・diary:Smythson

Tuesday, 04 January 2011

ナイルブルーではじまる1年

20110104あけましておめでとうございます。
新たな年、なんだかわくわくしますね。

2011年も、今までと変わらず、のんびり徒歩ペースの更新になることかと思いますが、ひとときの息抜き的に、のぞきに来てくださるとこの上なく嬉しいです。
今年もどうぞよろしくお願いします。

さて、年末年始は各方面、なんやかんやの恒例行事がありまして、それなりに忙しくしていましたが、そんな合い間を縫って、手書き活動もしっかりと楽しんでおりました。

まずは年始のセレモニー。今年の自分への約束として、堅実な目標と壮大な野望を大胆にもダイアリーの冒頭に記しておきます!
年末、これらの達成状況がどうなっているか見ものだわ~。(って、本気で達成する気はあるんでしょうか!?)

他にはカレンダーの移行作業をしたり。とは言っても各種回収の日など生活感たっぷりな事柄ばかりですが、こういうことがカレンダーに書かれ始めると、いよいよ今年の生活が回り出したな~、という気持ちになります。

この移行作業や年賀状含めて、いろんな手書き行事に事欠かないのが、この年末年始という季節の醍醐味ですね。

休日となれば早起きできるタイプなので、まだ夜が明けぬうちから活動開始。とっておきの珈琲にミルクを入れて、ストーブに火を(電気です)点し、あれこれ書き付けていたらいつまのにか夜が明けそうになっていて、ベランダに出てカメラを構えたり。こういう時間が楽しいのです。

さて、2011年に使うスマイソンのパナマダイアリーはナイルブルーです。
2010年と2009年は赤いパナマダイアリーを使っていたので、3年目の今年、少し気分を変えてみようと、ナイルブルーを選びました。
(これまで使っていたパナマダイアリーについての記事はこちらにまとまっています)

夏が終わらないうちにオーダーして、箱の中で出番を待っていた2011年のパナマダイアリー。ようやくお呼びがかかりました。
夏に見たときは「夏っぽい涼しげなブルーだなあ」と思い、冬である今なら「雪景色のブルーに見えなくもない」と都合のよい解釈ができる便利な色。
ナイルブルーは”スマイソンの色”。パナマノートは使っていましたが、一度ダイアリーでも使ってみたかったのです。
創業者のフランク・スマイソンさんがエジプトを旅した際に感動したナイルの青き流れ、から来ている色がナイルブルーだそうですが、わたしが何年も前にみたナイル河は、土色の記憶しかないけどなあ・・・
そのかわり、ナイル河の上空は、それまでもそのあとも見たこともないほど真っ青だったことを鮮烈に覚えています。

ナイルブルーののパナマノート、小口はシルバーに塗られています。ゴールドの小口とは、またがらっと印象が違うのが面白いです。とてもクールでさっぱりした表情だと思います。
(そう、今年はちょっとクールな女性を目指したいのよ!)

使い始めのパナマダイアリーのページを開くとき、紙と紙が離れる際、ぱりっというわずかな音がします。この音が消えるようになる頃には、新しい色のダイアリーも、なじみが出てくるのでしょう。まだ新しい表紙の手触りも、どこかよそよそしく感じられ、このダイアリーと自分との間にある距離を感じさせます。
日々しっかり使い込んで、早く自分のものにしていきたいな。

早速、1月1日から、数行の日記を小さな文字でページに綴ります。
これからも、これまでの年と同じように、身の回りに起きるささやかなことを、このパナマダイアリーに伝えます。

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Saturday, 21 August 2010

2011年手帳への助走:SMYTHSON篇

20100821英国スマイソンでは、2011年用ダイアリーのオンラインでの販売がはじまりました。

去年も、同じ時期にオンライン販売が開始になりましたが、翌月にイギリスに行くことが決まっていたので、まだ見ぬその本店への期待を胸に膨らませつつ、下見気分でゆうゆうと画面を眺めていられました。

