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October 2011

Friday, 28 October 2011

お菓子な万年筆

20111025

冬生まれのわたくし、バースデーはまだ先ですが、「お店で見た瞬間、似合うと思って早いけど買っちゃった」と泣かせる言葉を添えて、友人がプレゼントしてくれました。

ううっ、いいやつじゃないか。

セーラーのCLEAR CANDY万年筆、ピンク軸(別名もも)です。
お揃いのカートリッジインクもつけてくれました。
うれしい!

自分で買ったのはブルー軸とホワイト軸だったから、まったく違うキャラクターのピンク軸が加わって、華やか三姉妹になりました。

こんな愛らしいピンク軸、「似合うと思って」とかいう言葉、真に受けていいのだろーか?と若干、気になったりするのですが。
似合ってる・・・と思うことにしとこうかな。

それにしてもこのCLEAR CANDY万年筆、ほんとによくできたデザインだなあと思います。

ベースの軸色に、ポイントづかいの白が効いていて。このクリップ部分が特に好きなんてす!
白いクリップに、ボタンのようにころんとついた円。
ここのデザインが、まったくもって素晴らしいと思います。

ブルー軸や白軸、赤など、どの色もそれぞれに可愛らしさと端正さをあわせもっていて、気軽なお値段なので、中に入れるインクをそれぞれ変えて、色鉛筆セットのように各色そろえて持ち歩きたいぐらいです。(時間をかけていつの日かそろえていくというのもいいかも・・・!)

さっそく、カートリッジをつけて書いてみました。
インクの方も、これがなかなか~。
なんというのかな~、おもちゃみたいな、ピンク色。とてもぱきっとした、あざやかな元気色です。

この色あい、おもしろい!これでノートの1頁を埋めつくしてみたら楽しいだろうなあ。

・・・と思ってほぼ日手帳につらつらと書き始めたら、あっという間にページがはげしいピンク色の文字で埋め尽くされてしまいました。

今月、10月のほぼ日手帳の頁の印刷カラーは、えび茶色というか、カラメル色というか、薄めのブラウンなんですが、その色で印刷された方眼の上に、この元気なピンク色のインクが躍っているのを見ると・・・

焼き菓子が食べたくなってきました。

ミルフィーユのパイ部分についた焦げ目と、間に挟まったいちごー!
そしてふんだんにはみ出るカスタードクリーム。
こんなレースペーパーにのっけて写真撮ったりしてるから、なおさら、お菓子な気分になってきたのだわ。

家の近所のケーキ屋さんに、いちごケーキを求めて走り出したくなる衝動を抑えつつ、いちごの絵でも描いて気分をしずめます。
来週、健康診断があるのでちょっとの間、スイーツは自粛中の身。
終わったら、たべるぞー!

最後は脱線してしまいました。
結局、食い気なのですね、秋というものは。
時節柄、栗のデザートの誘惑も多いので、困りものです。

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Sunday, 16 October 2011

「マイブック」の時間

20111016

コンビを組んでいたほぼ日手帳が太りすぎのため閉じ切れなくなって、泣く泣くコンビを解消したネイビー革カバーさんでしたが、転職先の「マイブック」のもとで、心機一転、がんばっております。

新潮文庫とまったく同じ姿のこのマイブック。
春先には、縦書きで本の感想文を書いたりするのがしっくりきていたのですが、最近は横書きしたいお年頃。
(本の感想文は別のノートに転勤しました。)

いかにも文庫本。な味わいの、やや茶けた紙のうえに、プラチナのポケット万年筆「いちごさん」の細字で、ブルーブラックインクでちまちま書くのが、今とても楽しい~のです!

ほぼ日手帳も同じく1日1頁形式ですが、あちらはチケットや新聞の切り抜き、写真を貼ったり、スタンプ押したり、マスキングテープをあしらってみたり、ビジュアル要素の強い1冊になりつつありますが、こちらは文字一辺倒。
いたって地道に粛々とやっております。

罫線の印刷もなく、あらかじめ頁に存在しているのは縦書きの日付と曜日と頁数だけという、あっさり派。誘導や制約がない分、こちら側も自由な気持ちで紙面の空間に向かうことができます。

今までの頁を見返してみると、1頁あたりの平均筆記行数は、だいたい30行ぐらい。
けっこう詰め込んでますねぇ。

いちおう、その日の日付の頁に書いてはいますが、日記帳は他にもあるので、このマイブックに綴る内容については、あまり、日記的な特性は持たせていません。
自由ノートに近いかな。
今日、ふと考えたりしたことの中で、寝る前に書いておきたいなと思ったことがらについて、気楽に書き始めることにしています。
しかしひとたび書き始めると、知らず知らずに1頁がうまる分量になっており、自分でも驚きます。
この「無罫」というものには、とてつもなく筆を進ませる魔力がなにやら潜んでいるのではないだろうか、と思いたくなります。

