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November 2011

Saturday, 26 November 2011

トラベラーズノートの里帰り

20111118東京・中目黒に10月にオープンしたトラベラーズファクトリーに遊びに行ってきました。

以前、京都のイベントの時に体験したカスタマイズコーナーや、旅を感じることのできる展示など、その世界観がとても楽しくて、こんなカフェがあったらいいのに、ってブログのコメント欄でお友達と話していたのを思い出しました。
それが現実になる日がやってきたんですね。

東京へ日帰りの滞在の数時間を狙って、地下鉄中目黒へ。
中目黒はおじさま達が作るチーズケーキの店を訪ねて、もう10年ほど前に来たことがあったけど、本当に久しぶりです。
(変わらず元気でがんばっておられるかなぁ)

駅を降りて数十メートル歩くだけで、下町の雰囲気のある、普通の通りにさしかかります。
トラベラーズファクトリーは、それをさらに奥へ進んで小さな角を曲がったところ。
とても味のある、ロケーションです。

背の高い一軒家風の建物に、トラベラーズノートのロゴマークの看板が。
初めて来るけど、とても懐かしい気分なのは、いつも生活の中にあるトラベラーズノートの世界が馴染み深いからかな。

その時はちょうど男性のお客さんが2、3人おられました。男性にも女性にも境界なく親しまれる商品って、なかなか他にはないなぁ、と思いながら、店内に置かれた革製品やチャーム、スタンプなどのオリジナル商品を見て回っていると、どれも欲しくなってしまって困りました。
欲しかった種類のマスキングテープは売り切れで残念だったけど、これは、次回のお題に。またおいでね、ということね。わかりました~♪

トラベラーズブレンドのコーヒーを2階のスペースでいただけるということだったので、カウンターでコーヒーをお願いし、2階に上がりました。急な階段が怖いけど面白い~。(降りる時がさらにドキドキものです。)

程よく広いスペースに、ふかふかソファが。これがあの、TRUCKさんが特急で間に合わせてくれたという、噂のソファ・・・
いつかわが家にも迎えたいTRUCKさんのソファ・・・
座り心地が夢みたいでした。革の色も好みすぎる。

真ん中には大きな机があって、壁にはポストカードの入選作品がずらり。
個性がいろいろで楽しい作品ばかりでした。
誰もいない2階で、コーヒーを飲んでいると、自分の家と間違えそうなぐらい、くつろいでしまいそうでした。
いい空間だな~。

1階に降りて、スタンプを買って帰ろうかななあと思っていると、ちょうどお客さんが他にいなかったので、いいじまさんに、わたしのトラベラーズノートを見ていただきました。
こないだのヨーロッパの旅に連れて行ったキャメルのノートです。

まだ作成途中で、貼るものもはさんだままだったりで旅ノートとしては未完成ですが、中身を見ながらヨーロッパについて、旅行について、いろいろお話しすることができました。
貼っているものが食べ物ばかりでちょっと恥ずかしかったけど、トラベラーズノートも里帰りができて、それにお父さん(?)と話ができて、喜んでいたと思います。20111117_2

残念ながら、飛行機の出発時刻が近づいてきたので、空港に向かいました。

今から空港に向かって機上の人になるっていうのも、旅人ぽくていいじゃない、とモノレールの中でひたっていたのですが、空港に着いてみると機材トラブルで出発遅れのお知らせが。

事前に分かっていたら、もう少し長くお店にいられたのにな~なんてちょっと残念だったり。
でも、ハプニングも旅にはつきものですよね♪

あの場所に、これからいろんなお客さんが来て、それぞれのノートを持ち寄って、思い思いのことを話していくんだろうなあ。
東京での寄り道先が、またひとつ、増えました。

お店の中の写真も自由に撮らせていただきましたが、これから行かれる方もおられるので、楽しみをキープするため、写真はなし☆
本には載ってますけどね・・・

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Friday, 25 November 2011

5年目の黒革手帳

201111252008年から使い始めた能率手帳ゴールドも、来年、2012年版で早くも5冊め。
能率手帳の流儀を読んで、それからなんだか手帳に沸き立って・・・
桐の保管箱が当選して・・・・・・
空前の手帳(マイ)ブームだった、あの頃。
あれからもう5年になるのね~。

