはやっぱりあってる。今回も細字でいこう!と決心しました。

売り場で、意を決して現物を出してもらおうとしたら・・・
なんと、いま在庫がMしかないということでした。
そんなあ~。

がっくり来ていたら、翌日のクリニックにパイロットの社員さんが持ってきてくれることになりました。ありがとう、パイロットさん!

それで結局、2日もクリニックに通うことになってしまったのですけれど・・・
1日目に行っててよかった。

ドクターに健康診断をしてもらったレディシェーファーのほうは、両方のペン先が少しずれている、ということで、そこを治してもらったのと、親指にひねる癖のある私のペンの持ちかたでもインクが軽やかに流れるように調節してもらい、すっかり何の翳りもなく使えるようになりました。

そしてあらためて出かけた2日目。約束通り、かえでの万年筆はお店に届いていました。

お店の人がペンドクターのところに、「今日、購入されたので調整お願いします」と持っていってくださったのですが、ペンドクターとそして営業の人が2人そろって、「このペンは、使えば使うほど変わっていくので楽しいですよ~」と太鼓判を押してくれたので、いっそう気持ちがうきうきしてきました。

見本か試筆用で並んでいた、同じカエデシリーズのボールペンを見せてくれたのですが、そちらはとても深い色に変わっていて、まさに、あの、国会議員の先生の万年筆が持っていた深みのある色!
こんな感じになりますからね~、って激励して(?)もらいました。

まあたらしい楓の万年筆は、まだ浅く明るい色をしています。想像よりも、ずいぶん軽い万年筆だったのは新鮮な驚きでした。
木目がほんとうに美しくて、手にするたびにうれしくなります。自然のものを使うのって、なんとなく荘厳な気持ちになってしまう。他のものもそうだけど、ひとつひとつを大切にしなきゃなって、心があらためて引き締まります。
この楓がどんな風に違う表情に成長していくのか、本当に楽しみ!

このペンにはブルー系よりも、ブラウンかみどりのインクがなんとなく合いそうな気がしたので、色彩雫の「月夜」を入れて使い始めました。

”一本の木を使って作ってるので、キャップをなくしたりしたら木目の模様が合わなくなっちゃいますからね、くれぐれも気をつけてくださいね!”と、やけに丁寧にドクターから念を押されてしまった・・・
おっちょこちょいに見えたかしら、私。

深い風格を備えた姿を目指して、もちろん、キャップをなくしたりなんていうことのないよう、他の万年筆たちとも仲良く活躍してもらおうと思っています。

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Tuesday, 03 November 2009

モレスキンでつくる旅フォトブック。

20091101カメラライフVOL.4を買いました。フィルムカメラを中心に扱った本で、ハッセルブラッドやM型ライカ、二眼レフなど、まだ私が踏み入れていない地帯へ誘ってくる特集ばかりで、きわめて危険な存在だけど大好きなムックです。

今回の特集は、「旅に連れ出したい!35mmスモール・フィルムカメラ」。

まさにスモール・フィルムカメラを連れ出してめぐった、9月の旅行。デジタルとはまた違った空気感を持つ写真がいっぱい撮れたことで、フィルムカメラ熱がヒートアップしているところへ、なみなみと油を注ぐかのようなこの特集。

前半は物欲が刺激されるので、ドキドキしながら読みました。
(すっかりツァイスのレンズをお迎えする気が固まった!)

この本でもうひとつ、あまりの楽しさに一気に読んでしまった特集がありました。
それは、第3特集の「モレスキンで楽しむ!旅フォトブックの作り方」というページです。

なぜゆえにモレスキン限定なのか?というつっこみはしないことにしておいて・・・
記事に登場する4人の方々が作った旅フォトブックは、それぞれに個性豊かで、さりげない工夫が随所にちりばめられていて、「うわあ、楽しそう!」と食い入るようにページに見入ってしまいました。

メインで登場するひとりめの女性の旅フォトブックはモレスキンのラージサイズ(特大ではなくて)を使って作られていました。組みたてはこんな感じ。

行ったエリアの地図をガイドブックなどからカラーコピーして貼る。
→そのページを目次のように使い、エリアごとにアルファベットを振る。
→そのあとのページで各エリアを詳しく説明する。時系列ではなくてエリアごとにページを用意。

それぞれのエリアでの街歩きの写真や、買ったものなどは縮小カラーコピーして貼り付けていき、余白にコメントやイラストを書き入れていくといった感じです。
おみやげなどで平面的なものは、現物をそのままコピーしてまうという荒技も光ってます!

