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Thursday, 29 April 2010

Pelikan griffix

20100429

ペリカンの子供用万年筆と言えば、PelikanoやPelikano Juniorがありますが、おそらくそこへ到達する前の年齢層を想定していると思われる、とても楽しい子供用筆記具入門シリーズをドイツで見つけました。

それはgriffixというシリーズです。

文房具屋さんの店内で見つけたとき、はじめは全て同じ商品の色違いとしか思わなかったのですが、よくよく見たら、ペンが4種類もある!と一気に興奮が高まりました。

サインペンから芯ホルダー、そしてローラーボールを経て万年筆にステップアップするという4段階設計になっていたのです。
サインペン以外の3つにはそれぞれに右手用、左手用とラインナップが揃っていました。さらには、4ステップの筆記練習帳も用意され、ど迫力な一大売り場を形成していました。

色もピンクやブルー、そしてバイオレットにカーキと、どれも楽しい色使いで、どれかの色で4段階全て揃えてみたい衝動にかられましたが、そこはぐっと我慢して芯ホルダーのピンク色軸だけ買って帰ってきました。(PelikanoもPelikano juniorも家に数本あるしなあ・・・、と理性が過剰に働いてしまったのですが、やっぱり全部買ってくれば良かったな、と今さら後悔。)

子供の成長にともなって、筆記具はサインペンから芯ホルダーにステップアップする、という感覚は、日本人の自分からすると、なんとなく逆のような気もしてしまうのですが、ドイツではそういう順序なんでしょうか?
自分のおぼろげな記憶では、はじめに鉛筆のほうが身近にあったように思えますが、こういう文化の違いも興味深く感じます。

ペンの頭の部分の白いボタンのようなものは、取替え式ワンポイントキャラクターです。さるとさかな、2種類が標準で添付されていました。(別売りで他のデザインも買えたりするのかな?)
こういうカスタマイズは、こどもをうきうきさせるでしょうね。(おとなも・・)
そして、お名前シールが付属しています。このあたりは、「お道具」な感じをかきたてるので、じつに楽しい要素だと思います。

さて、子供用の筆記具とはいえ、使ってみるとこれがなかなかに使いやすくて、驚いています。
深く彫られたくぼみに指を当ててペンを持つと、自然と最適な握り方になるのはPelikano juniorと同じ仕組みですが、このgriffixは、Pelikano juniorよりもかなり深いくぼみが作られていて、そのために非常に握りやすいのです。

これだったら、握力の弱いお子様でも快適に使うことができそう。もちろん、大人でもこれは使いやすいと思います。太軸のおかげで長時間使っていても疲れにくいので、たくさん書く勉強用に使っています。大人の方にもぜひおすすめしたい!(ああ、考えれば考えるほど、やっぱり数本買ってくればよかったんだー、うっうっ)
日本でも取り扱いが始まれば良いなあと思います。

このように完璧に用意されたシリーズに自然に接していくことによって、筆記具に馴染み、万年筆を使うようになるというドイツの筆記文化にとっても興味を持ちました。
ドイツの家庭の中で、子供たちは実際にこの楽しげなペンたちをどんな風に活用して成長していくのか、ぜひとも覗いてみたいものです!

ところで、Pelikano万年筆は今年で発売50年なんですね。NEW Pelikano 2010として新しいデザインになるようで、なんだかとっても近未来的な感じになっています。
そして、50年間のデザインの変遷が見られるサイトがありました。昔のデザインや素敵な色づかいのがあったりして、50周年を記念して旧デザインも復刻・・・なんてことになればいいのになあ、なんて思いながらヒストリーページを楽しみました。

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Comments

たぶん?初めて書き込みをすると思うのですがよろしくお願いします。
ステップアップのその順番について、うちのブログで今、連載中の”文房具の基礎知識”カテゴリのシリーズを書いているうちに調べてわかってきたことなのですがヨーロッパでは鉛筆は絵画製図に使うプロ用筆記具という位置づけが為されてきたようです。
対して、付けペン等は一般筆記用として発展してきた経緯があり、それが記事に書かれてきているような子供に使わせる文具の変遷につながってきたのではないでしょうか?
あくまで、今の段階での推測ですが。。。

Posted by: 二右衛門半 | Sunday, 02 May 2010 09:07 AM

二右衛門半さま、はじめまして。コメントいただきありがとうございました。いつもどーむさんのところでお名前を拝見しておりました。
そして、ブログの鉛筆についての記事、読ませていただきました。
ヨーロッパといっても、フランスとドイツでの違いもあるんですね。
お国柄というより、文化柄と大きく関わっているんですね!
日本は、これに「毛筆」文化の性質も入ってくるのでしょうか?考えればなかなかに奥深い研究テーマなんですね・・・
ますます現地に行って、再度そんな目で文具屋さんめぐりをしたくなりました。
これからもいろいろと教えてください。よろしくお願いします。

Posted by: はるる | Sunday, 02 May 2010 11:40 AM

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