魅惑の手帳が多いせいで、いろんな用途をひねり出してはあれこれと使っていますが、基本的に、スケジュール帳としての手帳は、そんなに変更はしてないんです。
仕事用とプライベート用は分けていますが、結局、レギュラー陣は固定メンバー。打順は若干変わっても、顔ぶれは変わってないのです。

そんな不動の4番(?)は、能率手帳ゴールド。
来年も、サイズは小型版を選びました。

能率手帳を買うときは、これまでは、東京に出た際に伊東屋さんに立ち寄って、名前を入れてもらっていたのですが、今年は大阪にある、全国展開の大きな本屋さんの文具コーナーを通じて、名入れしてもらいました。

字体は伊東屋さんの時と共通なのですが、名入れの位置がちょびっとだけ違うのが新鮮。

ほんの数ミリの違いでも、表情って結構変わるもので、別に並べて使うものでもないので、これはこれで気に入りました。
今年も、金色の筆記体文字が可愛いです。

そして、今年、表紙の内側にリバティプリント地の紙を貼ってみて悦に入っていた工作の時間を、2012年版もやってみることにしました。
ささやかなアレンジでしたが、表紙を開けるたびに、また、閉じていても隙間からチラッと見える小花柄が、うきうき感をプラスしてくれました。

完全に自己満足。
別に、能率手帳が可愛くある必要は全くないって、根っこのところでは思ってますよ♪ (どっちやねん!)
黒くて渋くてシンプルで、おっちゃま風でも別にいいの!
この表紙のふかふか革があれば他には望まない。

でも単に、工作するのが好きなのよ~*

2012年版工作の、技術改良点は、貼る素材として本物のファブリックを用いたところ。
手持ちのはぎれから好みの柄をオーディションして、ベージュ背景の小花柄に決めました。

前回貼ったのは、やや硬さのある紙(リバティムックからのリサイクル☆)でしたが、今回は布地なので、紙を貼ったときよりも手帳表紙の厚みにほとんど影響がなく、ゴールド手帳の持つしなやかさをキープできたことが、高得点です。
柔らかいベージュ背景の花柄もお似合いで、これはいいわ~、と、またまたひとり悦に入ってました。
しかし、いかんせんO型仕事ですので、若干、大雑把な造りとなっておりますっ。
布地は、狙ったサイズ通りに切り抜くのが難しいっす。布地カッターがなければもっとひどいことになっていたでしょう・・・。

今年使っているゴールド小型手帳も、あとひと月を残すばかりとなった割には、とても美しい姿をキープしてます。使い込みが足りないのかしら?
表紙にもそれほどの変化は認められないし、革に目立った傷もないし、もうすぐさよならだと思うと残念というか、もったいない・・・。
中身のページを振り返ってみると、文字ばかりの素っ気ない週もあれば、暇だったのか、イラストまで書き加えている週もあり、向き合い方にムラがありすぎておかしい。そんなちぐはぐが自分なりにも興味深いです。

それにしても当の本人であるゴールド手帳の本体は、2012版と2011年版を見比べてみても、おまけのページ含めてまったく変化なし。
ここまでスタイルを貫けるところは、ある意味素晴らしい・・・
でも2013年こそは、ボルドー色の革表紙のものを出して欲しいな♪ (毎年抱いてみる願望。)

今度また、ブロックカレンダーも作成してみようと思います。

ああ~、こういうことをしている間にも、もう12月がひたひたとー。
1年なんて、あっという間ですね。
あと1か月、この手帳がますます素敵なことでぎっしりになるよう、ますますパワフルに駆け抜けたいと思います。

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Thursday, 24 November 2011

旅の小箱(6) プラハ・文具と郵便と建築と。

今回泊まったのは、カレル橋からほど近い旧市街の中にある小さなホテルです。写真の中のグリーンの建物なのですが、とても細長い建物です。
車1台通るのがやっとという細い路地を入った中に、何百年も前の古い建物が続く一角があり、その中にホテルとして営業している建物をインターネットで見つけ、メールを送って予約しました。
最近はこのようにネットで見つけた宿に直接メールを送って予約することが多いので、到着するまでどんな宿なのかわからないのが「賭け」になっていて、それもドキドキではあるけれど、じつは旅の楽しみでもあります。

