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Monday, 30 November 2009

「お手紙ぺん」との出会い

20091130筆ぺんでの文字書きはどうしても苦手です。
子供の頃は書道の時間、しっかり書けていたはずなのに!
あの子はどこ行っちゃったんでしょうねぇ。いつの間にか筆でも書くことがなくなった昨今。

大人になってからは、受付での芳名帳。
逃げられないシチュエイションの時に、筆ぺんが置いてあったりすると「試練!」と感じます。

妙にふかふかした、そのくせ、うにうにとヘンテコリンにしなる、柔く固まったあのビニールっぽい、ぺん先が苦手。

分類すれば、そんな筆ペンの部類に入ると思うのですが、苦手意識を足元からひっくり返す、心温まるぺんを見つけました。

その名も「くれ竹手紙ぺん」。

「ぺん」はひらがななのが、正式なお名前。
さっきからペンではなくてぺん、ぺんと書いているのはそのせいです。

このぺんの発売元である呉竹は、「くれ竹!」といえば「墨汁!」と合言葉してしまいそうになるほど、学校の書道の時間に親しんだメーカーという記憶がありますが、今では、クラフトパンチやスクラップブッキング用品なども展開、アート&クラフトカンパニーとして最近は活躍されていたんですねえ。
ついでに本社は奈良県。まったく存じ上げませんでした。

そんな画材・書道品メーカー発の商品だからということでしょうか。某・大型書店では、文具売場のペンコーナーではなく、奥まった画材コーナーにてきとうに陳列されちゃっていました。(あ、自社の方がされたのならごめんなさい。)

余談ですが、売り切れ続出の誉れ高いテキストサーファーゲルですが、これも発売元のステッドラー日本が製図・設計・デザイン用品メーカーの範疇に属するせいかどうかわかりませんが、蛍光マーカー売り場ではなく、このお手紙ぺんのとなりに、ディスプレイラックに全色満杯刺さっていました。
(梅田のあの大きな本屋さんです。ただし一週間前くらいの話ですので、今はどうかわかりませんが・・・)

さて、このお手紙ぺん、本体はまるで万年筆のような、丸みのあるお洒落なデザイン。
私の選んだボルドー軸なんて、ちょっと見、細身のモンブランみたい・・・(ってそれは言い過ぎだろう、いくらなんでも!と怒られそう。)

本体こそ税込1890円しますが、レフィルが税込315円と良心的、そしてお手紙ぺんの名の通り、実に万年筆らしいインクカラーが選べるのが実にたのしい。
ロイヤルブルー、ブルーブラック、セピアって、いいとこ突いてくるなぁ。
気になったので三色とも買ってみました。(黒もありますが、これは、最初の本体についてるので。)

それと、筆ぺん嫌い克服トレーニングのため、毛筆レフィルも買っておきます。

このレフィル、中身をごぼっと交換するタイプで、レフィル自身が細身のペン型になっているものです。簡単なつくりとはいえキャップもついているので、その気になれば本体なしでも使用できます。ちょっとびんぼうくさいけれど。

(学生の頃、これと同じ状況でロットリングの超極細ぺんを本体なしで使っていたことを思い出した・・・あのころは、締まり屋さんだったなぁ。)

そして、お手紙ぺんの書き味なのですが、これが素晴らしく書きやすい!どういうわけか、不思議なくらい文字が美しくなる(もちろん自分比)。
ぺん先は筆ぺんのように太くなく、サインペンのよう、いやもっと細いかな?

とめ、はらい、かすれ(?)が自由自在に言うことを聞き、ご満悦。
縦書きのお手紙ってあんまり書く機会がないけれど、これならとてもうるわしい大人字が書けそう。
もちろん横書きでも美しい字が書けます。

私は、年賀状の宛名はかたくなに手書きを守る派なんですが、このぺんで宛名を書いたら楽しいだろうなあ。
ああ、でも、極黒+長刀コンビも年賀状宛名書きのコールを今か今かと待っているだろうし・・・

公称「極細」ということですが、使用後少したって、少々ぺん先が太めにばらけてきました。
使いはじめはカリカリにか固く、紙に突き刺さりそうな感じだったので、今ぐらいがちょうど使いやすいです。

インクの色は、ブルーブラックがなんともいえない渋い紺色。そしてセピアもチョコレートブラウン系の、お洒落な色です。ロイヤルブルーは、明るい元気な青色です。

この発色、そのぺん先、さすが画材やさん。いや、書道やさん。どっちだ。
とにかく、双方のいいところを憎くブレンドした、雅な、わざありぺんとの出会いでした。

でもいちばん気に入ったのは、「手紙ぺん」っていう名前だったりして。

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