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Sunday, 16 October 2011

「マイブック」の時間

20111016

コンビを組んでいたほぼ日手帳が太りすぎのため閉じ切れなくなって、泣く泣くコンビを解消したネイビー革カバーさんでしたが、転職先の「マイブック」のもとで、心機一転、がんばっております。

新潮文庫とまったく同じ姿のこのマイブック。
春先には、縦書きで本の感想文を書いたりするのがしっくりきていたのですが、最近は横書きしたいお年頃。
(本の感想文は別のノートに転勤しました。)

いかにも文庫本。な味わいの、やや茶けた紙のうえに、プラチナのポケット万年筆「いちごさん」の細字で、ブルーブラックインクでちまちま書くのが、今とても楽しい~のです!

ほぼ日手帳も同じく1日1頁形式ですが、あちらはチケットや新聞の切り抜き、写真を貼ったり、スタンプ押したり、マスキングテープをあしらってみたり、ビジュアル要素の強い1冊になりつつありますが、こちらは文字一辺倒。
いたって地道に粛々とやっております。

罫線の印刷もなく、あらかじめ頁に存在しているのは縦書きの日付と曜日と頁数だけという、あっさり派。誘導や制約がない分、こちら側も自由な気持ちで紙面の空間に向かうことができます。

今までの頁を見返してみると、1頁あたりの平均筆記行数は、だいたい30行ぐらい。
けっこう詰め込んでますねぇ。

いちおう、その日の日付の頁に書いてはいますが、日記帳は他にもあるので、このマイブックに綴る内容については、あまり、日記的な特性は持たせていません。
自由ノートに近いかな。
今日、ふと考えたりしたことの中で、寝る前に書いておきたいなと思ったことがらについて、気楽に書き始めることにしています。
しかしひとたび書き始めると、知らず知らずに1頁がうまる分量になっており、自分でも驚きます。
この「無罫」というものには、とてつもなく筆を進ませる魔力がなにやら潜んでいるのではないだろうか、と思いたくなります。

表紙カバーや本体には、著者の名前を書くことのできる欄があります。
そこには、それっぽく氏名のゴム印を押して。
また、実際の新潮文庫と同様の、表紙を開いたところの著者紹介欄には、手もとにあった新潮文庫をお手本にして、テプラで著者プロフィールをつくり、写真とともに貼ってみました。写真はモノクロにすると、”それっぽさ”をかもし出すことができます。
とはいえ、プロフィールといっても取り立てて紹介する功績もなく、生年、出身地と出身校、趣味ぐらいしか思いつかなかったのが、作家さんと違って寂しいところ。
なりきってあほなことを書いていて誰かに見られたら恥ずかしいしなぁ。

貼ってみるとそれなりな仕上がりになり、「ふっふっ」と楽しんでおります。(へんな人・・・)
・・・しかし、こんなに楽しめて定価324円(税別)ですよ~!
しおり紐もついてるし。
軽いし。
なんて、芸達者さんなんでしょう。

ほぼ日手帳での記録はどちらかというとはじけ系なので、このマイブックでまた違う面での心の整理ができて、我ながら、この二冊があることで、なんだか上手くバランスが取れているような気がします。
トムとジェリー、いや、ハイジとクララみたいなものか。(違うか・・・)

2012年版の発売は11月。毎年、表紙に少しだけ使われる色が変わる以外は、今年と何も変わらない姿で本屋さんにやって来るはず。
文庫コーナーに積み上げられた山の中から、1年かけて「わたしの本」になってくれる1冊を手に取りレジに持っていく。
これも実は内心楽しみだったりします。

このマイブックを愛用している人に実際、まだ一度も出会ったことがなく、感動を分け合えないのが少々寂しいので、周りの人に強力におすすめしたり、無理やり贈ったりして、草の根作戦、展開中です。

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Comments

こんにちは。
はるるさんのblogを読んで、今年はマイブックを買おう!と決めています^^
でも、まだ何を書き込むかは決めておらず…。
それを考えるのも楽しいんですが。

文庫本の紙って何かを書き込みたい衝動に小さいころ駆られていたんですが、
その希望が叶うと思うとワクワクですv
どうして今まで知らなかったんだろうー!