寂しいことに今年はその予定もなく、「去年はこの時期、るんるんだったなあ」と思い起こしつつ、来年のダイアリーはどのタイプにしようか、といろいろ考えました。

パナマダイアリーを使って2年目となる今年2010年は、昨年、その旅行の際にロンドンの本店で選んできた、ベルトつきの赤のダイアリーを使っています。

私のパナマダイアリーは、スケジュール帳としてはなく、もっぱら「懐中日記」として活用しています。中に書いてあることは、日ごとの気楽な日記文と、そして、気温と天気など。
今年は神戸も猛暑で、日本は熱帯になってしまうのでは?と心配になりつつも、1月のページを見ると「8℃/-1℃」と最高気温・最低気温が書いてあり、「やっぱり、冬はちゃんと寒かった!」と安心します。連日35℃近くの数値を書き入れている最近ですが、そんな過去の記録を目にすると、ちょっとだけ涼むことができたりもします。

落ち着いたブルーのフェザーウェイトペーパーの上には、どんな万年筆インクも問題なく乗っかります。最近、この紙の上に文字を書いている時間が楽しすぎて、たくさん書きたいという思いから、日に日に文字は小さくなっていっているのが自分でもおかしいです。
1日分に割り当てられたスペースは高さ3cm。そのスペースに、最近では7~8行は書いています。ちいさいくせして、お値段は決してかわいいとはいかない涙のダイアリーですが、この紙にこれだけの文字を書いたなら、もとは充分取っている!(とつい思ってしまう関西人です。)

ここまで小さい文字を入れるのためには、相棒として使う万年筆はやはり国産の細字がベストです。外国の万年筆だと、EFでもどうしても文字が大きめになってしまいます。
インクは、ダイアリー用紙のブルーに負けないよう、はっきりしたあおいろを中心に用いています。

今週の当番は、色彩雫(iroshizuku)の「露草」を入れたセーラープロフェッショナルギアスリムのFです。
先週はモンブランのブルーブラックを入れたパイロットカスタム98。その前の週は、プラチナのブルーブラックとポケット万年筆・いちごさん。一週間、同じ色を使って書くことにしています。

さて、来年、2011年のパナマダイアリーの色は、Nile Blueにしよう!と心を決め、早々にオーダーを済ませてきました!
毎年、ダイアリーを使っていると10月のページの中に、翌年のダイアリーオーダー用紙が挟まっているので、それをエアメイルで送ってオーダーするのもロマンチックだなあ~と年の初めには考えていたりもしたのですが、オンラインの簡単さにあっさりと負けました。

ダイアリーが丁寧に梱包され、ボンドストリートを出発して、飛行機に乗り、いくつかの空港を経由して、私のもとへ旅してくるんだなと思うとこの上なく楽しみです。

こうやって、徐々に来年の手帳の準備を始め、次の一年への助走をスタートさせてはいるけれど、まだ2010年は3分の1も残っているのでした!
残りの今年のダイアリーページにも、いろんなことを書けるよう、さらに頑張るぞ!と、引き締まった気持ちにもなってきます。

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Tuesday, 20 July 2010

SMYTHSON Organiser ”BIJOU”

20100720

海の向こうのスマイソンからSALEのお知らせメールがやってきたのが6月のこと。
しばらくは目をかたく閉ざしていたのですが、対ユーロがあまりに円高な為替レートにぐいぐい背中を押され、ついに抵抗しきれなくなってしまいました。

昨秋の欧州旅行では、ロンドン滞在日に念願のスマイソン本店訪問を果たしたのですが、その時に店頭で見た「マラカイト」シリーズが今回SALE対象に含まれていたというのもまた、運命のいたずら。

「マラカイト」ってなんとなく名前が化石っぽいけど、(マンモスとかアンモナイトとか・・・)綺麗なエメラルドグリーンの石の名前なんですね。

母親の本棚から奪い取ったままの「天然石辞典」にも載っていました。日本では「孔雀石」と呼ばれている。この石の持つ効き目としては、”邪気払いに効果有り”と云われている、ですって。まあ。
よく、掛け軸の両端についている、ふさ付きの卵形の石ですか?(ちがうかな~)

孔雀というと、どうしてもあおみどりを想起させるのですが、孔雀の色から来ているのではなく、石にあらわれる縞模様の層が、孔雀の羽を思わせるからなんだそうです。

昨年、スマイソンの本店では、ガラスのオープンケースに、まばゆいほどの照明を受けてこのマラカイトシリーズの革小物やダイアリー達が輝いていました。お店の紳士に「どうぞ気軽に手に取ってご覧ください」と促されるものの、あまりの荘厳さに手がおじ気づいて、あんまりしげしげと見られなかったよ~という、後悔たっぷりのシリーズだったわけなのです。

