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Thursday, 03 May 2012

ブックカバーの時間

20120406

本屋に寄らなきゃいいのに、つい帰り道に寄り道して、そして絶対、何かしら買って出てくる。
本を読むのがどうしても遅いわたしは、次々と読みたい本が出てきてしまって、追いつくのに困ります。

そうなると読む本を一冊にしぼれないことが多く、だから大概わたしは同時期に、複数の本を読んでいます。

たいてい通勤電車の中で読むことが多いから、朝と夜では、ちょっと気分を変えてみたくなったりすることもあって、固めの本(あるいは重ための作品)と、ちょっと気楽に読める本をかばんにいれています。

だから「読みかけの本」が複数冊できてしまったりするのがわたしの日常パターンなのですが、読みかけの本には、それぞれお気に入りカバーをかけておきたくなります。
それで、色や素材は違うけれども、手触りのやわらかな革のカバーをいくつか揃えて使っています。

この作品に似合うカバーはどれだろう、なんて考える時間も結構楽しくて、そして、読み終わった時には、この本ともお別れかぁ~と思いながらカバーを外して本棚におさめる作業、このちょっとさみしい一瞬が結構好き。

最近、とても気に入っているのがアンリクイールのブックカバーです。「BOUQUIN」という名前がついていて、わたしが選んだのはボルドーの革で、お花と犬の刺繍が表裏についているものです。
アンリクイールのカバーといえば、ほぼ日手帳のカバーの抽選販売に心揺らされる、毎年秋から冬。
(ほぼ日カバー、思い切って応募してみたが、あっさり外れた年もあった。)

神戸で、お店にふらっと立ち寄ったのがいけなかった。実物を見て、あまりにもボルドーの色が好みだったので、我慢できずに買ってしまいました。
文庫本カバーとしてでも、ほぼ日手帳カバーとしても使えるしね~、と納得させて買いましたが、本にかけて使うのが大忙しなので、手帳カバーとして使う役目は、なかなか回ってきそうにありません。

このカバーを買ったのは半年ちょっと前。初めは固めでよそよそしさのある手触りでしたが、最近はしとっとした優しい手触りに変化してきて、本を読んでいる時にも指先を通して伝わるその心地良さが、読書タイムをさらにたのしい時間にしてくれるのです。

ボルドーの色味は、使い始めの頃よりは少し黒味が増したかな、といった雰囲気。そこが表情にも大人度をプラスしているようで、赤系といっても、こどもっぽさのない良い色だなあと思います。
半年以上経って、それなりに傷やへこみはついてきましたが、この先もっと使い込んでいくにつれて、さらにどんな表情に変化していくのかな、というところも楽しみです。

ブックカバーは、厚み可動式のものよりも、両袖が固定されているタイプが好みなのですが、このカバーはまさにそのタイプ。
最近読んでいた文庫本は606ページあって、家にある文庫本の中でもかなり厚いものでしたが、この606ページがまさにぴったり!寸分の隙もなく美しい~。
理想の厚みなんです。
うーんやっぱり、ほぼ日にぴったりフィットかも。
・・・と、つかいまわし計画が再燃してきました。

ところで、お店で「これは何年か使ったものなんですよ」と見せていただいた、「新品のその後」がいずれも素敵でした。
輝く艶が出て、色は深くなり、もとの商品を見せてもらっても同じものだとは信じられないぐらいの成長ぶりがおもしろい!
お気に入りを長くじっくり使い込むのってやっぱりいいなぁ、たのしいなぁ、と思ったのでした。

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Comments

はじめまして!!
実は前々から超ファンで、いつも拝見させていただいてはウキウキワクワク、物欲も沸々させていただいとります。
農林会館ビルでの写真展も、投票に伺いました。

(今日はGWの勢いを借りて初コメさせていただきます)

