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August 2014

Monday, 04 August 2014

くもりガラスの夏景色

20140803
夏というと、透明感のあるもの、爽やかさを感じさせてくれるものに心はひかれがち。
食器もガラスのものを使いたくなるし、文房具も、見た目に涼しいものをつい手に取ってしまいます。

そんな心境を知ってか知らずか、まさに透明感のある、魅惑のスケルトン万年筆が発売になっちゃいました。

プラチナ萬年筆の3776 センチュリー「NICE」 ニースです。

"ナイス"なのかと思ったけど、南仏のリゾート地、ニースでした。

プラチナの透明軸といえば、これまで限定発売された富士五湖シリーズがあって、わたしも、「本栖」を一本使っています。

本栖はペンの中身がよく見える完全な透明軸だったのに対して、今回のニースは、透明なんだけど100%クリアでもない、まるでくもりガラスみたいな印象の透明軸。サンドブラスト加工を施したボディにシェーパーカット加工、(←商品説明より)、だそうです。
シェーパーカットっていうのは、縦に入った筋のことみたいですが、これがなんだか、昔の建物にはまってた、柄入りガラスのカットを思わせます。こういうガラスのついた旧い建物に住みたいんだ~。

この万年筆がもうひとつ素敵なポイントは、ペン先含めて金具がピンクゴールドなところ。ピンクゴールド好きにはたまりません。
付属のコンバーターの金具部分が銀色で、初めは、「え~ピンクゴールドでお揃いじゃないの~」って思いましたが、つけてみるとそんなには、気にならなかったです。ピンクゴールドのコンバーター、見てみたい気もするけど・・・

新しい万年筆をお迎えしたら、次のたのしい悩みは、どんなインクと合わせるかですね。
”くもりガラスから見える青空”のイメージなんかどうかなぁ、と思って、最近ちょっと新規購入を自粛していたボトルインクを、ひさびさに買ってきました。

ナガサワ文具センターさんの、KobeINK物語、「六甲アイランドスカイ」です。
この色、前々から気になっていた色だっんです!
六甲アイランド、近所だし♪
何か使うきっかけがほしかったので、くもりガラス万年筆とのコーディネートは、いい背中押しになりました。ありがとうプラチナさん!

KobeINK物語も、今では色数がとってもたくさんに増えて、店頭でずらっと並んだ眺めはなかなかの迫力です。
ディスプレイされたボトルインクの行列をじーっと眺めていると、お店の方が、「こちらもご参考にどうぞ」って、ノートに全色手書きされた色見本を見せてくださいました。

実際に書かれたものを見て、ノートの上に色がどんな風に広がるか、それを各色比較して一覧することができるのが一番わかりやすくて、とっても参考になりました。
その色見本を見て、六甲アイランドスカイ、今、心が探している色に間違いないわ。って確信して、決めました。

この色は、ラベルは薄い水色のような印刷ですが、実際のインクは、書いてから少し時間が経つと、ラベルと同じような色に落ち着きます。水色は水色なんですが、青空の色を水で薄めたような、少しはかないめの、青色なんです。
六甲アイランドは海に浮かぶ島で、向かいの山から見つめると、海と空とが接する間にきらっと島がある、そんな場所なんですが、その、海とも空とも区分けしにくいあたりの印象が、よく表現されているインク色だなあ、と思います。
くもりガラスの窓から海に浮かぶ島と青空を眺めているつもりで、この万年筆を使っています。

・・・はっ。万年筆の由来は南仏のニースでしたね。
ニースに行ったことがないのでイメージがわきにくくて、つい、神戸で足踏みしてしまいましたが、ニースという響き、やっぱり憧れの場所です。
大人になったら(ってもういい大人だった)ゆっくり時間をかけて滞在してみたいなあ。クルージングしたり、時間を気にせず、のんびり昼寝したりするの・・・。何も考えず。
でも実際は、ひたすら絵はがき書いてそう。
本当にニースに旅することができたなら、もちろんその時はこの万年筆、持っていきます。

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