さんざん悩んだ挙句、その時は、別の色のダイアリーやパナマノートを買ってきたのですが、マラカイトシリーズの、あの深くて明るいみどりは帰国後も瞼に焼きついていました・・・・
そんなマラカイトシリーズを含むアイテム達がセールになっているというメールを無視して過ごすことは、そう何日もできるものではありませんでした。
これも運命に違いないわ!といつものお約束の都合のいい解釈。せっかくこんな為替レートの折だし、渡航費用から考えれば送料もなんのその!とWebオーダーを済ませると、一週間も経たないうちに、わが家へ青い箱がやってきてくれました。

ちなみに、宅配業者の荷物追跡サービスで確認すると、今回の青い箱の旅の経路は、イギリス(ロンドン)→ドイツ(ライプツィヒ)→香港→関西空港というルートだったようです。現代の航空貨物の仕組みはすごいですね。なんとも上手に短期間で乗り継ぎしてくるものなんですねえ。

さて、荷物が届いた後すぐに、真面目な小旅行(←人呼んで出張という)の予定があったたので、早速開封し、旅のお供として同行してもらうことにしました。今回のスマイソンでのお買い物は他にも2点あったのですが、とりあえずは、マラカイトシリーズのビジュー・オーガナイザーという、ミニ6穴仕様のシステムダイアリーを荷物に入れて出発しました。

今回、マラカイトシリーズの中でビジュー・オーガナイザーに決めたのは、手頃なサイズだということはもとより、シンプルなその姿に惹かれたからです。表紙を留めるのが金具無しのベルトという、簡潔さがとても気に入りました。その反面、中に使われている金具はさりげなくゴールドで、使うときのひそやかな楽しみとして気分が盛り上がるのもいいなあと思い、このオーガナイザーに決めました。

このオーガナイザーには、表紙を開いたところに左端にペンを差すスペースが作られており、ここにゴールドのペンシルが付属しています。昨年買って来たダイアリーにも付いていた、ツイストタイプのクリップ無しペンシルです。
中にレフィルとインデックス仕切りが装備されているのも嬉しいです。青い紙製インデックスには「DIARY」「ADDRESS&NUMBERS」「NOTES」の刻印。アドレス用にはさらに、見出しのアルファベットが瀟洒な金文字で刻印された透明樹脂製のアドレスインデックスとアドレス用レフィルが付属しています。そして、細い罫のノートレフィルが26枚!!なぜに26枚?
ノートレフィルとアドレスレフィルの小口には金色きらめく塗りが施されています。相変わらず、手を切りそうなぐらい角の揃った断面に金色が映えて美しい!

レフィルの用紙は、パナマノートよりも若干厚めの紙が使用されているらしく、一枚でもしっかりとした感触があります。紙というよりもカードに近い安心感があります。そしてそして、ノートと同様、透かしも入り、うっとり感に包まれます。
確かに、長く使うアドレス帳の用紙にはこういった丈夫な紙であれば、ハードな使用に耐えて、使い勝手もいいんだろうなあ。なんといってもアドレス帳なら、ずっとずっと使えるしね~。(と、アドレス帳をスマイソン製レフィルに移行するという、よこしまな夢を描いてみたり。)

横罫レフィルには、記念に万年筆で数枚書き記してみました。パナマノートのフェザーウェイトですら滲みない抜けない万年筆インクに、厚みのあるこのレフィルに間違いが起きようはずもありません。マジックで書こうが筆でしたためようが、きっとびくともしないんだろうなあ、この紙・・・

そしてバインダーの方なんですが。早速使ってみて、あまりの使いやすさに既に手放せなくなってしまって困っています。というのも、開いて置いた時にフラットに開き、それが思いがけず使いやすいポイントだったのです。

システム手帳には、表紙が180度ぺたんと開かないものもたまにあると思うのですが、意外とこれまではそういう点をチェックせずに買って使っていたことが、自分の場合はほとんどでした。ですので今回、フラットに開くのは思いがけない、嬉しい要素でした。
手で押さえていなくても開けっ放しにしておけることで、いつも机においておく事ができ、メモ帳のように気軽に使えてしまいます。(もちろん、純正レフィルは気軽に使えない豪華さなので、メモ用途には別のミニ6穴用紙をはさんでいますが・・・)