表紙カバーや本体には、著者の名前を書くことのできる欄があります。
そこには、それっぽく氏名のゴム印を押して。
また、実際の新潮文庫と同様の、表紙を開いたところの著者紹介欄には、手もとにあった新潮文庫をお手本にして、テプラで著者プロフィールをつくり、写真とともに貼ってみました。写真はモノクロにすると、”それっぽさ”をかもし出すことができます。
とはいえ、プロフィールといっても取り立てて紹介する功績もなく、生年、出身地と出身校、趣味ぐらいしか思いつかなかったのが、作家さんと違って寂しいところ。
なりきってあほなことを書いていて誰かに見られたら恥ずかしいしなぁ。

貼ってみるとそれなりな仕上がりになり、「ふっふっ」と楽しんでおります。(へんな人・・・)
・・・しかし、こんなに楽しめて定価324円(税別)ですよ~!
しおり紐もついてるし。
軽いし。
なんて、芸達者さんなんでしょう。

ほぼ日手帳での記録はどちらかというとはじけ系なので、このマイブックでまた違う面での心の整理ができて、我ながら、この二冊があることで、なんだか上手くバランスが取れているような気がします。
トムとジェリー、いや、ハイジとクララみたいなものか。(違うか・・・)

2012年版の発売は11月。毎年、表紙に少しだけ使われる色が変わる以外は、今年と何も変わらない姿で本屋さんにやって来るはず。
文庫コーナーに積み上げられた山の中から、1年かけて「わたしの本」になってくれる1冊を手に取りレジに持っていく。
これも実は内心楽しみだったりします。

このマイブックを愛用している人に実際、まだ一度も出会ったことがなく、感動を分け合えないのが少々寂しいので、周りの人に強力におすすめしたり、無理やり贈ったりして、草の根作戦、展開中です。

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Thursday, 13 October 2011

旅の小箱(4) 名画と世界遺産とカフェの時間

ウィーン3日目は、郊外にある世界遺産、シェーンブルン宮殿から観光開始です。
朝から大行列、と聞いたので、早めに乗り込もう!と朝ごはん抜きで鼻息荒く出発したら、早く着きすぎた・・・個人客の中で一番乗り。
若干拍子抜けしたものの、おかげで混雑する前にゆったりと見られましたが、それもつかの間。あとからあとから観光バスが到着して、あっという間に見学コースは大賑わいでした。

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もう、これ以上サービスできませんよ、と言わんばかりのすこーんと晴れた空。
カメラも喜んでます、ありがとう。

この宮殿は、皇帝一家の夏の離宮だったそうな。
いいですなぁ、豪華な夏休みで・・・

全部で1441室(ってすごいな)あるという内部のうち、40室が見学コースとして公開されてます。それだけでもかなり見ごたえ、あります。
宮殿内部は撮影不可ですが、いや~それはそれはさすがマリア・テレジアさん、豪華なお部屋がいっぱいでしたよ・・・。とかいいながら、次から次へとぜーたくなお部屋が続くので、「あら、ここは意外と地味ねぇ」と、目が慣れてきてしまうのも面白かったです。
小高い丘にそびえる門みたいなのは、戦勝を記念して作ったグロリエッテという建物で、正真正銘、やはりそれは「門」なのですが、でもやっぱりとても装飾が凝っていて、これを門のままにしておくのは惜しいという気持ちもわかります。だから、今は内部をカフェとして使ってしまうという、たくましい商魂に拍手を送るしかありません。

そこで遅い朝食を取ろうと思ったのですが、近くに見えてもめちゃくちゃ遠く、傾斜はきつく、さらに追い討ちをかける、強い日差しがき、きびしい・・・。
昔はここまでお馬さんで乗りつけたんでしょうね・・・
疲れ果てすぎて、朝ごはんを食べる元気がそがれてしまいました。きゅーっと一杯!と思い「アイスコーヒーを」と頼んだら、ホイップが山盛り乗ったアイスコーヒーが運ばれてきました。そうでした、こちらでは、アイスコーヒーといえばこのスタイルだったんです。予想外の展開でしたが、美味しかった~。

帰り道、あまりにも門までが遠いので、近道して駅まで戻ったつもりが、思惑と全然違う住宅地のような場所に出てしまい、あやうく迷子になりかけましたが、路線バスの停留所を見つけ、なんとか市内中心部まで帰れました。いやあ、こういうとき交通フリーチケットがあると助かります。