実際に現地についてみると、部屋は小さいながらも快適で、観光客が遅くまで散歩する賑やかなエリアにしては静かでそして宿の人もとっても親切。ウィーンに引き続き、今回もとてもいい宿とめぐり合えたなぁと安心しました。
滞在する場所が安心だと、日中の活動における元気さも倍増するというものです。

ホテルで朝ごはんを食べたら、今日も晴れ渡った青空の中、活動開始です。
まずは、本でチェックしてた文具屋さん訪問からスタート!
憧れのチェコの文具屋さん・・・想像しただけでもクラクラきてしまいます。

地下鉄の駅を降りて少し歩くと、壁の看板に「uni」のポスカらしきものが刺さっている店が。
まぎれもなく、あの店だわ!

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あまりに意気込みすぎて、開店早々押しかけてしまった感じになりましたが、覚えたてのチェコ語で朝のあいさつをして店内に入ると、あたたかく迎え入れてくれました。(と、思い込んでおくことに。)
品揃えラインナップは、実用品路線。チェコの「コクヨ」的メーカーの伝票類や帳簿ノート、学習用であろうノート、ばら売りのKOH-I-NOORの鉛筆、と、まったく普通のものばかりなのに、棚に並んでいるものすべてがきらめいて見えます。かわいいのかそうでないのか微妙な、クルテクのノートもたくさんありました。やっぱり人気キャラクターなんだなあ。
チェコの普通の文房具がぎっしりなお店。こういう店に来たかったのよ!!

あまりにも真剣に見入っていて、お店の人は若干あきれ気味だった気がします。そりゃそうよね、朝一番に乗り込んできて、わけのわからない外国語で「うわ、これかわいい」「ぜんぶほしい・・・」「しかし重いよな・・・」とぶつぶつつぶやきながら買い物する客が、おかしくないはずはありません。
箱に詰めて帰りたいぐらい、買いたいものはいっぱいあったけれど、そこはぐっとこらえて厳選。
普通のノートとして使えそうな罫線の帳簿ノートや、チェコ語の2012年版カレンダー、学童ノート、シール、鉛筆などなどを買いました。
あ~、楽しかった。長い時間、お邪魔いたしました♪

次に向かうのは、プラハ中央郵便局。
文具屋の次は郵便局というのも、なかなか黄金なコース取りです。(単に近かったからなんですが・・・)

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ホルンのマークが可愛いですね~!このまま公式グッズにしてほしいよ!

そして、見てください、この玄関のおしゃれな装飾を。こういう格子や照明が、業務的な場所で普通に見られるという外国の暮らしが、本当にいいなあと思います。
郵便局の中は撮影はできないようでした。(知らずに一枚撮った所で止められてしまいました。一枚だけは見逃してくれたのかな?ありがとう! (←都合のいい解釈)

エアメールを差し出そうと、窓口で切手を買ったのですが、窓口のお兄さんが、一枚一枚、ペンでぶ厚い帳簿に書き込んで在庫管理をした上で、さらに手書きで伝票を発行してくれるという丁寧さには驚きました。
だから、切手を数枚買うのもかなり時間をかけてのんびり・・・なんです。
そしてやっぱり、お客さんも誰もせかせかしていない。このゆるやかな時間の流れがなんだか愛しかったです。(これがなにわの郵便局だったら、兄ちゃん、はよせー!とかお声もかかりそう。)
同時に、業務であってもそこまで丁寧に、「書くこと」が大事にされているお国柄だからこそ、魅力的な文房具も多いのかなあ、なんて思ったりしました。

郵便局の中には記念切手売り場があるのですが、なんとその日は土曜日で、その窓口だけが閉まっているではありませんか!
貼られたポスターを見ていると、かわいい切手がいっぱいある模様。「お願い!売ってください~!!」と心の中で叫んだよー。

閉ざされた窓口の前で打ちひしがれていると、おじさん局員さんが近づいて「郵便博物館に行けば買えるよ」とおっしゃった!

