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Monday, 23 September 2013

万年筆の日によせて

20130923

9月23日は万年筆の日だそうですね。
文具屋さんから来ていたダイレクトメールに書いてあったので初めて知りました。

万年筆の日にちなんで、去年の今頃お迎えした万年筆のその後について、書いておきたいと思います。

去年の9月、わたしは運命的な出会いを果たしました。
それは「いつか似合うようになったら手にしたい」と遠い憧れに思っていた中屋さんの万年筆。

なんだか、まだ早いような、でも、早く手にして長いおつきあいにしたほうがいいような・・・

何にも理由がないのに買っちゃいけないような気がしていた遠い存在だったのですが、近くのお店にやってきた出張販売で、好みの色と軸のものが一本、わたしを待ちかまえていました。
それは、十角ピッコロサイズの、青溜。
といっても、正式な名前を知ったのは買うと決まったあとのことで、頭の中では「かくかくのみじかいのでクリップ付き!」という呼び名ができていて、いつか買うならこれだな、と決めていたのです。

形は心に決まっていましたが、軸の色は、あれもいいな、これも素敵、といろいろ迷っていたのです。
でも、その時の出会いの決定的な決め手は、たまたま出会ったその軸の色でした。
ベースに緑、その上から青を重ねた色合い。
この2色のハーモニーは、わたしのもっとも好みとする色合わせでした。
頭の中に鳴り響く鐘の音。
あちらこちらの教会から一斉に音がしていたかのようでした。

そんな衝撃の出会いから一年。
「いつかは」なんて、やけに重たく感じていた存在だったけれど(お財布にはずっしり重かった・・・)、実際あつかいはじめてみると、特に気をつかうこともなく、ふつうに生活の中のいろんな書き物に活躍中です。

万年筆は細字が好みのわたしですが、この時は、書いてみると中字がやけにしっくりくる感じでしたので、中字でお迎えしました。
使い勝手としてはむしろ細字的に万能に活躍しています。お手紙にはもちろんいけるし、罫線の細いノートにだって十分対応可能。
細字か中字か、店頭では一瞬の間にずいぶん迷ったけれど、中字にして大正解でした。

もしも、次にまた出会いがあって、もう一本中屋さんでお迎えするようなことがあれば、その時はもう太字の世界に連れていってもらっちゃってもいいな!
と夢は広がる・・・

軸の色は、緑をベースにその上から青を塗っていると説明を聞いたけれど、それはやっぱり今でも中屋さんのホームページに登場してない。そう考えると、あの偶然の出会いは本当に貴重だった。

一年経って、軸の外観にはそれほど激しい変化はないんだろうな、と思って、去年撮った写真と比べてみたら、そんなことはなかった!
表情がかなり変わっています。
かくかくのところのベースの緑色が、より多めに表に出てきていて、線が太くなっています。そのために、より、見ため緑度の高い万年筆の顔に変わって来ているように思います。
この変化、妙にたのしい・・・
これは毎年記念撮影しなきゃだね♪

ただ文字を書いてそれが心地よくって、それだけじゃなくて軸が育つたのしみまでくれる奥深い万年筆。
インクでもさまざま遊べるし。万年筆ってほんとうに素敵。
いろんなたのしみをもらうことができるんだな~、としみじみ感じる、万年筆の日なのでした。

去年の出会いについての記事はこちらです。
満寿屋の原稿用紙とほんとに似合うわ~、と自画自賛ながら大好きな写真です。

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