そして、ペンシルホルダーがある分だけ、日本のミニ6穴のシステム手帳のバインダーよりも、おそらく少しだけ横に幅が広く、それも使いやすさのポイントの一つかもしれません。中にいろいろはさんで持ち歩くのに、この「ちょっとだけ幅広い」という絶妙なサイズ感が、好都合なのです。

前表紙にも後表紙にも、内側には、ポケットがあります。前には合計2箇所のポケット、後ろは1箇所。前のポケットは、名刺サイズの用紙が入る小ポケットと二段になっています。こういう機能もまた便利そう。 視覚的な悦びとともに、機能面でもにんまりさせてくれるなんて。やっぱり素敵。

高貴な生まれでありながら、庶民の生活にこんなに気楽に融けこんでくれるこのビジュー・オーガナイザーに敬意を表さずにはいられません。それにしても・・・あまりのなじみのよさに、その高貴な出自を既に忘れそうになっている自分も怖い。でも、文房具に限らず、ものは「使ってなんぼ!」なのですから、この垣根の低さはとても嬉しいです。

運命のいたずらでこんな普通のおうちに連れてきてごめんよ。でも他の子たちと同様、大活躍してもらうからね。いずれは100%、青い純正レフィルで満たしてあげたいけれど、いまのところは国産レフィルとも仲良くしててちょうだいね。

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Sunday, 06 June 2010

日々を書き留めるスマイソン

20100606

手帳のお話しが出たところで、ついでにスマイソンの近況報告です。

昨年、念願かなってボンドストリートのお店で買ってきたパナマ・ダイアリー(正式には”Panama Diary with pocket, pencil in sheath and tuck closure”)。
この赤い手帳は現在、「携帯用日記帳」として活躍中です。

スケジュール帳として使うつもりで買ってきましたが、日記帳になった理由はただひとつ、使っているうちに「この紙に、もっとたくさん文字を書きたくなってきた」からなのです。

文字の書き込みには、プラチナのポケット万年筆「いちごさん(←と、呼んでいる)」を使います。インクはプラチナのブルーブラック。

2009年のスマイソンにもいちごさんを使っていて、(去年も一緒に写真撮ってますね。) 細字で極小の文字を書けるのが都合が良かったので、今年も引き続き愛用しています。

1日の欄に8行というかなりぎゅうぎゅうな詰め込み方で、文字はとっても小さくなってしまいますが、これが、秘密感満載で楽しすぎる。ブルーのページに、落ち着きのある紺色でびっしりと埋めていくと、時間を忘れます。

これだけの文字を書き込んでいると、裏へ抜けたりすると次のページを書きたくなくなってしまいますが、スマイソンの紙にはそんな事が全く起きず、どんなに前のページに莫大な数の文字が載っていたとしても、次のページをめくると、まるで何事もなかったかのように新しいページが迎えてくれます。それに、インクの乾きが速いのもありがたい。そういう意味でも、賞賛に値するダイアリーなのだ!と思います。 (もっとお求めやすくなったらさらに惜しみない賞賛を送るのになぁ。)

といっても、ダイアリーに書いている内容は、取るに足りない普通の日常生活のことです。誰かと会ったとか、誰かから手紙が来たとか、何かを買ったとか買わなかったとか、どこかで何かを食べたとか。仕事でのことがたま~にはさまることもありますが、たいていはプライベートなことに関する端的な記録です。

仕事のスケジュール+プライベートのスケジュールを集約した「時間軸的行動記録」は能率手帳ゴールドが担当で、それぞれ、分冊に記録したことを、ざっくりとまとめて10年日記帳に総合的につけていく、という構成になっている・・・はずなのですが、毎日がっちりとできているわけではありません。週末など時間のあるときや、無性に文字を書きたいときなどにまとめて書き付けていくこともあります。

さて、このスマイソンですが、たいしたことは書いていないにしても、好き勝手に書いているため、人前ではもはや恥ずかしくて開くことはできません。そういう意味では、うっかり開いてしまわないベルトつきを選んでよかったな、って思っています。