なにっ、郵便博物館ですかっ!さすがチェコ。
そんな素晴らしい場所があるのでございますね!
市内の、ちょっとだけ離れた場所にあるみたい。行きます、行きますとも♪
ということで、後ほど、コースに組み入れることにしました。

そして次に向かったのは、ムハ美術館。
フランス語の「ミュシャ」の呼び名のほうが親しみがありますね。アールヌーヴォーを代表する作品の展示が見ごたえがありました。館内には家族が提供した写真や日記、家族に宛てた書簡なども数多く展示されていました。
この人の作品に描かれている人物は、まなざしがとてもあたたかくて、不思議と癒される気分でした。
有名な作品の現物が観られるだけでなく、家族や祖国を想う人柄が伝わる展示物が多く、とても良い場所に来たなあと感じました。
わたしがムハ作品でいちばん好きな「ヒヤシンス姫」が表紙になった2012年の日記帳や手帳が売られていたので、記念に日記帳を1冊、買いました。

その後、ヴァーツラフ広場へ続く通りで、地元の人に混じって、プラハソーセージとビールを立ち食い。ドイツのソーセージとはちょっと違って、若干ピリ辛。そして、ソーセージ一本はとても長かった・・・食べても食べても終わらないので、しっかりお腹が満たされました。

続いて、共産主義博物館へ。小さなスペースの中に、社会主義国から民主化への激動の時代を語る資料や映像などが展示されている場所で、お客さんが多いことに驚きました。
「プラハの春」や「ビロード革命」、そんなに昔のことではないというのに、プラハの人は、最近まで大変やったんやなあ・・・としんみりしてしまいました。
こういう世界の激動の歴史をもっと知らなくちゃいけないと身が引き締まる思いでした。
ちなみに、ここのテーマカラーは当然の事ながら、「赤一色」。館内の内装はほとんど赤くまとめられ、隣接するマクドナルドまで赤比率が高かったのが、とてもおかしかったです。

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続いて、アールヌーヴォー建築の代表格、市民会館へ。
ムハが内装を手がけた「市長の間」は、平日だと見学可能ですが、この日は土曜で残念ながら内部は観られませんでした。しかし、外観のみならず、玄関ホールや窓口のステンドグラスなど、それだけでもかなり見ごたえのある場所でした。
もちろん、現在も市民会館として使用されているそうで、市民のみなさんがうらやましいです。

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隣接する「カフェ・オベツニー・ドゥーム」は、これまたアールヌーボー装飾きらめく、芸術的カフェです。
開け放った窓からさんさんと降り注ぐ光と爽やかな風に祝福され(?)、昼間からいただくビールは格別です。
メニューカードはムハの絵でした。
注文したのは、チェコ名物、「パラチンキ」。この写真では、なんだかしょうが焼きみたいに見えてますが、クレープのようなデザートなんですよ~。フルーツやアイスクリームが添えられていて、不思議とビールにも合うのです。

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甘いものもチャージしたので、また、路面電車に乗って、中央郵便局で教えてもらった郵便博物館を目指して出発です。
プラハの中心街はわりにコンパクトで、少し路面電車に乗って進むと、もう、静かな街区へと入ります。
郵便博物館もそんな小さな路地の中にありました。
電停を降りると、いきなり切手商の店が数軒。おお、このあたり、いわゆる切手街なのかっ!と脈も速くなりますが、残念ながら、切手商は土日はお休みみたい。窓に貼りつき、店の中を指をくわえて覗いてました。

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郵便博物館は、一戸建ての小さな家といったたたずまい。中に入ると、おじさまが1人、そして、スタッフのお姉さんが1人おられました。入館料を払って中に入ると、静かな空間の壁一面に、展示コーナーが。「ていぱーく」などにある、スライド引き出し式の展示パネルが奥のほうまでズラリ!
切手のコレクションもさることながら、とりわけ、FDCの豊富さと言ったら、もう、倒れてしまいそうでした。
FDCというのは、記念切手・記念封筒・記念消印が一緒になったコレクターズアイテムで、切手の発売日に発行されるものです。チェコのものは特にデザインが美しく、世界中にコレクターがいるという、憧れのアイテムなのです。
これまでに発行されたFDCがわんさか観られます。

