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Saturday, 09 July 2011

透きとおる夏の一本

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本格的な夏がいよいよ始まると、透明軸の万年筆を親分級で使いたい気分になってきます。

話題のプラチナの「本栖」、店頭で見ました。
キャップまでぬかりなくトータルにクリアな軸がとても素敵だった!
実に目にも涼しげな一品で、これまた透明度の高いミントブルーなインクとともに使ったらさぞかし夏気分も高まるだろうなあ、と思いつつ。

でも買うのはぐっとこらえました。

それは、夏になったらデビューするぞっ、という万年筆が、舞台袖に既にスタンバイしていたからなのです。

それは、パイロットのカスタムヘリテイジ92。吸入式の透明軸です。

お気に入りの国産細字で、吸入式、そして透明軸ときたら、もうそれ以上なんのわがままが申せましょう。
そう、キャップの内側がもっと透明だったら、なんて事はこのさい言いっこなし!

吸入式で14Kなのに手軽なお値段、こういうところに国産万年筆のありがたみを実感します。(もひとつ素敵なことに、30%OFFだった。)

夏いろインクを合わせたいな、といろいろ構想はしてみたのですが、結局は、以前インク工房で作っていただいた雪山色をあわせることに決めました。

みずいろベースに、ちょこっと淡目のグレーを足して作っていただいたこの雪山なインク、見かたによってはかなりの渚色でもあります。

ばっちり雪山なイメージの名前をつけていたので、視覚的にも聴覚的にも、この熱い真夏の日々にひとときの清涼感を与えてくれるに違いない!
というわけで、さっそくインクを吸入し、ヘビーローテーションで毎日のページの上を順調に埋め尽くし中です。ほぼ日手帳の7月のページの方眼の印刷カラーとよく似合ってます。
とかいいながら、書いているのは冬のことを綴った歌詞だったりしますが・・・(暑いので現実逃避。)

このカスタムヘリテイジ万年筆、以前発売されていたペリカンの吸入式透明軸と、見た感じは良く似ているようにも思います。並べてみるとこちらのパイロットのほうが若干背が高いといった程度の差はありますが、でもほどほど近い親戚のような印象です。
国産の細字は、かなりこまかな字が書けるので、手帳にも使えてとても便利。実際、書き味も、細字でありながらふわふわで、とても満足の行く感触です。

そして吸入式の万年筆といえば、もうひとつお楽しみが。軸の中にインクがとどまっているのを見るのがとても好きなのです。(妙な偏愛ポイント・・・) それに、一度入れたインクがコンバータやカートリッジ式よりも長持ちするように思うのですが、これは気のせいでしょうか?

実用にとても活躍してくれそうなので、透明なピンクを入れて使いたいという気分にもなっていて、”2本目”への検討がセミの合唱のように頭の中で盛大に始まってしまい、困っています。

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Comments

お久しぶりです
>>”2本目”への検討がセミの合唱のように頭の中で盛大に始まってしまい

これ、すごくわかります!一度鳴りだすと、なかなか止まってくれませんよね(^-^)

私もこのヘリティジ持っています。penhouseで買ったのかな。名前も入れてもらいました。たしかにコストパフォーマンスいいですよね。私は、セーラーの「雪明」というインクを入れています。時節柄、ご自愛のほど。

Posted by: TAMAMI | Tuesday, 12 July 2011 at 06:07 PM

TAMAMIさん、こんばんは。
お元気でしたか〜?

名前入りのヘリテイジ、それはまた素敵ですね!
そして雪明インクと合わせておられると!
わたしのこのインクは、雪明に憧れて、近い色で作っていただいたものなんです。
なので、オリジナルをお持ちとはうらやましいです。
透明軸にピッタリですね(^ ^)

Posted by: はるる | Tuesday, 12 July 2011 at 10:44 PM

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