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Sunday, 14 June 2015

くもりガラスの夏景色・2015

20150614

梅雨入り宣言したとたん、なんだか晴れの日が多い、そんな関西地方です。

紫陽花にも通りのあちこちで会える、目にもたのしい季節となりました。

雨の日は嫌いではないのですが、どうしても、心はその次の夏を迎えに行ってしまいます。

万年筆のインクも、そろそろ夏への準備を始めています。

夏といえば、やはり海色。
海と山が近いので、一年を通して、自然から季節の移り変わりを感じることは多いです。

でも一年中、海を間近に感じていたいと思うことも。
そんな時はやっぱり、海色インクで心の中の季節を演出して、あそんでしまいます。

昨年お迎えした、くもりガラスの万年筆、プラチナのNICE(ニース)を愛しすぎて、もう一色だけインクを使い分けたいと、思いは募ってはや一年。
一年思い続けたならいいでしょう!と、ついに心の中の認可書が発行されました♪ (・・・わりと、審査はゆるい)

それで、大きな声では言えませんが(といいつつも書くけど)、3本目となるNICEは、2本目の細字さん。こちらに合わせるインクは、万年筆をお迎えする以前に、早くから決まっていたのです。

それは、ナガサワ文具センターさんの「KobeINK物語」の、塩屋ブルー。
神戸の各地にちなんだインクシリーズのなかでも、その地名にはとても思い入れのあるインクです。

塩屋は、JRだと海岸のきわきわを線路が走る、電車に乗っていれば「窓あけたーい!」と叫びたくなる、海沿い沿線のエリアです。山の方へ目を向ければ、急な斜面に住宅がたくさん。いつかあの中のどこかに住みたい、と子供のころからあたためている片想いは、ずいぶん長く続いているけれど、まだ成就していません。

そんな片想いも、インクだけならかないました。好きなだけ、塩屋インクで書くことができる。こんな贅沢が許されるなんて、大人になってよかった。

真っ青なんだけど、陽射しのまぶしさと雲の白さが混ざって、少し淡くなった海色が、わたしの塩屋の海のイメージです。
海岸そのものよりも、急な坂道の上から見渡している海の風景のほうが、なんとなく塩屋という場所っぽく、わたしの中では思えます。
この「塩屋ブルー」も、ちょうどそんな、淡い海色のインクです。

白いノートのページを海岸の白い砂に見立てて、文字を綴れば、気分はもう夏休み。
夏休みの宿題の絵日記を、このインクと万年筆で書いたらさぞかし素敵な一冊に仕上がることでしょうね!
(そんな小学生はいないか・・・)

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