2009年はシンプルなパナマ・ダイアリーにしましたが、今年は2年生になったということと、スマイソン本店でのお買い物の記念ということで、少しグレードアップして選んでみましたが、ベルトがついていることに加えて、ゴールドのペンシルが付属しているところが去年と大きく違うところです。

ゴールドのペンシルは、0.7mmの芯を使うタイプです。クリップなしのほっそりしたお姿は、アイブローペンシルのような感じです。
万年筆で書き込みしたいがためにあんまり出番がなくて可哀想なペンシルですが、ダイアリーと一体化しているかのように自然に溶け込んだデザインで、やっぱりそばにいてくれると嬉しいのです。

オンラインショップでは、2011年のダイアリーは夏の終わり頃に紹介されるようで、今からその日が楽しみです。去年はベルトなし、今年はベルトつきで、それぞれに使い勝手は良いので、来年、どのタイプにするかは大いに悩みそう。

ほんとうは、来年用も、ボンドストリートのお店に買い出しに行きたい!のですが・・・
ヨーロッパ、もうちょっと近かったなら。週末にデンして帰ってこられるのになあ。

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Wednesday, 14 October 2009

西暦2010年のパートナー。(その3:ロンドンで出会うスマイソン)

20091014先月の欧州旅行では、ドイツ→ベルギーと来て、ドーバー海峡(の海底)を渡り(潜り)、さいごにイギリスへとたどり着きました。
イギリス入国は土曜日の夕方前。着いたらすぐに、出かけるべき場所があったのです。明日じゃだめなんです。

それは、ボンド・ストリート!

今年は航空便でやってきたスマイソンのパナマダイアリー(続編その1その2。ずいぶん書いてますねぇ。気合を感じるわ)でしたが、2010年用はぜひともボンド・ストリートの本店にて購入したい!とイギリス行きを決めたその日から夢見て数箇月。
ついに、その日がやって来ました。

スマイソンは日曜日がお休みだから、どうしても今日出かけておかなければ。友達にも付き合ってもらい、地下鉄に乗って出かけました。

土曜日の午後ということもあり、ボンド・ストリートは休日のショッピングを楽しむ人でいっぱい!
買う人はとことん買う感じで、高級ブティックの紙袋をいくつも手に持った美しき英国美男美女の群れ、まるで飛び出す映画を見ているかのよう!

と、見とれている間もなく、一路スマイソンへと向かいます。時間がないんだ、青春は。

地下鉄のボンド・ストリート駅から地上へ出て、ショーウィンドウがきらめく通りを数分歩いたら、憧れのスマイソンのフラッグがはためいているのが見えました。

お店の構えとしては、いかにも重厚な、だけれども、そんなに入りにくいわけでもない、素敵なたたずまいでした(と思う)。あまりに舞い上がり、お店の写真ももちろん撮っていないし、じっくり観察するのも忘れてたのであんまり詳細は覚えていないのです!

そう。わかっているんです。本当は。
車で乗り付けて、バッグなどあれやこれやと華麗にお買い物して、「あっそうそう、今年もクリスマスカードはいつものデザインでね・・・」と打ち合わせをして、ついでにダイアリーとノート、というお客様がこのお店には似合うのだ、ということは、じゅうじゅう承知しております。
でも、旅の記念にスマイソンでお買い物、したかったの!それではるばる来たんだもん。えーい思い切って、お店の中へおじゃましまーす。

という緊張が拍子抜けするくらい、とってもフレンドリーな女性店員さんがにっこりと出迎えてくれました。「こんにちは。手帳を見にきました」と伝えると、どうぞ、とコーナーに案内してくれました。

旅に出る前、家に送られてくるカタログやウェブサイトでふんだんに事前学習した結果、水色のパナマダイアリーを買うつもりでいたのだけれど、やっぱり、現物を見るといろいろ心が揺れてしまい、ダイアリーコーナーだけでもずいぶん長居してしまった!