「窓」の写真ばかりを集めたり、というテーマページがあるのもおもしろいです。
いや~、手が込んでる!

特別な手法を使うわけではないのに、旅の情景がライブ感たっぷりに伝わってきて、こういうノートなら、あとあと見返してもぜったい楽しいと思う。
完成までには相当の時間をかけられたのだろうなあと推測しますが、その制作時間も旅の余韻に浸れるので楽しいに違いない!

私の欧州旅ノートはやっとまだ後半を編集中ですが、日付ごとに均等にまとめて行かないと、という強制観念にかられていたのは確か。
エリアごとにページを作る、という発想はなかったので、こういう考え方で作るのも楽しいな、と思ったのです。

行ったエリアの地図のコピーを貼り、それを見出しとして活用すれば、詳細について記したページがあっちこっちいってても大丈夫だし。
後半を作るのに参考にさせてもらえそうなヒントがいっぱいで、さらに楽しく作ることができそうです。

他には、ジャバラ式の「ジャパニーズアルバム」を、旅全体が俯瞰できるノートに仕立てたり、スケッチやポラロイド、DYMOなど、身近なものを駆使して自由に使っている様子が紹介されていて、とても充実した記事でした。

私は、モレスキンではなくてトラベラーズノートを旅のノートに使っていますが、モレスキンのクリーム色の用紙に写真などを貼るととても風情があって、これもいいなあと思いました。

この特集は、私のノートづくりのお師匠さん(と勝手に思っている)、杉浦さやかさんの本と同じぐらい、いつでもどんな用途のノートづくりにも参考にできそう。この本、カメラの記事とあわせて、ほんとうに買ってよかったなと思いました。

こうやって考えると、写真というものは、単なる記録や記憶の代わりじゃなくて、行く前のカメラ選びに始まり、旅のあとのノートやアルバムづくりにといつまでも楽しめる重要な要素なんだなあと思うと同時に、素敵な写真を撮りにまた旅に出たいなあって、ぐるぐると考えるのでした。

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Monday, 02 November 2009

ぶどう、オリーブ、ストライプ。

2009101710月の超大型台風の夜。宅配のおにいさんが横なぐりの雨の中、荷物がぬれないように大切に抱えて持ってきてくれた2010年ほぼ日手帳の箱。
箱をかばうおにいさんの方がびしょぬれで、申し訳ない気持ちといっしょに、なんだかとっても感動してしまいました。

しかしおにいさんの努力もむなしく、それでも箱はずぶぬれに・・・

最初「ぎゃ~、箱の色まで変わってる!!」と驚いたけど、今回はもともとそういう色(ダンボールが濡れた時のうぐいす色のような??)の箱だったようです。
この箱、サイズ的にも手帳類保存箱として便利で毎年活用しているのですが、雨でふやけてしまったので、泣く泣くさよならしました。

私の手帳チームの中では、もう完全に雑記帖兼万年筆の健康診断用ノートとしての立ち位置を確保しているほぼ日手帳。いろんな手帳とはもう別の存在で、これがないとやっぱり寂しいのです。

2010年用に選んだカバーは、グレープ(OHTO)オリーブ(pigskin)、そして、ボタンステッチ(ストライプ)のオリジナルサイズカバー。本体は、いつもの月曜始まり版です。

カズンの部は、ブラウン・ドット、そして着替え用にサファリ×スカイブルーのカバーにしました。

まず、オリジナルの部、グレープ(OHTO)から。
なんともこっくりした深い色、まさに秋冬にぴったりなぶどう色です。ワインノートにしたいぐらいの、おいしさ満点な色。同色のステッチがかなり大人なおしゃれを演出しています。

革については、見た目けっこう頑丈な表情に思えたのですが、触ってみると、意外と表面がソフトです。でもやっぱり強そう。(どっちやねん!?)