めげずに次の観光地、ベルヴェデーレ宮殿に向かいます。鉄道駅を降りてから道を尋ねた大学生風の女の子、とても笑顔が素敵で、そして親切に説明してくれて、かわいくてキュートでした。
こういう出会いも自由な旅のおもしろさです。

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こちらの宮殿も、オイゲン公(いろんな方がおられたのねぇ)の夏の離宮だそうで、バロック風のシンプルな強さが迫力な建物の中に、世界最大のクリムトコレクションを誇るオーストリアギャラリーがあるのです。
代表作の「接吻」や「ユディット」の前には人が幾重にも取り囲み、長いこと見入って名画を味わっていました。(こういう時、みんな何を考えながら見てるのか知りたい・・・)

見学後、トラムで街中へと戻り、「カフェ・ツェントラル」で遅めのランチ。
ここも、絶対に来たかったカフェのひとつです。
アーチ型の高い天井。大理石の柱。レトロな照明器具。蝶ネクタイの給仕さん。お客さんは渋い老紳士やビジネスマン。そして色とりどり美味しそうなケーキ、もう理想的な空間です。

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「本日のランチ」と生ビールを注文。
生ビールは、お店ごとにおいている銘柄が違うので飲み比べも楽しみのひとつです。といっても、どれを飲んでもあっさり口当たりで美味しいし、外の暑さでありがたさも数百倍ってもんです。

ランチメニューはパイ生地がさくさくのお肉のキッシュで、感動の味わいでした。
食後にケーキも頼むつもりでしたが、キッシュでおなかがいっぱいになり、そこまで行き着かなかったのが残念。
でもあまりにかわいいケーキたちだったのでそのままさよならするには惜しくて、ショーケースの写真を撮ってもいいかどうか尋ねると、どうぞどうぞ、とやさしくOKしてくれました。
次回はあなたをいただくからね、白鳥シュークリーム♪

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いっぱいになったおなかをさすりつつ、通りをお散歩します。
街中には、世紀末建築や歴史的建造物があちこちにあって、赤白の旗が立っているところは、国が制定している文化財のようなところ。それ以外にも変わった建物や味のある小路など、目を奪われるものばかり並んでいるので、少々の距離でもなかなか前に進めません。

このエンゲル薬局も有名な建築です。16世紀創業の薬局だったものが、1900年過ぎに大ブームとなったユーゲントシュティール(フランス語でいうところのアールヌーボー)に改装された建物で、壁に描かれた天使と窓の花枠が可愛い。ちなみに今も実際に薬局として営業しています。

街のアイスやさんはいつでもどこでも人気。わたしたちもようやく食べてみましたが、甘すぎなくて適度な濃厚さで、これは老若男女が夜でも列をなしているのも納得の美味しさでした。

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スーパーマーケットもたくさんのぞきました。海外のスーパーは、野菜や果物など、たべものの陳列方法は、ほんとうに素材がそのまま活きた感じで、ストレートでいいなあと思います。
このバナナの豪快な売り方になんだかぐっときました。日本でもこんな風に売っていたらいいなあ。
「ユリウス・マインル」では、エコバッグも買えました。
軽いしかさばらないし、いざとなったらすぐ実用できるし、コレクションするにはほんとうにかしこいアイテムだなあ、エコバッグって。

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こちらはシュテファン教会。ウィーンの街の中心部にあり、だいがいどこからでも見えるので、迷子になりそうなときはいつも目印にしていました。
塔の上に登ると、ウィーンの街を見渡すことができました。但し、鳥籠のようなエレベーターは旧式すぎて不安なのと、エレベーター担当のおじさまのテンションが高すぎるのも、なんだか不安をあおるのです。

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夕方まで街をぷらぷら歩き、ドナウ運河クルーズに参加しました。
風の通るデッキで、見知らぬご夫婦やおばあさまたちと相席テーブル。地元の人、観光客、いろいろ取り混ぜて盛り上がります。
船は、一時間かけてドナウ運河をゆっくり進みます。運河沿いには面白い建物がいくつもあり、フンデルトヴァッサー設計のごみ焼却場も見ることができました。
沿道の公園をジョギングしている人や、お店のオープンデッキで寝そべる人も手を振ってくれて、「やっぱりいいなあ、この街」と思うと、明日、ここを離れることがちょっと寂しく感じました。
夕方に出航した船も、船着場に戻る頃にはすっかり日も暮れ、夜風が心地良い中、ウィーン最後の夜を楽しみました。

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Wednesday, 05 October 2011

なんでもありが、いいところ。

201110042012年用に1日1頁仕様のMDダイアリーを買ったので、来年はほぼ日手帳をお休みしようかなぁ・・・と考えていたのですが、それなのに、ここんとこ、ほぼ日手帳が便利すぎて困っています。