巨大なデスクダイアリーも素敵だったけれど、まだ30年早い感じ。私にあれが似合う日は、来ないなきっと。
棚に並んだ色とりどりの革小物も、鮮やかで美しすぎる。ため息が(いろんな意味で)出るようなものばかりでした。
お財布やバッグなんかも素敵だったよぅ。同じラインで揃えたらさぞ素敵だろうなあ。ふぅ。思い出してもため息ばかりです。

いろいろ悩んだあげく、実物の感触がとっても幸せで、深い赤が素敵だった、ピッグスキンのベルトつきパナマダイアリーに決めました。ゴールドの細いペンシルがついているタイプです。

他には、これも事前に決めていた、ナイルブルーのパナマノート(普通の横罫ノート)とフューシャのパナマバースデイノートを一冊ずつ。
バースデイノートは、365日ぶんの記入欄があり、その日のお誕生日の人を書きとめておくためのノートです。このノートにしたのは、一生ずっと使えそうだと思ったから。同じ理由でアドレスノートでもいいかなと思ったのですが、見出しがアルファベットだと使いにくいかなあと思って、バースデイノートにしました。

ところで、前回も書いたように、このパナマダイアリーにはマンスリーのページがないので、予定を立てる際や、長期にわたるスケジュールを書いておくという用途が、ちょっとだけ悩みの種でした。2009101403

そこで、ダイゴーから出ているハンディピックシリーズの、ジャバラ式月間ダイアリーE1094(webカタログの中にあります)を、パナマダイアリーの裏表紙につけたポケットに差し込んで使っています。これがまさにパナマダイアリーにジャストサイズなんです。

そしてメモ代わりにあわせてポケットに差し込んでいるのは、昨年の能率手帳ゴールド小型版についてきた別冊ノート。これもまた、はかったようにパナマダイアリーにぴったりサイズ。なんて素晴らしい競演!と、その偶然に驚かずにはいられません。(それとも、そういうサイズの規格があるのかしら?)

このふたつの別冊のおかげで、月間ページのない不便さも解消、メモ欄が欲しいという要望も一気にかなえられました。

毎年、こうやって旅に出て、ロンドンでスマイソンに立ち寄ることができるような機会があればいいのになあ。
それを励みに、しっかり働こうと思います。

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Monday, 17 August 2009

8月のパナマ・ダイアリー。

20090817 今年、はじめて使ってみた憧れのスマイソン・パナマダイアリーも折り返し地点をすぎました。

女王陛下の国からこんな極東の普通の民家に下られたという涙の運命にもめげず、今ではすっかり、平民としての気楽な生活を送っているようです。

(イギリスからやってきたときの気合入りすぎな文章、おかしい・・・)

このダイアリーは、本文の紙がかなりしっかりとした青色をしているため、インクも濃ゆい色でなければ、文字が負けてしまいます。

家じゅうの万年筆とインクでオーディションをしてみた結果、定番筆記具としてスマイソンのお供を仰せつかったのは、プラチナのいちご柄ポケット万年筆(14K細字)と、プラチナのブルーブラックインクの日本人コンビです。

アウロラのタレンタム・フィネス+ウォーターマンのブルーブラックも、この青色紙の上になかなかいい表情を出してくれるので有力候補でした。しかしなんといっても、このポケット万年筆の携帯のしやすさは手帳用に最適なので、近頃はこの組み合わせでかばんに入っていることがほとんどです。

パナマダイアリーは、ブロックカレンダーなどの月間ページがなく、2ページで1週間のゆったりウィークリーページがメインなので、先の予定を管理するというよりも、どちらかというと”振り返り用”の手帳として使っています。

今日の行動を簡単に書いておくのと、支出メモが主な役目。レシートがお財布の中ですぐにたまってしまうので、レシートから項目と金額を簡単に転記して、その時点でレシートは捨ててしまいます。
それから、図書館で借りた本のタイトルや返却期限をメモしたり。こうやってこまごまとしたことを書いておいて、時間のあるときにこのダイアリーを見ながら、ほぼ日手帳や日記帳、読書帳など、それぞれの用途のノートに書き写します。

支出メモは書いているものの、なかなか家計簿がつけられていませんが、DSの家計簿ソフトで支出をつけていこうかなあと思っています。支出グラフなどもできて楽しそうだし。
(新しいソフトが出るかなーと勝手に期待してずっと待っているのに、新しいのがなかなか出ません。もう、今出ているものを買うしかないかしら・・・)

このパナマダイアリー、ポケットなしのものを買ったので、ちょっとはさんでおきたいものをしまうところがありません。そこで、コクヨの貼り付けられる透明ポケットを買って来て、サイズに合わせてカットし、裏表紙の内側に貼り付けると、収納スペースができました。裏表紙はロンドンの地下鉄路線図、ダイアリーを買ったときは、まあ使うことはないでしょう、と思っていたら、今年ロンドンに行く機会ができたので、眺めては予習をしています。