普通の使用状態でもこまかな傷はどんどん蓄えていきそうで、「正しく傷んでいきそうな革」という印象です。どんな革に成長していくのか、その行くえを見守るたのしみが大いにある、そんなカバーだと思います。

くまの型押しは、「可愛すぎたらどうしよう(キャラじゃないし)」とやや心配していたのですが、ぶどう色という渋めの色のせいかもしれませんが、意外と地味目で、とってもいい感じ!いいワンポイントになっています。

このカバー、おしゃれな男性が仕事で使っていたとしても、(まあ、職種・業種・企業風土によるかとは思いますが)、意外と違和感ないかもしれないなあ。(その際、”くま”はなしで。。。いや、案外いけるかも?)

今日は木枯らしも吹いてすっかり秋冬感に包まれたので、もう今から使い始めようかな、ぶどう色!

次に、オリーブ(pigskin)です。これは、LOFTで外観だけはチェックできたものの、なにぶんお値段も張るお品なので、すごくドキドキしながら現物を待っていたのです。
届いたカバーを手にとってみたら、やっぱりとっても好みでした!
さっきのグレープ革が指にしっとり系の感触だったのと対称的に、こちらのピッグスキンはさらっとした感触。摩擦指数、低いです。革表面の凹凸のせい?それともそういう”さらっと加工”なのかしら?

言うなれば、うんと冷え込んだ夜が明けた、その早朝のゲレンデの雪の表面のような、ざらざらっと言うかしゃかしゃかというか、そんなドライ感がある革の表面(さっぱりわかりませんね・・・)なんですよ。

ほぼ日CLUBインタビューでは、革のプロが、「表面がキュッとしまってて、パーンと張ってるんです。わかります?」って表現されてましたが、やっとその意味がわかりました。
手のひらがウェッティな夏に使うといいかもしれないなあ。

色は、生えたての若草のようなきれいな色でした。暗すぎず、かといって明るく軽いグリーンではないところが実に素敵。おそろいの革のバッグとかほしいなあ。
革好きごころを随所でくすぐる、しあわせな革カバーだと思います。

ピッグスキンといえば、あの、表面のポツポツ(毛穴?)が生々しくて苦手、という方も多いかと思うのですが(実は私も。)、この革、その穴がまったく見えません。どうやって隠してるんだろ?そのお蔭で、ピッグスキンにありがちな野生感が抑え目なのがよいと思います。LOFTでブラウンとキャメルも見ましたが、どれもいい色だったなあ。

このチベット社の革シリーズ、定番にならないかなとほのかな期待を抱いたりしてみるものの、毎年違っていくのがほぼ日手帳のこわいところ。来年も同じものが出るとは思えない。
あまりに気に入りすぎて、今のうちに他の色も・・・という気になるじゃないかぁぁ~!
ボルドーレッドなどがあったら、即、落ちてると思います。

さて、お次はボタン・ステッチ(ストライプ)。パープルのストライプの布地が好みだったことと、カフス調に仕立てたボタンが実は刺繍だったというコワザに負けて注文しました。
もっとカジュアルな表情かなあ?と想像していましたが、素敵に裏切られました!とってもシックでいいじゃない!

”ファブリックカバーにはカバー・オン・カバーはかけない”というのが公式見解のようですが、私は、かけます!撥水加工がほどこしてあるとはいえ、布地だからどうしたって汚れるもんね~。

ナイロンカバーよりファブリックカバーのほうが仕上がりサイズが若干大きいようで、カバー・オン・カバーをかけると中で少々窮屈そうにしていますが、ま、ビニールだし暖かくなればてきとうに伸びるでしょう。(←O型)
バタフライストッパーのライトブラウン色が、ストア特典の茶色軸のボールペンととっても良くマッチしています。

ただし、2009年版もでしたが、ファブリックカバーのバタフライストッパーは固くてきつい!両方のバタフライストッパーに無理やりペンを差そうとすると泣きを見そう。片方使いが安心かと思います。

まー、今回もたくさん買ったわねぇ・・・とあきれたりしますが、どれも素敵だったからいいんだ!
これらのカバーと過去のカバーは、どれもこれもお気に入りでふんだんに使いたいので、
(1)オリジナルサイズのほぼ日手帳 (2)ほぼ日ペーパー(ズ) (3)ノート代わりの1日1ページ「能率手帳・ペイジェムメモリーA6-1」、ぐるぐるローテーションして登板させようと思っています。

長くなりすぎたので、カズンのカバーまで行き着きませんでした。カズンについてはまた今度、ご紹介します。

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