10月ともなると、革カバーでは閉じられないほど、中身が厚くなって来たので、春先にオーダーしてつくってもらった紺色×赤ステッチの革カバーから、2009年版のほぼ日チェックカバーにお着替えしました。
緑×紺色のチェック、洋服でも小物でもめっちゃ好きな柄です。

そして、紺色革カバーのほうはマイブックに着せて引き続き使います。カバーオーダーの際、どちらも文庫本サイズだから、スライド活用を見越していたのです。

さて、秋冬には必ず出る課題。
それは、ほぼ日手帳の太りすぎ問題です。
と、思ったら、去年も太りすぎの悩みについて書いてましたね。

カバー・オン・カバーの内側には、ベルリンでもらってきたチラシを入れました。
このチラシ、ベルリン市交通局発行「地下鉄工事のための迂回のお知らせ」という、お堅い内容なんですが、かわいいですよねぇ。
こういう、何かに使えそうな業務用チラシを集めるのも旅の楽しみです。

そして、最近のほぼ日手帳に登場することといえば・・・
野球の観戦チケットと新聞の切り抜きばっかり(^-^;
周りの人からは「野球手帳やん!」とからかわれています。
違う、たまたま最近のホットな話題がこれなんだってば~。

応援してるのは、地元のオリックスなんですけどね。

だって~近年まれに見るハラハラ具合なんですよ。連勝したり連敗したり。周囲の人には「そんなに野球、好きでしたっけ?」といわれるのですが、はい、確かにいきなり気になりだしました「ぽっと出」でございますよ~。
前は「野球なんて、9回もあってたいくつだなー」と思っていたくちです。
それなのに、なんだろうなあ。あのチームプレーのおもしろさにやられました。
もともとオープンエアの球場に夏に行くのは快適なので好きだったんですけどね。花火もあがるし。生ビールもおいしいし・・・
今シーズンはあと数試合ですが、このまま行けばクライマックスシリーズに出られるかもしれないので、そうなったらまだまだ熱が続くなー。あーいそがしい。

「その日らしい写真」を1、2枚、ポラロイドのモバイルプリンター「POGO」にデジカメをつないで、プリントして貼ったりしてます。
始めの頃は、スタジアムに行った日は観戦チケットをページにべたーっと貼ってましたが、これだと場所を取ってしまうのが困りものだったのと、翌日の新聞に載る試合結果も貼りたいのでスペースが足らんなぁと考えた結果、チケットはマスキングテープでページの中央綴じ込み部分にパタパタめくれるように貼り、チケットのうらに新聞の切抜きを貼るという改善策(ってほどでもないけど)を編み出しました!
新聞のスコア表ったら、なんとチケットの幅にぴったりサイズなので、裏に貼り付けるのにもってこい!これは我ながらナイス発見でした。

2011100402もちろん、それ以外のことだって貼ってますよ!
あいかわらず、食べたとか買ったとか読んだとか遊んだとか普通の生活のそんなことばかり。
そんなごちゃ混ぜ感が好き。

しかし、過去の頁をさかのぼってみると、この頃はまだかわいかったのになぁ。
なんだか、おんなのこらしい・・・。

あっ、でも、野球ばかりでまるでおっちゃんな(言っちゃった)最近のほぼ日手帳だって、きらいじゃないよ。
内容が男子的なら、できるだけ仕立てはかわいく、マスキングテープやスタンプなどをあしらってみたり、そういう小細工も楽しいし。

こういうスクラップの変遷を見ていると、その時その時の興味の範囲と入れ込み具合がわかっておもしろいですね。
時間がなくてあいたままのページもある、毎年のほぼ日手帳ですが、秋になってこれだけ充実してくると、来年お休みするのもなんか惜しい気がしてきたような・・・

しかし、このボリュームのスクラップをMDダイアリー上で行おうとすると、厚みがどえりゃ~ことになってしまいそう。
やっぱり、あちらさんは文字専用だなぁ~。

うーん。うーん。

1日1頁ものといえば、もう1人、今年は勉強用に使っている「EDIT」の紙質が、使っていてとってもトモエリバーぽく思えるので(未確認)、こちらを来年はスクラップ用にしようかな~なんて考えて、既に2012年版を買ってあるのですが、サイズがB6なのですよね。
B6サイズでいろいろ貼りこんだときの太り具合の想像がつかないなあ。

あー、悩むなあ。
いっそ両方とも、スクラップ帖にしようかなあ。(なんでやねん!)

といった、秋冬恒例のぐるぐるタイムでした。

オリックスがCSに行けますように。
ついでに言うと、2位通過してCS地元開催をもぎとってほしいなー。

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