あと、このダイアリーについていると嬉しかった機能としては、やはり、月間ブロックカレンダー。しかし、そこは老舗のポリシー。これは、この手帳につく日は来なさそうなので、別途調達することにします。

今は、このダイアリーのサイズに合わせてパソコンで作成した月間カレンダーを情報ページにマスキングテープで貼り付け、月が替わったらはがして、翌月のカレンダーに貼り替えています。最近素敵な柄が多いので、つい際限なく増えてしまうマスキングテープですが、こういう時に貼りはがしがしやすいので便利だなと思います。

さて、このパナマダイアリー、紙が軽くて扱いやすく、万年筆でも書きやすく、何よりもインクの豊かな味わいが存分に楽しめるので、来年もぜひとも使いたい!と今からどの色にしようか悩んでいます。
webでは、もう2010年のダイアリーラインナップが堪能できます。この写真のように、自分の名前が”シャルロッテ”なら、こんな風に表紙にどばん!と名前を入れても素敵でしょうが、いくら名入れ好きな私でも、さすがにスマイソンの表紙に自分の名前は恐れ多いけれど、イニシャルぐらい入れてもらってもいいかも!
このブルー、すごくきれいな色だなあ。

ロンドンでは、ボンドストリートのスマイソンにぜひともお邪魔して、来年のダイアリーを選んで帰って来たいと思っています。

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Saturday, 31 January 2009

パナマダイアリーを使ってみました。

20090131 それから本当に忙しくなって、リボンをかけたままスマイソンの箱はしばらく棚に飾ることになってしまったのですがついに開封のときが来ました。

あまりに上手にリボン結びになっているのをほどいてしまうのがもったいなくて、しっかり記念撮影を済ませた上で、意を決してナイルブルーの箱にかけられた濃紺のリボンをほどきました。

ついにパナマダイアリーに対面。

のっけから意外な攻撃、表紙に「帯」が付いていました。それはよくあることですが、

帯のくせにあまりにしっかりした黒い堅い紙で。
帯のくせに寸分の隙もなく表紙にジャストサイズにがっしり貼り合わせてあって。
帯のくせに金文字が素敵過ぎるじゃない。

あまりの完成度が恐れ多くて、外せない・・・

気を取り直して先へ進みます。いよいよ、ダイアリーを手に取りましたよ!表紙の革はつやつやしてかなりしっかりしていて、絶対に傷などつきそうにない表面が頼もしいかぎり!

あまりにも輝いているので「本当に革かしら(に決まってるでしょ!)」と香りをかいでみたら、革の良い匂いがしました。
この表紙、使うにつれてどんな感じに変化していくのか、期待感がつのります。

そしてダイアリー1冊の体重は、不安になりそうなぐらい、ほんっとに軽いです。

2009013104さて、中身の紙なんですが。けっこう青い青です。(われながら、なんという表現!)
もう完全にイメージ勝負ですが、英国紳士が身につけているであろうワイシャツの色(ますますわからん・・・)。
そのブルーの紙の上に、一段濃ゆいブルーの文字が印刷色に使われています。そして毎ページにSMYTHON REGISTERED FETHERWEIGHT LONDONの透かしが見えて、いちいち気分を高めてくれます。

まずは歓迎の意味を込めて、パーソナルノーツページに名前と住所を書き込みます。使ってみたインクはタレンタムに入れたウォーターマンのブルーブラックです。

次の行を書いているうちに、もう直前に書いた文字は乾いています。おそるべきインクの乗り具合!
そして紙はしっかり薄いくせに、裏移りしません。

確かに万年筆による筆記に最適の、理想的な紙だということははっきりわかりました。

ただ、紙の性能だけで論じるとすれば、能率手帳用紙だって決して負けてないよね、というのが正直な感想。
(たった1ページ書いただけで感想を述べるなと愛好家の方に怒られそう。)