ここを聖地と呼ばすになんとする。これは、1日そこらでは観られませんよ!!
この館内を見尽くすために、もう1回プラハに来ることもできるなぁ・・・とはやくもたくらみながら、時間の許す限りなめるように観ていました。

当初の目当てだった記念切手と、FDCも買えました。
郵便好きさんには、ここはぜひとも丸1日はかけていただき、じっくり堪能することを強力におすすめしたい場所です。平日なら、周りにある切手商も見られますしね!

そして、郵便博物館を後にして向かったのは国立博物館。
国を代表する博物館なのですから、夕方までじっくりと時間をかけて・・・
と意気込んでやって来たのに、なんと、改装のため5年間休館!
5年間とさらっと言われたものの、わたしが聞き間違えたかと思い、聞き直したらやっぱり5年間でした。
休館期間の単位がごつい~!
そういう大らかなヨーロッパの人・・・好きだけど・・・・でも観たかった。
隣のビルで臨時展をやってるから、と促され行ってみたものの、蝶の標本展示(←すごかった)と手を洗おう啓発展示しか観られなかった(+ +)

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道中、有名なダンシング・ビルを見学しました。
賛否両論あるそうですが、これはこれでかわいいじゃないの。周りからは完全に浮いてるけど・・・

さて、外はまだ明るいよう見えますが、時間はもう夕食タイム。
今夜は自家製ビールが自慢の、ピヴォヴァルスキー・ドゥームというお店に行きます。
店内に銅製の巨大タンクがあり、作りたてのビールが飲めるのです。
人気店だそうなので早めに入店。
ですが、もう飲んでる人がたくさんいました・・・

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フレーバービールの「おためしセット」があったので、それを頼んでいたら、隣の家族から「それ何?」と尋ねられ、「わたしたちもそれ頼んでみるわ!」と盛り上がりました。コーヒー味やチェリーなどいろいろ。おいしい味、う~む、これはない・・・、な味、いろいろあって面白かったです。
料理はやっぱりどれも口に合います。味覚が似てるのかな。ガーリックスープがとっても美味しかった!それから、牛肉のグラーシュ。もちもちとしたクネドリーキ。
どんな料理もビールに合うので、ついついおかわりも・・・快調に進んでしまいます。

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食事のあと、路面電車で旧市街へ戻り、夜のヴルダヴァ川沿いを散歩して帰りました。
どんな時間帯も絵になる場所です。
明日はいよいよ、川向こうのお城と城下町を廻ります。

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Tuesday, 01 November 2011

旅の小箱(5) オーストリアからチェコへ

ヨーロッパの旅も4日目、今日は午前中、ウィーン最後の時間を楽しみ、そして午後には鉄道でチェコへと向かいます。
ウィーンでは、カフェに行きつくしたいと野望を抱いていましたが、魅惑的なカフェが多すぎるので全て制覇というわけにはいきません。
限られた食事機会のうち、朝食はカフェに行く絶好のチャンス。今日も早起きして、カフェめぐりから観光はスタートです。
今日は、「オーバーラー」というカフェのテラス席で、ビジネスマンのおじさまが食べていた朝食セットがとても美味しそうだったので、「あれと同じのください!」でいってみました。
はじめに出されたオレンジジュースが美味しくて、眠気もふっとんでしまいます。
こんなに美味しいオレンジジュースがこの世にあったなんて。
おかわりしたかった・・・・

ヨーロッパに来てはじめての曇り空。
でもテラス席はやっぱり気持ちいいです。

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しっかりパワーチャージして、出発までの時間、行き残していた場所を廻ります。朝食後、あたりを散歩していたら、雑誌で見て、素敵だな、と思っていた石畳の路地「ナーグラー小路」を発見。もう見つからないのかな、と思っていので偶然出くわして、うれしかったです。このような小路には、奥に入るとHof(ホーフ)と呼ばれる小さな広場があって、たいがいテラス席を備えたカフェがあります。
いつ、どこを歩いても素敵な空間でお茶ができるこの街は本当に素晴らしいなぁ。