突然の質問ですが記事の「神戸のお店」はどちらなんでしょうか?
文具も本も大好きなので教えていただければ幸いです。

今は日々のダラダラ食いしん坊ブログみたいなのをやってるんですが、
趣味で集めてる文具や、はるるさんの真似して買ったPENの写真なんかの別ブログを立ち上げるのが夢な私です。

Posted by: ウシエ | Friday, 04 May 2012 03:33 PM

こんにちは。いつも楽しく拝見させていただいております。

同じカバー愛用してます!一昨年なんと当選してしまったのです。
今はMDノート文庫本サイズのカバー(日記帳です)となっています。

今まであまり感じたことのない皮革の手触りなので、
やや緊張しながらサラリとした上品な感触を楽しんでおります。

これを文庫本カバーにして読んでる方を見かけたら
思わず話しかけてしまいそうです‥‥‥!

Posted by: なるポン | Friday, 04 May 2012 05:54 PM

ウシエさん、はじめまして。
いつも読んでくださっているとのこと、ありがとうございます!
そしてそして、写真展に投票に行ってくださったなんて!!!
とても感激しています。本当にありがとうございました。

今回、このブックカバーを買ってきたのは、「アンリークイール(HENRY CUIR)」の神戸店です。
元町の旧居留地のレトロなビルに入っているお店ですけど、大丸の別館というか、いち売り場です。
かばんは涙が出そうに高価ですが、小物もいろいろなタイプがあって、見るだけでも飽きなくて楽しいのと、革の香りがいい気分なので、近くを通ったら、よくのぞきに行っています。

ところで・・・ウシエさんのBlogを拝見しました。
そちらの商店街、少し離れたところに祖父母の家があるのです~!
ですので、少し気合の入ったお買い物のときは、祖父母にくっついて行ってよく出かけてました。
もしかしたら、お店にもお邪魔していたことがあるかもしれませんね。
偶然に驚くと同時に、なつかしくてうれしかったです。
いつも活気があって素敵な場所ですよね。旦那さま、お仕事、がんばってくださいね!

(p.s. わたしも4月18日、オリックスの応援に行ってました☆)


Posted by: はるる | Saturday, 05 May 2012 12:24 PM

なるポンさん、はじめまして。

なんと、当選なさったのですね~
いいなぁ、いいなぁー!
わたしは、一度目の抽選で、根拠もなしに「当たるかも」と思い込んでいたら見事に外れてしまって、それ以来、毎年、悩んでは見送って・・・を繰り返しています。

MDノートと合わせておられるのですね。これまた、素敵なコラボですね。
わたしのはブックカバーなので、ペンホルダーがないので、手帳カバーとして使うなら、ペンホルダーがあればいいのになぁと思い、それならやっぱり、抽選販売をもう一度トライしてみたらいいじゃない、と心の声が秋から冬にかけてどんどん大きくなります。
この冬、もしも申し込んで、そして運よく当たったら、またご報告します!

Posted by: はるる | Saturday, 05 May 2012 12:31 PM

アンリークイールの店員はブックカバーを手帳カバーに使ってますよ。
ペン刺しが付いたックバンド も売ってますから、別にペンホルダーがなくっても大丈夫かと。
個人的に、糸井さんの焼き印が微妙…だからほぼ日のカバーは
いつも惜しい感じで買う気がしません。

Posted by: 通りすがり | Sunday, 30 September 2012 02:31 PM

通りすがりさん、こんにちは。

ペンホルダーのないブックカバータイプなら、本来どおりブックカバーとしても、手帳カバーとしても活用できますので、確かに便利ですよね。
以前は、手帳カバーには、ペンホルダーが絶対についててほしい派だったんですが、最近は、ペンケースや万年筆入れを持ち歩いているので、ペンホルダーはなくてもいいかな、と思えるようになりました。ちょっと成長(?)した気がします。

焼印がついているのは・・・・気がついていませんでした(^-^;

Posted by: はるる | Sunday, 30 September 2012 05:25 PM

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