Posted by: fukusuke | Tuesday, 18 October 2011 at 10:52 AM

お・遅くなりましたぁぁ(゚▽゚*)

マイブックねたに参加させて下さい。
2月のお話に、筆ペンを使用を始めましたとお伝えし、

あれから10ヶ月・・・・続いております\(^o^)/

筆なので、はるるさんのように細かい字は書けません。
平均6行くらい。
それでも、1冊となるとかなりの文字数で良い練習になりました。
タテ字、毛筆にも随分慣れて来ました。
文字数が少なく、タテ書き、毛筆。
小説家を通り越して、詩人か、俳人(廃人?)気分です(^-^;

こちらも日々の記録は「ほぼ日」なので自由帳使用。
クララとハイジ(笑)
私の場合・・・・
毎日食べる「ごはん」と時々すする「みそ汁」って感じです。

クリーム色はうれしいですね。
今年の発売は11月1日とか・・・ 楽しみですね。

善きマイブック生活を!

Posted by: nozomi | Tuesday, 18 October 2011 at 04:44 PM

わ〜、マイブック党が名乗りをあげてくださってうれしい〜!

fukusukeさん、
お仕事的にもピッタリマッチじゃありませんか♪
そのまま、作品を書き込んでいくのとかどうでしょうか?
わたしも、マイブックを見てると日記文学を書きたくなっているのですが、
ネタが浮かばず、日頃の普通な事柄を書くだけですが、それで今のところは満足です。
でも若干、ポエマー傾向が高くなりますね(^_^;)

nozomiさん、
筆文字、続けておられるのですね〜!ブラボーです!
私も真似してみたんですが、「果たし状」みたいになってしまい、小筆のお稽古が必要だなあ、と痛感いたしました。
秋だし、またやってみよっかな。

ごはんとみそ汁…(^ ^)
それもまた絶妙なコンビですね!
山田君、座布団一枚!

Posted by: はるる | Thursday, 20 October 2011 at 08:13 AM

はじめまして!万年筆も手帳も初級者です。
はるるさんのエネルギッシュな生活に脱帽です。
私の手帳は、能率手帳ゴールドー桐の箱を買いましたので、浮気はできませんし、毎年私なりには進化しているかなと思っています。
はるるさんに触発されて、来年は、心に留めておきたい文章等をしたためていくためにスマイソンピンク「NOTE」を購入、ほぼ日感覚で、モレスキンスヌーピーラージも購入しました。すごく楽しみです。
はるるさんのおかげです。
ご質問させてください。
1)能率手帳に、色彩雫の「月夜」(ブルーと緑のイメージ)のインクを使おうかなと思っていますが、耐水性などに関していかがですか?
2)最近「エルバン」を知りました。ローラーペンにカートリッジインクも、無精な私には気になる所ですが、手帳に書いていくものとしては、どのように評価されますか?

また、いろんなお話楽しみにしております。
お写真も、絵はがきのようで素敵です。心にしみこんでいくようです。


Posted by: かっちゃん | Thursday, 20 October 2011 at 09:36 AM

かっちゃんさん、こんにちは。
能率手帳ゴールドと桐箱もお揃いですね〜!
あの箱が満員になるまで30年、浮気はできませんね。
ピンクのスマイソンにスヌーピーのラージ。
これは毎日の楽しみがいっぱいですね。

さて、インクについては、「色がなんとなく好き」的な感覚先行で選んでいることが多く、あまり詳しい知識はないのですが、エルバンは他のインクよりさらさらしているように思います。ローラーボールペンは、インクもれの心配は万年筆よりも少ないと信じて、がちゃっと筆箱に入れちゃってたりします。そういう点では機動性があり、手帳用の筆記具としてもナイスパートナーかもしれませんね。なんと言ってもエルバンの色の豊富さは魅力です。ローラーボールも複数用意して、色違いで手帳にカラフルに書き込むのも楽しいかも!
「月夜」の耐水性については、難しい事はわかりませんが、パイロットのインクも全体的にわりとさらっとしていると思いますので、もしも、水がかかるような事があれば、はかなく滲みがちな気はします。
個人的には、能率手帳のクリーム色の紙の上に乗っかった「月夜」の色合いはとても落ち着いていて、好きです。
お互い、楽しい手書き生活、楽しみましょう!

Posted by: はるる | Friday, 21 October 2011 at 08:53 AM

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