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まだ時間は充分あるので、クリムトの壁画がある美術館「セセッシオン」へ向かいます。
この建物も世紀末建築の有名なもので、別名「金色のキャベツ」・・・。

中のクリムト壁画は部屋の壁をぐるっと一周する壮大なもので、これにはかなり圧倒されました。
日本語の説明パンフレットをもらえたので、読みながら見ていると絵がうまれた頃の時代背景や、込められた思いなども知ることができ、ぐっとくるものがありました。この部屋は写真は撮影不可でしたが、鑑賞用の椅子も置いてあり、静かな空気の中じっくりと観ることができました。

この近所にはもうひとつ、世紀末建築で有名なカールスプラッツ駅舎があります。
アーチを描く屋根と、金色の装飾がゴージャスでかわいい~!
グリーンの縁取りも愛らしくて、ここはかなり、お気に入りの建物です。
「駅」についついテンションがあがってしまうのは、やはりテツ分が多い証拠なのでしょうか・・・

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さて、いよいよ本当に、駅に向かわねばなりません。ホテルに戻って預けていた荷物をもらい、短かったけどとてもお気に入りになった宿にお別れ。
ホテルの前のオペラ座広場には、楽友協会のお弟子さん(?)のようなモーツァルト達がたくさんいて、今夜のコンサートへのお誘いをしてくれるのだけど、「もう今からプラハへ向かっちゃうんだ~」(←ドイツ語)と言ったら、「なんでー!?」(←ニホンゴ・・・)と返されて笑っちゃいました。
「タコヤキ~タコヤキ~~」と繰り返す彼らがおかしかった。
誰が教えたの・・・

がっしりと後ろ髪を引かれながらも、もうすっかり乗り慣れたメトロにのって、長距離列車の発着するウィーン・マイドリンク駅へと向かいます。
しばしのお別れ、ウィーンの街!また来るね~。

マイドリンク駅は、乗客、見送る人などでごった返していてさすがの盛り上がり。ここからヨーロッパ各地へみんな旅立っていくんだなあ、と思うと旅情も高まります。
ヨーロッパの旅人の定番、巨大なスーツケースを引っ張った人があちらにもこちらにも。心の中で「それ、大きすぎやん!」と突っ込むのが好き。

駅で見かけたナイスファッションNo.1。その郵便局Tシャツ、すごく欲しいんですけど!どこで手に入れたのか、真剣に質問しに行こうかと思いました。
公式グッズとして売ってるのなら、次回、ぜひほしいです。

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乗り込むプラハ行きの列車は、グスタフ・マーラー号。
そういえば昔、ウィーンからポーランドへ行ったときに乗ったのはショパン号だった。いいなあ、こういうネーミング。「食堂車」の表示もチェコ語、英語、ドイツ語と三ヶ国語併記で。こういうのを見ると、まさに国際列車という感じがします。

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途中で通過する小さな駅も、よくよく目をこらして見ていると、とてもこったつくり。階段の柵やホームの柱がとてもおしゃれなんです。日常にこういうデザインがあふれているなんて、いい国だあ~。
プラハまでは、4時間50分。途中、大雨が降ったり、そうかと思えば陽光が差し込んだりと、また、車窓に流れる風景も、大きな農場があったり小さな町並みが見えたりと、まったく飽きることのない鉄道の旅でした。

途中、食堂車にコーヒーを買いに行ったら、”cukr?(ツックル=砂糖) mleko?(ムレコ=ミルク)”と聞かれ、あっ、言葉がドイツ語じゃなくてチェコ語になってる~!と、いつの間にやら国境を越えていることに、いたく感動したのでした。
また、iPhoneの接続先が、いつの間にか見慣れないチェコの通信会社に変わっていたのにも、プチ感動。
島国・日本育ちには、陸路での国境越えは、何度体験しても、すべてが新鮮です。