インクを受け止めてくれる懐の深さは、それぞれに個性があり、どちらもやっぱり「書いていて楽しい」「ずっと書いていたい」を呼び込む書き心地だと思います。

では、スマイソンに憧れるのはどこに惹かれての事なのか、ということになりますが、私の場合、やっぱりそれはページに収録された内容であったり、革製品としてのたたずまい、はたまた、ボンドストリートや英国文化への憧れをスマイソンを使うことによってたぐりよせている、そんな気がします。手にするたびに、ページを開くたびにイギリスに連れて行ってもらえる、そんな体験込みの、使う喜びかもしれません。
だから、能率手帳ともほぼ日手帳ともそれぞれ違う世界でうまく両立してやっていけそう。

2009013105 昔、先輩にもらったカードはスマイソンでした。イギリスに留学していたこともあるいわゆるお嬢様が使うお手紙用品とはこのようなものか!と感動した記憶があります。その大人な手紙を見て、いつか使ってみたいなあと思っていました。今回、お手紙用品を一緒にオーダーしなかったのが今になって悔やまれますが、ちょっと本気で久々にイギリスに行きたくなりました。

マイルも貯まってるし、今年の夏あたり、行こっかな!

とここに書いて、そしてパナマダイアリーにもこの決意をしっかり書きとめておきます。

一緒にやってきたショッツ・ミセレィニィ・ダイアリーのゴートスキンの表紙は、予想以上に落ち着いたオレンジ色で、大好きな色でした。

手帳というよりも本みたい。
1年で使い切るなんてもったいない!という気にならずにはいられない。中身はパナマ・ダイアリーと比べると、日付に使われている文字も違っていたり、個性があるので、それらの違いも興味深いです。またお互いの印象をまとめてみようと思います。

こちらも、使えば使うほど風合いの貫禄が出るに違いない革で、ゆっくり何かを書きためて書き足して・・・そんな使い方をしていくのが似合いそうな一冊です。

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Wednesday, 28 January 2009

スマイソンへの旅。

20090128どうして、こんな便利な時代になっちゃったんでしょうね。
海の向こうの憧れのお店から、飛行機に乗って、青い箱におさまったそれがやってきたんです。

というか、ついにやってしまいました。憧れのスマイソンでお買いもの!

「いつかは」って思ってた、その「いつか」に備えて購読していたスマイソンのメールマガジンに、”SALE”の文字が・・・

万年筆での筆記にこの上なくしあわせな書き心地だという中紙、その天国すぎる革の手触り・・・
あらゆるところでその賛辞に接するうちに、「いつか」が近づく予感が確信に。

1月が始まってまだ半月ぐらいなのに、”半額にしたよ”とは、随分思いきったお手紙をくれるではありませんか!

はじめてのスマイソンにはやはり、夢想のとおりダイアリーで入門したい。
で、赤いPANAMA DIARYと、オレンジ色のSCHOTT'S MISCELLANY DIARYを意を決してオーダー。(とても一冊にできなかった)

そして、同じ送料がかかるならと、革のパスポートカバー(英国人仕様)も勢いでオーダーしてみました。
もちろん、英国のパスポートは持っていませんが、ゴールドで誇らしくプリントされた三頭の獅子が素敵だったから。

余談ですが私、外国のパスポートカバー大好きなんです。ドイツでも、郵便局で売られてるパスポートカバーを大喜びで買ったくち。
あの、旅情溢れる雰囲気がなんとも魅力的で。持っているだけでバーチャル旅に出られる、幸せなグッズです。

さて、スマイソンからの荷物はあっさり、A4のクッション封筒にて届きました。封筒の中には、濃い紺色のグログランリボンをかけたナイルブルーの箱。(が、みっつ。)

パスポートカバーはピッグスキンで、厚みもあって強靭です。内側は両サイドが斜めにカットされている形です。日本のパスポートにもサイズが合うので、正統派にパスポートカバーとして使えます。
だけどそれじゃなかなか出番がなくて寂しいよう。パスポートを使うために旅に出たいぐらいだ。

なんて考えていたら、ノートカバーとして使えるな!と気がつき、家にあったLiFEのちいさいノートを入れてみました。そしたらぴったりサイズ。
早速、今日からお出かけのおともにしています。

手帳のほうは、紺色のリボンをほどいてしまうのがもったいなくて、まだ他の箱は開けてないのです。
あと2箱、クリスマスプレゼントをいつまでも枕元に置いてる子供のような、うきうきした気持ちで棚に飾っています。
我慢がきかなくなったら、ゆっくりと味わいながら開いてみようと思います。

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