座席はコンパートメント(個室形式)だったので、iPhoneからドヴォルザークを流して、チェコ気分を次第に盛り上げていきます。

そして静かに、列車はホームに停車。プラハ本駅に、到着です。

記念すべき、チェコへの一歩。ホームに降り立つと、数時間前までいたオーストリアとは確実に違う空気で満たされています。
駅舎は、昔の駅舎のドーム式天井をそのまま活かして新しい駅舎をつなげたつくりで、アールヌーボーの装飾があちこちに見られる、とても趣のあるゴージャスな場所でした。
2階にはカフェもあるので、帰りに寄ってみよう。

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駅の中は、当たり前ですが、チェコ語の表示であふれています。
街なかへ行くための切符を買うため、前の人の買い方を注視。なにせ、チェコの硬貨の種類もまだわかってないのです。でもこの「異邦人感覚」が、たまらない!
とりあえず真似して押してみよー、でなんとか無事に買えました。

地下鉄のホームは、何やら近未来的なデザイン。あとで知ることになるのですが、市内主要駅は、各駅、この近未来的つぶつぶデザインで、色違いなんです。おっしゃれだわ~♪
地下鉄の車両は、手すりやドアノブなど、いい感じに赤が使われていて、なかなかおしゃれでポップなデザインでした。
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プラハ本駅からメトロで数駅。駅のエスカレーターの速度が異常に速いのがとても印象的でした(というか、乗り降りが怖かった・・・)

プラハの宿は、旧市街の中に取りました。車がやっと通れる細い小道の中に連なるかわいい昔の町並みの中にある、小さなホテルです。
無事にホテルまで辿り着き、チェックインを済ませたら、晩ごはんに繰り出します!
創業は、なんと1499年!という、プラハ最古のビアホール「ウ・フレクー」に行きました。
かわいい時計が目じるしのお店です。
店内の装飾に、重ねた歴史を感じさせる趣がある素敵なお店。
中庭に案内されると、広い空間に人々がぎっしり!みんな黒ビールジョッキを手に、かなりごきげんさん。もう、世界中の言葉で、わいわい、おしゃべりが騒々しいのなんのって。これが酒場の醍醐味!

席につくと、有無も言わさず、まず黒ビールがジョッキでどーん!と置かれます。
まずは、チェコ到着を祝して乾杯☆

アコーディオンの演奏隊もやってきて、わたしたちが日本人と見るや、スキヤキソングを演奏。
その他、各国の「ご当地ソング」を演奏しつつ、席を順番に回っていきます。拍手喝采。(みんな酔っ払ってるし・・・)
食事の注文も、あちらこちらのテーブルから手が挙がり、店員さんの取り合い。
この自由な雰囲気、めっちゃ楽しいぃぃ~。

お客さんの中に、なぜか「銀座三丁目」とドハデに漢字で書いたTシャツを着ているイタリア人風の男子がいて、とても面白かったので「いいね!」のサインを送ってみたら、向こうも照れながらも、とても喜んでくれました。
しかし、なぜに銀座三丁目??


生ビールは、ウィーン以上にチェコは安くて、250円ぐらいです。お水より安いのがビール。
こりゃみんな飲みますわな~。

チェコの伝統料理は、ポークのローストだとか、じゃがいもだとか、あっさりした素朴なものが多くて、わたしたち日本人の味覚にも合うメニューが多かったです。(そしてビールが進むメニュー。)
この街でも、機嫌よく生きていけそう!と思いました。

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あっという間に2時間ぐらいが過ぎて、店を出ると、到着したときまだ明るさの残っていた街も、すっかり夜の闇に包まれていました。
ホテルのある旧市街へと戻り、そこから、カレル橋へと少し散歩しました。
ヴルダヴァ川にかかるカレル橋、そしてその向こうに輝くプラハ城。
この景色に憧れて、プラハへ来ました。
本で何度も何度も目にしていた景色の中に、いま本当にいるんだなあ、と考えると不思議な気がしました。

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興奮はまださめないけれど、夜風の中、この景色をいつまでもほおばっていたいけれど、宿に帰って眠りにつこう。
明日も早起きして、市内をいろいろめぐります。

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